第三話 思い出した記憶と新たな課題
今回は少しながめですが是非よんでください。
「まずリーヤは友達と夜に遊びにいってたのよ。」
友達とあそびに・・・? まだなかなか思い出せない。
「そして夜中の12時に友達とわかれたの。そして帰りに自転車で帰ってると、急に横から飛び出してきた車にひかれてしまったのよ。」
「・・・あっ!!!全部思い出した!!そうだ俺の名前は斉藤 海斗だ!!」
「へぇーそうなんだじゃあリーヤっていうのは偽名なのね。じゃあこれからは海斗ってよんだほうがいい?」
「いや、いいよこっちの世界ではリーヤって名前にするよ。そっかおれはあの夜にひかれたんだな・・・。ところでなんでおれはこのファンタスティックな世界にきたんだ???」
「あなたは死んだときに普通の人と同じように天国に送られる予定だったのよ。」
「予定・・・?」
「そうよ。でもあなたは神様のひいたくじにあたってしまったのよ。何億分の一の確率でね。」
「は?くじ???なんのくじだよ?」
「聞いて驚かないでね?」
コクン。
「なーんとファンタジーな世界で魔王を倒すまでもとの世界にもどれませーん!!っていうものよ。」
「は!?なにそれ!?じゃあこの星は作り物なのか?」
「いいえ。作り物じゃないわ。地球からものすごく離れた星よ。」
「そんなとこで俺は魔王を倒さないといけないのか?まずなんで倒す必要があるんだよ。てかまず俺なんで死ぬ前の姿なんだよ。交通事故でしんだのになんでこんな形きれいなんだよ!?てか魔王を倒したら俺どうなるんだよ?」
「はいはい落ち着いてー落ち着いてー。一個ずつちゃんと答えてあげるから。まずなんで魔王を倒さないといけないかっていうと、この星は最近までは平和だったんだけど、急に魔王が復活したのよ。前までは勇者に封印されてたんだけどね。」
「でも何で魔王をたおすのが俺なんだよ!?」
「んーまあちょっとした伝統みたいなもんんかな。前も地球からきた人間が勇者になったし。それにあなた魔王をたおさないとかえれないわよ?」
「いや別に魔王倒しても俺天国いっちゃうんだろ?意味ないじゃん。」
「実はそうでもないのよ。神様はやさしいのよ。あなたが魔王を倒せば病院にいるあなたに魂をおくることができるの。つまり生き返れるのよ!!」
「え? でもそんなことってありえるのか・・・?」
「ありえるよ!!だって今もきれいな体の状態でしょ?それも神様がそうなるようにしてくれたのよ。」
「じゃ、じゃあ俺が魔王を倒さないとこの星からはもどれないってこと?」
「んーまあそうゆうことだよ。」
「・・・」
「落ち込まないの!魔王を倒せばいいのよ!」
「そんな簡単にいうなよ・・・。」
「あなたならできるわよ!!頑張ってね!」
「そんなぁ・・・」