色んなやつに戦わせてみた。8
時は令和。舞台はとあるカラオケルーム。
そこに集められたクセ強キャラたち――
「その心笑ってるねオバサン」(てめぇかよ!)
「ミセス小松原」(令和系おじさん国語教師)
蟹&ワラジムシ(H野&O橋)
園◯詩音(悟史くん……)
桂◯葉&西園寺◯界(熱い友情???)
イットリウム&イッテルビウム(本物のホンモノ親子)
織田信長
菅義偉(新型コロタン)
…そして、運命の幕が上がる。
第一幕:開幕、カラオケバトル
ルームに響く「レッツゴー陰陽師」のイントロ。
イットリウム&イッテルビウムが、クセ強歌唱で一気に空気を支配。
「ははは、これは…!生物兵器だ!」
ミセス小松原は冷静に国語の授業風解説を始める。
「令和とは何か、歌の深層を読み解こうではないか…」
誰も聞いてない。
その心笑ってるねオバサンが乱入、
「てめぇかよ!この音程合ってるのに何か不快なんだよ!その心、笑ってるね!?」と絶叫。
蟹とワラジムシはなぜか蟹の足で相撲を取り始め、
園◯詩音は意味深な微笑みを浮かべつつ、「綿流しの夜が近い…」と呟く。
桂◯葉&西園寺◯界は互いに激しいバトルを繰り広げつつ、
「君が好きだ」とか「許さない」とか言い合いながらも何故か友情を深めている。
織田信長は優雅にマイクを握り、
「天下布武、だが歌はもっと布武だ!」と謎の名言を放つ。
菅義偉(新型コロタン)は最新のウイルス対策ソングを披露し、
「マスクせよ!」と叫びながら全員を混乱させる。
第二幕:歌と暴走の狭間で
イットリウム親子のクセ強デュエットに皆が痺れる中、
その心笑ってるねオバサンは突然ダンスを始め、
蟹&ワラジムシがそれに巻き込まれて暴走。
園◯詩音は何故かカラオケのリモコンを手に取り、
「この部屋は呪われている…」と呟く。
桂◯葉&西園寺◯界は過去の恨みを忘れ、
新たな友情のテーマソングを即興で歌い始める。
織田信長は踊り狂いながら、
「信長の舞だ!」と叫び、奇妙な光景に。
菅義偉(新型コロタン)は全員に消毒液を撒き散らし、
「感染拡大阻止!」と叫び続ける。
第三幕:最焉の結末
バトルは混沌を極め、誰も歌詞を覚えていない状態に。
しかし、イットリウム&イッテルビウムはその圧倒的なクセ強パフォーマンスで圧勝かと思われた。
だが突然、園崎◯音が叫ぶ。
「綿流し祭りの夜は終わらない!」と。
すると全員が謎のタイムループに陥り、同じ曲を何度も歌い続ける羽目に。
「もうやめてくれ!」と叫ぶ菅義偉。
「てめぇ、これがバトルロワイヤルかよ!その心、笑ってるね!?」と吠えるその心笑ってるねオバサン。
結局、誰も勝てず、全員がクセ強パフォーマンスの共存を受け入れる。
カラオケルームは伝説の場となり、後に「クセ強カラオケバトル」と呼ばれるようになった。
エピローグ
「クセ強って最強だな…」と呟くイットリウム。
「そうだな、最高にヤバい連中だった」とイッテルビウム。
「またいつか、このメンバーで歌おうぜ!」
そう誓い合い、カラオケルームの扉は静かに閉まった。
(完)