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ブレイドオムライス  作者: 山田 太郎
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青草は路肩に蔓延る

前日に某掲示板にてカニバリズムを扱った小説をかいてみる話になってかいてみました。

文才や常識力低めなのでわりとブッとんだ展開が多いかもしれませんが楽しんでいただければ幸いですw

人には「個性」というものがある

いや、若造の人生観なんざあてにならんかもしれんが


さて、目の前には吊り革に捕まりスマホをいじってる人がいる。

右隣には制服を着てランドセルを抱えて座っている小学生

そして思いっきり視線を集めている左隣には音漏れイヤホンをお持ちの金髪DQNが居た


さすが地方都市の通勤ラッシュ。そこそこ混んでいる

ただ、いくらスマホや本に夢中な人が多いとはいえ、誰か言ってやれよという雰囲気に居た堪れなくなる



ーーーお客様の中に勇者は居ませんかーゴホッガリッザクッゴク

かろうじて舐めていた飴玉を喉に詰まらせて死亡するフラグは回避した


しかし不思議なことに今動揺した感じだったのは俺と音漏れさんだけだった。

つーかこんな朝っぱらからどんなアナウンスやっ等と1人でツッコミをいれる

しかし妙だな。今までこんな声のアナウンスはきいたことが無い



ーーーお客様の中に賢者はいらっしゃいませんかー

ちょっと待て賢者の基準は何だ

今度は正面に居るスマホリーマンの肩が揺れている

ここで音漏れさんとスマホさんの目があった



ーーーお客様の中に魔法使いは居ませんかー

ここで右隣に居た小学生の目が輝き肩が揺れた気がした

それに気づいた音漏れさんたちと目が合う

皆少なからず動揺しているようだが何か話そうと口を動かし


ーーー転送開始


会話を見届ける前に視界が真っ白になった



急展開過ぎるはつーかさっきのアナウンス何だよ。百歩譲ってあのふざけたアナウンスが異世界の勇者パーティー()の召喚的なアレだったとしよう。そこに俺は何の関係があるんだよ。

今日期末だったのに追試フラグかよタイミング悪すぎだろ


・・・てますか!きこえt

目の前に知らない奴が立っていた

たぶん十人以上は居るようだな

そして俺は魔方陣らしきものの中心で縛られてるらしく身動きがとれない

「何この死んだ魚の目は」

「ちょっ何気に良い筋肉w」

「それにしてもこの眼鏡とやらは初めて見ましたね」


ここでふと気づいた

眼鏡と服を装備していない

しかし、なぜか見覚えのない指輪をつけていた。


あと不思議な事に普段眼鏡をかけている時より視界は良好だ

数十メートルぐらいありそうなメッチャ高い天井の絵までクッキリ見えている

そして何かの標準や目盛りなども同時に見え・・・「あ、とりはだー」

こいつらフリーダムすぎるだろ!


「ここで見たことは秘密にして頂けますか?」

後ろで「ハズレか」「あーあ」等という声がする

アレか勇者召喚巻き込まれ系無能力コースか地味に凹むな


「もちろん、こちらの身分証と翻訳機、さらにさらにっ軍資金まで差し上げちゃいます!」

俺の眼鏡を気に入ったらしく人差し指で眼鏡クイッしながらそう言った

「あぁ異世界の道具は持ち込んでしまうと困るので此方で回収・」

はぁ?人様をいきなり脱がせて縛っといてまだ大事なモンとる気か?

いや~でも良く見ていると美女率高いよな~って危ねぇ俺はノーマルだ


「貴方の思考は筒抜けですよ〜」

杖を持った少女がニヤニヤしながら此方をみている

アレか他人のスキルとか見れる能力か

異世界ならあってもおかしくは無さそうではあるが


「えと、3年ぐらい後に全員まとめて異世界に送り返す予定なので荷物はその頃まで厳重に保管して人と一緒に送り返します」

「一応此処に関する記憶は消すが、監視y・・・ガイドをつけてやるつもりだ。例えこの世界に未練が残ろうとも必ず元の世界に帰ってもらうからな」


実は喋ってる間にメイドと執事ぽい服の人により服・ズボン・ベルト・靴下・ブーツを着せられた。それにより俺は若干の落ち着きは取り戻せたが肌触りが微妙に悪い為そちらに気を取られる


「ではご機嫌よう」

後頭部に衝撃がはしり場面が切り替わった

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