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第一章 春の思い出
四季とは素晴らしいものである。
春夏秋冬、それぞれに良さがあり、もちろん悪さもある。
そのなかでも僕は春が好きである。
今の季節は冬、もう少しすれば春がやってくる。
今の時期、やはり考える。
春が早く来て欲しい。
そう切実に思う。
春が終わると梅雨がやってくる。
その梅雨も感じるものがある。
とあるものとの思い出があるのだ。
君達は、僕の物語を傍観することになる。
そしてそれが面白いかは分からない。
そもそもとして、事の始まりは……そうだ。
__出会いの春かな…