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最強の傭兵と最強の……

 どこまでも続く青い空と、行き交う人々の雑踏。美味しいパンと今日の寝床と、そして愛する娘がいればあとはもう何も要らない。

 私達は世界を旅する根無し草。新しい故郷--私達の新天地を求めて歩き続けるただの親子だ。


 私の名前はジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ二世。

 かつては戦場の死神と呼ばれ、世界最強の傭兵の名を欲しいままにした、生ける伝説……


 血にまみれた人生--自らの定めた生き方に後悔はなかったはずだったけど、唯一の心残りだった我が娘との再開とたった2人で内戦を止めてしまったあの2人との出会いが、私の人生に転機をもたらした。


「お母さん、アメリカだ」

「そう、ワシントンよ」


 この子は我が娘、ジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ三世。目に入れても痛くない私の宝物。


 本日私達はアメリカ合衆国、コロンビア特別区、通称ワシントンD.Cへやって来てた。


 私達が世界を渡り歩くのは新たな人生のスタートを切る新天地を求めてだけど、アメリカはないなって思ってる。

 そんなアメリカになぜ降り立ったのか……


 私は手の中にある手紙に視線を落としつつ、すぐ目の前まで迎えに来てた黒塗りの高級車に歩いていく。

 そこから出てきた男こそ、私をここに呼びつけた張本人。


「--ようこそ、ジャン。また会えて嬉しいよ」

「ジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ二世ですよ。ジョナサン大統領特別補佐官。お久しぶりです。少し老けましたね」

「はっはっ!相変わらず容赦ないな君は!」

「世界の平和の為と嘯いて私を良いように使い倒した事への嫌味です」

「…そんな君の力をまた借りたい、そう思ってわざわざここまで来てもらったんだ。さぁ車へ。詳しくはホワイトハウスまでの道中で話そう」


 *******************


 ワシントンD.C。

 アメリカ合衆国の首都にして、まさに世界の中心そのものと言っても過言ではない都市だ。

 さらにその中心--世界の中心たるアメリカ合衆国を動かす心臓部、ホワイトハウスへと向かう道中、眠そうに私の膝に倒れ込むジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ三世を撫でる私へジョナサン大統領特別補佐官は切り出した。


「大体の事情は手紙で把握しているだろうが……」

「なんでも、アメリカの危機らしいですね。随分大仰に書かれてましたが、要するに大統領が脅迫されているということでしょう?」

「うむ…詳しく話そう。事態は深刻だ」


 そう言うとジョナサン大統領特別補佐官は随分ストレスを溜め込んだ老け顔で説明を始めた。

 ちなみに彼は私の雇い主が合衆国だった頃に世話になった。私はアメリカという国が好きじゃないけど、彼には色々と借りがある。だからこそ、傭兵から足を洗ったにも関わらず今回の招集に応じた。


 ぼんやりと窓の外を眺めながらBGM代わりに聞いた詳細はこうだ。


 大統領にとって何よりも大切な一人娘が誘拐されたんだとか。

 しかもあろうことか犯人は大統領に身代金として、合衆国の保有するあの『パムチャッパ砲』の制御システムの管理権限を求めて来たというのだ。

『パムチャッパ砲』とは、合衆国が保有する世界最強とも呼ばれる兵器……その威力は一発撃つだけで国ひとつ更地にした上近隣諸国に殺人ガスをバラ撒けるという代物だ。

 ソ連との冷戦時代に極秘に作られ、そのあまりの恐ろしさから封印されてきたという……半ば都市伝説のようなものだが…


 そんなものの管理権限を譲渡したならば、犯人の意志のままアメリカから世界中に殺人砲弾がバラ撒かれることになる…

 しかし犯人は明日までにそれを寄越さなければ娘さんを日サロで丸焼きにしてクラブで男漁りをするクスリキメてそうな馬鹿女に調教するというのだ。


「大統領の娘をそんなじゃじゃ馬にするわけにはいかない」

「そうですな」


 つまり、私に大統領の娘が頭パッパラパーになる前に連れ戻せ、と。かつ国民に知られることなく…


「極秘任務…ですよね?わざわざ余所者の私を呼びつけたあたり、相手は相当に面倒くさい相手なのでしょう?が、合衆国のメンツとして国が手も足も出ないなんて国民に知られる訳にはいかない。というか、大統領の娘が誘拐されたなんて不祥事を国民に知られる訳にはいかない…」

「その通りだ。軍も動員したのだが返り討ちにあったのだ…」


 大統領特別補佐官は私の膝の上に資料を乗せ…ようとしたが娘が寝ているのでその前にかっぱらう。


「…こいつらは」

「流石に知っているか…」


 資料に載せられた犯人2人を目にして流石の私も戦慄した。

『パムチャッパ砲』同様にこの2人もまた、歴史から存在をもみ消された存在…


「…シマッタ連邦特別諜報室、歴史上最悪とまで言われた最凶の諜報員、『ペペレケ兄弟』…」

「左様…その実力は個人でも国家戦力級とまで言われている。過去には国ひとつを滅ぼしたとまで言われている。シマッタ連邦特別諜報室最高のエージェント、通称00ナンバーをも上回る実力者だ」

「…たしかその実力と制御不能な程の凶悪さから組織に封印されていたはず…」

「……ふむ。00ナンバーエージェントが全滅した今、切り札として解き放たれたというところだろう。その実力は噂に遜色ない。我が国のエリート部隊が子供扱いだ」

「……」


 流石に二つ返事で引き受けられる仕事ではない。

 なんせ相手が最悪だ。恐らく、私が過去戦った何者よりも危険な相手になる。

 そんな相手と戦えば私も無事では済まないかもしれない……


「……お母さん?」

「…ジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ三世」

「お母さん、困ってる人、助ける?」


 話を聞いていたのだろうか。我が娘は無邪気な顔で「お母さんがんばって!」と激励してくる。

 かつて仕事でこの子に寂しい思いをさせた私に…


 しかし、娘を前に情けない母親は演じられない。

 今回は恩人の頼みでもある…

 私はジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ三世の頭を撫でながら大統領特別補佐官を見た。


「報酬は弾んでもらいますよ」


 *******************


 --娘をホワイトハウスに預け私は早速物騒なエージェントを片付けるべく動き出す。

 なんせリミットが明日だ。時間が無い。


 今回のミッションには、軍の特殊部隊『パープルベレー』及び、FBIの捜査官が10名ほど同行する。その全ての指揮権限を私が持っている。


「……君たちは待機だ」

『え?』


 なので私は奴らのアジトへ向かう道中そう指示させてもらう。

 大人数での奇襲作戦はリスキーだ。人質もいる。

 それに私は仕事をする時は大抵ひとりでやる。


 強者の余裕か、奴らはアジトを変えていないようだった。そのため、奴らへの接触自体は用意だ。


 奴らは郊外の廃墟となったマンションを根城としてるらしい。周辺は奴らと米軍がぶつかったであろう戦火の痕が生々しく刻まれている。何が隠密だ。

 戦いの痕を見るに米軍はかなり煮え湯を飲まされたようだ。


 マンションを目と鼻の先にして私は車から1人で降りる。

 漆黒の戦闘服に上から防弾チョッキを着て、顔には覆面と防弾ゴーグル。武装はコンバットナイフ2本とH&KMk.23。戦場ではこいつらが1番信頼出来る。今回相手は2人という事と奇襲をかける、かつ人質の確保優先という事で重装備はしていない。


 戦わずに済むなら、それに越したことはない…


 踏み抜き防止の鉄板入り軍用ブーツの重たい靴底を鳴らさないように、私は瓦礫の街と化した道を駆け、マンションに近寄る。

 相手は2人…警備の類は警戒しない。アジトが割れてもそこに居続けるくらいだ。敵襲は想定してるだろうが、正面から迎え撃つ構えのはず。

 その怠慢を突く。


『--狙撃班、人質と犯人を捕捉、マンション3階に熱源反応。3人固まっています』

「…了解」


 ターゲットの位置を特定し、マンションの中へ滑り込む。ボロボロの階段を駆け上がりながらMk.23を抜く。


 --パンッ!パンッパンッ!!


「っ!?」


 私はまだ犯人と対面してない。奴らにもまだ侵入はバレてない…はず。

 にも関わらず上階からけたたましい銃声が連続する。


 --ズゥゥゥンッ


 重たく腹に響く轟音…足から伝わってくる振動が全身を揺らした。パラパラと廃墟の天井から砂埃が落ち、マンションそのものが傾いたような錯覚に陥る。


「…っ、何が起きてる?狙撃班!」

『…っ、分かりません、突然空から謎の熱源反応が飛来、そのままマンション内に突撃し…視界不良、粉塵で確認できませんが、その熱源は留まったままです。注意してください!』


 …ミサイルでも撃ち込まれたというのか?


 ぎゅっとMk.23を握る手に汗が滲む。どうしてか足が前に進まない。

 行ってはいけないと本能が喚いてる。この先からとてつもない悪寒がする。その気配に当てられただけで髪の毛が抜け落ちそうな程の…


「…くっ!何者か知らんが…」


 私は意を決して階段を駆け登った。


 もはや気配を隠すこともせず堂々3階に飛び込んだら、そこは惨劇の現場と化していた。


 まず、壁には大穴が開き、天井は弾け飛び、一帯を重たい粉塵が漂っている。反対側まで突き抜けたような破壊の痕はビームかなにかが貫通したかのようだ。


 そこに倒れている3人の人…


 2人はゴツイ体格の大男達。赤いトサカに肩パット姿はどう見ても世紀末のチンピラといった出で立ちだが、こいつらが『ペペレケ兄弟』で間違いない…

 三下感丸出しでヤムチャしてる彼らの傍らにはうーんうーんと呻く少女。


 金髪のロングヘアと日サロに通いつめたような黒い肌。一昔前のジャパンのギャルみたいなド派手なメイク。極端に露出した服…


「痛ァい…やばぁい。トリップしちゃァう」


 日サロで真っ黒になったナイトクラブとかで男漁りしてそうなクスリキメてそうな馬鹿な娘だった。


「…っく!手遅れだったというのか」


 外道め…約束の期限を守らずに娘を改造するとは…

 あるいは最初からこんなだったという可能性も……


 --ゾクッ!


 その時、私は明確に死を予感した。

 突然私の首を『死』が撫でたのだ。

 大きく体勢を低くしながら躱し、バックステップで距離を取る私の頬を、覆面の下で生暖かい筋が伝う。

 触れると覆面は裂け、指先は深紅に染まる。


 ……今、反応してなかったら、確実に首が落ちていた。


 ドッと吹き出す冷や汗。

 かつて戦場を渡り歩いた日々の中でも体感したことの無い悪寒に震えながら粉塵の中で佇む乱入者を見た。


 信じられないことにそれは人間だった。


 しかも、砂埃のカーテンからゆっくりと現れるその人は、ガリガリにやせ細った枯れ枝のような体躯をした少年だったのだ。

 その両手には剥き出しの日本刀がそれぞれ握られていて、それ以外は簡素なTシャツとジーパンという、丸腰もいいとこな格好だ。


 ……そして、死にかけにすら見える彼の痩躯から放たれる信じられない気迫…当てられた者を心底震え上がらせるそれはかつて出会った猛者達と比べても、比肩しうるもののない程のものだった。


 --怪物。


 直感する。

『ペペレケ兄弟』をやったのはこいつだ……


「……何者だ?」


 ピストルを構える私が問いかける。垂れた前髪の隙間からギョロリと覗く三白眼が私を捉えた。


「……?あれ?あなたどこかで…」

「……質問に答えろ。名前は?」

「…………彼岸、三途」


 ヒガン?サンズ?


「ここで何をしてるの?」

「武者修行」

「…ムシャ?」

「強くなりたい…」


 ……強くなりたいだと?そんな理由でテロリスト達を…?


「……ここに、最強のエージェントが居ると聞いて来たけど……期待外れだった……」

「…誰から聞いたかは知らないけど、『ペペレケ兄弟』は強いぞ?君一人で倒したというのか?その刀だけで?」

「ダッシュで突っ込んだら死んでた」


 え?ダッシュで……


「………………刀を抜いたのはたった今…とてつもない……猛者の匂いがしたからだ」


 --その瞬間!全身の毛が逆立ち心臓が悲鳴をあげた。

 死ぬぞ!!退れっ!!全力で訴える本能に従って跳んだと同時に、構えていたピストルの無骨な銃身がふたつに割れていた。


 いつの間にか目と鼻の先で刀を振り抜いていた男--ヒガンサンズ。


 --死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬっ!!


 この男はダメだっ!

 ブーツに差したコンバットナイフを抜く。

 目の前で無防備に立っていた男は笑みすら浮かべて私が迎撃体勢を整えるのを待っていた。


「強者を求めて遥々日本から来たが……あなた程の強者にようやく出会えたっ!!」


 しゃがれた声がハイテンションに上がり、同時に私がナイフを一閃する。

 本気で振った。首に目掛け一文字に真っ直ぐ……

 だが彼はそれを少し体を左に傾けるだけで躱す。


 読んでいるが!


 この若い男の身体能力は私を遥かに凌駕する。動きが見えなかった。

 だからこそ予測が必要…私はもう一本のナイフを抜いていた。

 奴が左に体勢をずらすのを見越し、セットしていた構えから突きを放つ。無防備な心臓へ真っ直ぐ--


 --キンッ!!


 目の前で銀閃が半円を描き、それが突き出したナイフの切っ先を切り飛ばした。彼は私の追撃を目で追うことすらせず弾いた。


「…ナイフ格闘は突きが基本……」

「ちぃっ!!」


 早くも得物をふたつも失った。

 一気に距離を詰めてくる男。獣のような超低空から薙ぎ払われる斬撃。避けきれない私の右肩を深々抉っていく。


 ……このっ!


 負ける訳にはいかない…っ!私はあの子の……ジャン・アンピエール・ルイホッコ・マッカンシー・モルケッチャロフ・ハルハルタン・ルイセルフ・L・アンジェリーナ・タナカ三世の所へ帰るんだ!!

 あの子をもう……1人にはしないっ!!


 死地で我が子を想い…私の体が爆発する。


 長物の癖にわざわざナイフの間合いに滑り込んでくるこのマヌケに向かってつま先を叩きつける。低空の顎先は叩き潰してくれと言ってるようなものだ。私の鉄板入りブーツのつま先が奴の顔を蹴りあげた。


 …ブーツ越しで足が痺れた!?まるで装甲車でも蹴りつけたみたいな…っ!

 怯んでいる暇はない。全く意に介さず迫ってくる刃をナイフで受け流し、続けてくるもう一本の白刃をギリギリで躱しつつナイフを突く。


「ひぃやぁっはははははははっ!!」


 笑ってんじゃねー!!


 掠りつつも致命傷を避けつつ、ヒガンサンズは前に出てくる。退かない。大振りで振り回される刀から衝撃波が飛び交って辺りを破壊していく。

 掠っただけで体が粉々になりそうな一撃をギリギリで回避しつつ、やつの左手首を捕まえた。


「っ!」

「もらったっ!!」


 捻り壊す--前に私の体が宙に浮いた。

 信じられない。捕まった腕を振り上げるだけで私を軽々と放り投げ--


 空中で無防備な私に向かって『死』が飛んでくる!

 ミサイルのような突きが私突っ込んで--


 --ドォォォォォォンッ!!!!



 爆発した。

 何が爆発したのか知らんけど、多分、超高速になった刀と空気の摩擦が発火させうんたらかんたら……


 直撃は避けた。

 が、ナイフは突きを受けたせいで粉々…そして私はマンションの外まで吹き飛ばされていた。


 地面に叩きつけられた衝撃。骨が折れた。内蔵にも……ダメージが--


 爆撃でも受けたかのような黒煙上がるマンションから死神が私の前に降り立つ。


 ……化け物。


 赤い闘気を漲らせるその男はまさしく、本物の鬼。怪物。

 こんな奴が世界に居たなんて--


「構えっ!!」


 ここまでか--動けない体で死を覚悟したその時、背後からの号令。直後無数の銃弾が私の前方へ向けて浴びせられる。


 いつの間にか私の後ろに来ていた米軍がヒガンサンズに向かって一斉射撃。

 ……が、それを尽く刀で払い落とす彼は途端に興が醒めた様子だ。

 反対に戦慄する米軍。


「なんだと!?」「馬鹿なっ!!なんだアイツは!?」「一発も当たらなかったと言うのか!?」

「…………横槍が入ったか。今日はここまでだな」


 奴はじっと私を見下ろしてそう言うと微かに口角を吊り上げた。


「また闘ろう」

「……っ」


 そう一言残して、怪物は目にも止まらぬ跳躍を見せ戦場から嵐のように退散した。


 最後の最後まで人間とは思えないその異常な力に私は、自分の力を過信していたその長っ鼻をへし折られた気分だった。

 あの男には生涯勝てない……

 そう思った……


「犯人を確保!」「おい!これは……大統領の娘さんか!?」「ファック!!なんてこった!日サロで黒焦げにされた挙句ナイトクラブで男漁りしてそうなクスリキメ出そうなバカ娘になっているじゃないかっ!!」

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