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校内保守警備同好会

 --長い長い夏休みが明けまして、今日から二学期が始まる。

 まだまだ暑い日が続くのを予感させる元気のいい太陽の目覚ましに気持ちよく1日をスタートさせて、洗面所で顔を洗うと冷たい水が寝汗を流してくれる。


 ジャラッ


 寝起きの悪い半身を引っ張るようにリビングに行くと早起きなお母さんが朝食を用意してくれてて、まだ暖かなトーストに舌鼓を打つ。お母さんいつもありがとう。


 ジャラジャラ


 着替えを済ましてさぁ登校です。

 二学期からも気を引き締めて、私“達”は学び舎へ向かいます。

 駅までの道中、通学の電車の中、駅から学校までの通学路……

 なんだか周りの視線が一直線に向かってる……


 ジャラジャラ


 でもそんな視線も気にならないくらい、今日からの私は浮かれてるんです。

 だって--並んで歩く通学路も、これから始まる学校生活も、“2人”でなら--


「姉さん!?」

「え?なに?美夜どうしたの?朝から大きな声出して…あ、初登校が嬉しいんだね?でもあんまりはしゃいじゃダメだよ?遊びに行くんじゃないんだからね?」

「黙れ、それより痛いし恥ずかしいしこれ外して!!」

「これ?」

「これっ!!」


 ジャランッ


 お姉ちゃんと妹を結ぶ白銀の絆(手錠)の鎖が美夜の持ち上げた腕の動きに重たい音をたてて付いてくる。


 ダメだよ。

 ずっと一緒って言ったじゃん?


 --浅野詩音。二学期からの学校生活が始まる。

 --浅野美夜。高校生活、スタート。


 *******************


 授業が身に入らないな…

 特進クラスの私と普通クラスの美夜は別々だから、朝教室の前で別れた私は美夜が上手くやってるかが気になって仕方ない…

 いじめられてないかな…?

 ひとりぼっちで寂しい思いしてないかな…?


 板書する手に繋がれた相方の居ない手錠が虚しくジャラジャラ鳴っている…



 こんなにお昼休みが待ち遠しかったことはないよ。

 チャイムと共に教室を飛び出して美夜の教室に向かう。気合いを入れて作ったあの子の分のお弁当も……早く手錠を繋いであげなきゃ……


「ねぇ聞いた?」「1組の田畑と長篠でしょ?なんか警察署襲ったらしいよ?」「やっぱりあの人達ちょっとおかしいよね……」


 駆け抜ける廊下で女子の噂話の横を通り抜けて美夜の教室の前に行くと…


「お前よくこの学校来れたな」「どういうつもりなんだ?」


 大変だ。

 教室の前で男子から絡まれてるっ。


 この時咄嗟に前に出ない脚を恥じる…

 あの子に寂しい思いさせないって、守ってあげるんだって決めたのに…相手が男子だろうが2人だろうが--


「やめてっ!」


 責め立てられる美夜を庇うように私が前に出る。

 分かってる…あんなことしたんだもの。この人達の言うことはもっともだって。

 それでもそんなの関係ない。この子にもう辛い思いはさせられない。その一心で勇気を振り絞って私は美夜の盾になった。


 割り込んだ女子に男子は一瞬怯んだけど、私の顔を見てすぐに勢いを取り戻して「は?」って凄んでみせた。


「お前…こいつの姉貴か、確か……」「なんだよ、なんのつもりだ?」

「…っ、妹をいじめないで」

「…姉さん…いいよ」

「美夜は黙ってて」


 体の大きな男子が「なんだてめぇ」と脅かしながら威圧するように距離を詰めてくる。怖いけど、情けないお姉ちゃんの背中を後ろに感じる美夜の気配が支えてくれる。


「お前ら姉妹揃って……生意気なんだ--」


 苛立った男子が手を挙げた。

 いくらなんでも女子をいきなり殴ろうとするなんて…握られた拳を見てぎゅっと目を瞑った私の耳に「姉さんっ!」と美夜の呼ぶ声がするのと重なり、新たな乱入者の声が滑り込んだ。


「--おやめなさい」


 穏やかでかつ有無を言わせぬ貫禄すら感じさせる声に男子達が「なんだぁ!?」と声を荒らげてすぐに、振り向いた先の顔にまずいっみたいな表情で黙りこくった。


 私達の争いに割って入ってきたのはガタイのいい角刈りの男子生徒…

 正義感の強そうな厳しい顔つき。でもそれより目を引くのは腕に着けた腕章だ。

 うちの学校に腕章を着けるような生徒なんて……


「校内保守警備同好会だ。君達何をしているんだね?」


 腕章を見せつけるその人に男子達は口篭りながら「ちっ…めんどくせぇ」と悪態を口の中で吐く。


「…なんでもねぇよ。いちいちしゃしゃり出て来んな」

「なんでもない…?無抵抗の女子に手を挙げようとしてるように見えたけどな?」


 腕章の人の追求する口ぶりに男子達は「うっ」と苦々しい声をあげてから、「行こーぜ」と逃げるようにそそくさと足早にその場から立ち去っていく。


 彼らを見送った腕章の人はふんっと鼻を鳴らしてから今度は私達の方へ視線を向けた。さっきまでとは違う穏やかな目線で気遣うように様子を伺う。


「大丈夫かい?」

「…あ、ありがとうございます……」


 突然割り込んできた正義の人に頭を深々下げて礼を述べるとその人は私達の顔を見てなにかに気づいたようで「ん?」と小さく声を漏らした。

 その瞬間美夜がバツが悪そうに後ろで視線を逸らして私の服の袖を引っ張る。

 そんな美夜の様子も見逃さず腕章の人は私達の正体に気づいた様子で「君達は……」と驚きの表情を浮かべていた。


 ……ところで校内保守警備同好会ってなんだろ。

 この学校、変な人ばっかりだ……


 *******************


 --私達が促されるまま連れてこられたのは別館の部室棟。そこで門戸を張る『校内保守警備同好会』の同好会室だった。


 凄く行きたくなさそうな美夜を手錠で繋げて私達は同好会に入る。そこでは10人くらいの男子達がお昼ご飯を食べながらたむろしてた。

 私達は校内ではちょっとした有名人。みんな私達の顔を見て驚いた様子。


「挨拶が遅れたね。俺はこの同好会の代表の柴又しばまただよ。ようこそ我が同好会へ」

「……学校を守るような看板出しといて学校中の悪者を連れてくるなんてどういうつもり?」


 愛想良く私達を歓迎してくれた腕章の人--柴又さんに隣の美夜が悪態を吐きながら身構える。この子の中ではまだ学校に対するトラウマが拭いきれてないんだ。

 助けてもらった恩人だし、美夜の態度を咎めると柴又さんは鷹揚な態度でそれを許してくれた。


「悪者とはまた自分を卑下にするな」

「…悪者だって思ってるんでしょ?…事実だし」

「美夜」

「私達をとっ捕まえようっての?警備同好会さん」

「ははっ!それは必要ないかな。だって君もうお縄についてるし…」


 柴又さんのそんな冗談に美夜は私と繋がれた手錠を見て顔を赤くする。


「あのさっ!?ホントのまじで勘弁してくれる!?姉さん!私の高校生活ぶっ潰すつもり!?」


 ……そんな。いくらなんでもあんまりな言い方だ。何をそんなに怒るの?

 騒がしい私達姉妹を同好会の人達は生暖かい視線で見守ってくれて、柴又さんは「適当に座ってくれ」と親切に促してくれた。




 --美夜の言い方はともかく、事実私達はこの学校の生徒にとって悪者のレッテルを貼られても文句の言えない存在。

 柴又さんが私達を連れてきたのは、そんな美夜が何故この学校に居るのかを純粋に疑問に思ったからだった。



「…なるほどね。更生の意味も込めてというわけか……」


 私達が美夜が入学するまでの経緯を話し終えると柴又さんはなるほどと頷いた。


「……分かってるよ。虫のいい話だ…あんたも何考えてんだこの女はって思ってるでしょ?」


 相変わらずひねくれた我が妹。こんな調子じゃ楽しい学校生活どころじゃないし、みんなから受け入れられるのも難しい。

 でもそんな困った妹に柴又は首を横に振る。


「間違えることは恥じゃないよ。君がそれを受け入れて1歩前に踏み出したならそれは喜ばしいことだ」

「……その台詞どこで覚えた?」

「美夜」

「……今日半日過ぎてみんながどう思ってるのかよく分かったよ。私が何か言う資格なんてないのは分かってるけど…」

「美夜」

「姉さん!手錠いい加減痛いんだけど!?」


 もう、ひねくれたり文句言ったり忙しい子。


 でもそんな面倒臭い妹をにも同好会の人達は優しかった。


「それは君次第だよ」「そうさ…君がした事でみんな怖い思いをした。でも君がこの学校の仲間になったからにはお互い受け入れなきゃね」「あの一件は俺達も恥じている。君らごとき素人から学校を守りきれなかったことを……」

「……あ?喧嘩売ってる?」

「美夜!」


 パチコーンッと妹の形のいい後頭部を引っぱたく。こんな調子じゃ学校のみんなから益々嫌われるじゃない。


「痛てぇ!?」

「お姉ちゃん、怒る時は怒るお姉ちゃんだからね?お姉ちゃん変わったんだから」

「変わりすぎだっ!キャラブレてんよ!?」


 微笑ましい姉妹喧嘩に水を差すのは代表の柴又さんだった。


「こうしようじゃないか美夜さん。君、我が同好会に入会すんだ」

「……は?」

「我々は校内の安全を守るのを仕事にしている。そんな同好会の業務に従事すれば、全校生徒に対しても君の謝罪の意が伝わり、みんな受け入れてくれるようになるさ。それがいい」

「それがいい、じゃない…何勝手に決めて--」

「お願いします!」

「姉さん!?」

「ちゃんと向き合うって言ったじゃん美夜。この同好会がどういう同好会かは知らないけど……」

「今説明した通りの同好会だが?」

「悪いことしたんだからちゃんとみんなにごめんなさいしないとダメ。それが向き合うってことだとお姉ちゃん思うよ?」

「それとこの同好会とでどう関係あんのさ!?」


 ……それは、お姉ちゃんにもよく分からないけど……この同好会が学校のみんなの為にある同好会だって言うのは分かった。なら、この誘いは渡りに舟!


 --浅野姉妹、本日より『校内保守警備同好会』の一員となります!!


 *******************


 超速展開にてメンバーとなった私達はその日の放課後から同好会の腕章を着けて業務に就くことになりました。ありがとうございます。


 校内保守警備同好会の活動内容とは。

 文字通り校内を警備し、校内の治安維持を活動内容としているとのことで……


「月イチの部活動、同好会会議に出す活動レポートに書くことが無くならないように、月に1度は校内を荒らす不届き者を捕まえなければならないんだよ」

「……」「……」


 なんだか身も蓋もない話だ。お巡りさんの得点稼ぎってこんな感じなのかな?


 とにかく活動レポートに活動内容が乗らないと同好会費を削られるとかで、彼らは毎日精力的に校内のパトロールを行ってる。

 私達もそのパトロールに参加する。


「初めのうちは難しいことはないから、リラックスしてね」「いやぁ…しかし我が同好会に女子が…しかも日比谷と校内美少女ランキング首位を争うあの浅野さんが……」「ここはかっこいい所を見せなければ……」

「……美夜、何の話かな?」

「こいつら…私達を下心満載で勧誘したんだ…姉さん、今からでも遅くない。やめようこの同好会」

「美夜…そんな酷いこと言ったらダメだよ」

「私はこういう偽善に溢れた奴らが大嫌いなんだ」

「美夜!そんなんじゃいつまで経っても変われないよ!?」

「姉さん!そんなことより手錠外して!もう1那由多回は言ってるんだけど!!」


 1那由多回言おうが1無量大数回言おうが外しません。私は美夜のお姉ちゃんです。


「むっ!みんなっ!!」


 パトロールの最後尾で言い争う私達の元まで柴又さんの声が届いてきた。

 私達は今本校舎から別館を繋ぐ渡り廊下に差し掛かっていて、渡り廊下からはグラウンドが見えてた。


 まだまだ夏の余韻を残す残暑の籠る日差しの届かぬ校舎の影……グラウンドに落ちた影に沈むその暗い一角で何やら2人の人影が蠢いてるではないかっ!?


「や……やめてくださいっ!!」

「あら…冷たいこと言わないでもいいじゃない♡」


 悲痛な悲鳴と、それに覆い被さる野太くねっとりした声。艶やかで跳ねるようなその気色悪い声が「あーーーっ♂」という悲鳴に塗りつぶされていく……


 直感で分かる……関わっちゃダメなやつだ……

 この学校、校内保守警備同好会が必要なくらい危険がいっぱいな、おかしい人ばかりな学校なんだ……まさかパトロールに出て5分でこんなおぞましい光景に出くわすなんて……


 だって……校舎裏で重なってるの、2人とも男子……


「こらーっ!そこで何をしているっ!!」


 しかしそこは校内保守警備同好会。先頭を歩く柴又さんが険しい声で教師顔負けの怒号を飛ばした。

 柴又さんの大声に続く同好会メンバー。私達もこの狼藉者を捕まえる為に勇んで向かっていく…


 が、柴又初め同好会メンバーの全員が狼藉者の顔を見た瞬間引きつった顔で足を止めてしまう。


 校舎裏で発情期の猫みたいに合体しかけてたのは野球部員2名……内1名、男子生徒を襲っていたのは2年生の剛田君だった。

 この学校の生徒なら知らない人は居ない--全男子生徒が異口同音に恐れをなす最凶の男子生徒……

 通称、『タマ喰らいの剛田』


「あらぁ?柴又ちゃん」

「うっ……いや…その」


 この剛田君に食われた男子は両手の指では効かないと言う。教師や事務員までその手にかかってるっていうんだ。

 そして、彼の顔を見るなりお尻の穴を抑えて顔を引きつらせる柴又さん初め同好会メンバーの皆さん。

 ……ああ、みんな食われたんだ。


 さっきまでの威勢はどこへやら……

 完全に勢いを失ったみんな。対して「ひい、ふぅ、みぃ…やだ13P?」と鼻息を荒くするケダモノ。信じられないわ。


 隣で戦慄する美夜。分かるよ…私も初めて会った時戦慄したもの…


 未知なる挑戦に胸を踊らせるタマ喰らいの剛田は最後方に立つ私達の姿を見つけて「あら?」と驚いた声をあげた。


「あなた、浅野さん?」

「あ……こんにちわ」「……」


 やっぱり私達が揃ってると注目の的になる。剛田君がずかすがとメンバーをかき分けて寄ってきた。距離を取るように離れていく校内保守警備同好会。情けない姿だった。


 私達より頭ひとつ分も高い剛田君が美夜の前に立つ。


「……あなた、浅野美夜さんよね?」

「……」

「……噂はホントだったのね…あの事件を起こした子が入学したって、語り草だったもの」

「……」「美夜、挨拶くらいなさい」

「いいのよォ……シャイなのね。うふっ♡でも分かるわぁ……あなた、悪い子じゃないもの」


 剛田君の意外な発言。あんなことをしでかした美夜に対する好意的なその反応に美夜と私は目を丸くする。

 彼と同じ野球部員--大葉先輩は元生徒会メンバー。美夜の標的にされて凄惨な目に遭ったのに。

 先輩があんな目に遭わされて、その犯人を前にこんなに友好的なんて……


「……私がいい子?こうして話すのも初めてなのになんで分かるの?」


 美夜の反応は険しい。表面上優しくしてくる手合いにこの子は強い警戒心を抱くんだ。

 でも違った。


「分かるわ……手錠好きな子に悪い子は居ないもの」


 変態は私達の姉妹の絆を邪な意味で捉えたみたい。キレ散らかした美夜の張り手がお姉ちゃんに飛ぶ!


「手錠が好きな子ってねぇ…表面上は気が強いんだけど内面はとっても繊細なのよ。手錠で両手を拘束してあげるとねぇ、その内面が浮き彫りになるの……うふっ♡そう、例えるなら野良猫……」


 一体なんの経験から来るのか想像もしたくない恋愛トークに戦慄してたら隣から「誰が野良猫だっ!!」ってブチ切れの美夜のグーパンが飛んできた。痛い……


「あなたもホントは繊細なのよね?嬉しいわぁうちの学校に手錠が好きな--」

「黙れっ!しょっぴくぞ!」

「あなた女の子なのにそそるわね…♡お姉さんと2人合わせて食べちゃいたいわ♡」


 --ぞくっ!



 --手錠があって良かったです。ほんとに……


 ぶっとい腕に手錠をかけて職員室まで連行される剛田君の姿を、放課後学校に居座ってる多くの生徒が見送ってた。無論その目には驚きの感情が多分に含まれる。


「……何事?」「剛田君が…あれは校内保守警備同好会じゃないか……」「まさか…とうとうあのモンスターを捕まえたのか?」「しかも連れてるのはあの浅野さんじゃないか……」


 校内の注目を一身に浴びるのは居心地が悪い。美夜は私の後ろにずっと隠れてるけど……

 後ろから美夜の肩を叩いて「やったな」とウインクを投げる柴又さん。


 そうだね……これで1歩、みんなに受け入れられたかもね。

 良かったね、美夜。


「……あなた達女の子だけど、特別♡下半身がムズムズしちゃう。ねぇ。いいでしょぉ?」


 ……良かったね。


「大丈夫。あたし、女の子でも上手よぉ?」


 ………………良かったんですか?




 --9月1日。活動レポート。


 校舎裏にて不純同性交友を行おうとしている野球部員を確保。そのまま職員室に連行。

 被疑者に反省の色はなし。厳罰を求める。


 追記

 校内保守警備同好会はこの学校に限っては絶対必要です。

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