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始まり
「泣かないで、ききょう。」
「俺たちがついてるだろう?」
私にはいつも私を守ってくれる大切な幼なじみがいた。
真っ黒の髪に大きな真っ黒の二重の瞳。
高井涼介。
猫っ毛のサラサラヘヤー、茶色の瞳。
立花光洋。
この二人がいる限り無敵だと思ってた。
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そんな私たちも高校生になった。
幼稚園のこらからの腐れ縁で私たち三人はあいも変わらず一緒にいる。
私、小川ききょうの側には涼介と光洋がいつもいる。
それが当たり前じゃなかったってことに気づくのはまだまだ先の話になる。




