上司がウザいのは天上でも一緒……
「はぁ……龍之介の魔法への情熱は見上げたものね。良いわ⭐️この世界の神である私が懇切丁寧に教えてあげる⭐️」
丘とか小山とかもはや某ラノベに出てくるメインヒロイン。コントガバメント二挺持ちのペッタンツインテールロリ。G線上の○○○にすら負けるそんな女性的な膨らみどころか男子にすら負けそうな膨らみが一切見つからない胸を張りながらロリ神は宣言した。
「ロリ神が頼もしく見える……」
「ちょっと!いつもの私が頼もしくないなんて発言しないでよね」
実際にはレティシアの命を救ったりしているわけで頼もしくはあるのだろうけど……
「見た目がな……頼もしいと言うよりは可愛らしいて言うのがあってる気がするんだよな」
ついでに保護欲、場合によってはまた別のなにか……もわいてきそうな見た目してる。ロリコンが見たらさぞかし喜ぶことだ。
だが俺は間違ってもロリコンではないので保護欲しかわかないし保護欲がわきそうなとしておこう。
「むぅー!そんな言うならヨボヨボの老人の姿になるわよ!声は変わらないけどね⭐️」
声は変わらないで見た目は老人に……
「そのままにしてて下さい、頼みます」
正直想像したくないもないが反射的に想像してしまった。
「そうでしょ⭐️で魔法陣の事なんだけど……」
まさかここまで来て教えて上げないなんて言われないよな。
「めんどくさいし見本渡すからそれでなんとかして⭐️」
そう言ってロリ神が突き出してきたのはさっき『インパクト』の魔方陣を描いた石だ。しかし既に『インパクト』の魔方陣は消え代わりに別の魔方陣が描かれていた。
「これがマギリスの代わりにトリガーを担うために作られた魔方陣よ⭐️これを既存の魔方陣に追加して魔核に組み込むことで魔導具として機能するようになるの⭐️」
「これがか……」
ロリ神の小さな手に顔を近づけ乗っている石に描かれた魔方陣をじっくり観察する。
「以外と覚えるのは時間がかかりそうだな」
流石はマギリスの代替になっているだけあってかなり複雑な模様を描いている。魔方陣自体の規模こそ『インパクト』と比べると見劣りするものの描かれている模様の細かさ、複雑さによる難易度は軽く見積もって2倍はある。これは苦戦しそうだ。しかしこれを覚えないことには魔導具は作れない。
「龍之介、観察してないで早くとってくれる?腕が疲れるんだけど」
我にかえってロリ神の可愛らしい細くてスベスベな腕を見るとプルプルと細かく震えている。
「ごめん、集中しすぎて気付かなかった」
慌ててロリ神の手から魔方陣付きの石を受けとる。
「今度から気をつけてよね長年の引きこもり生活のせいで私は非力なのよ⭐️」
それ俺が気にする必要性あるのか?確かに神って基本、引きこもっているイメージがあるけど浮気性のゼウスとかはまぁ別として。
「そんなん知るか……て言いたいところだがまぁ一応神だし見た目女の子ってことで今度から気をつけるとしてこれやっぱり暗記しないといけないのか?」
「当然⭐️って私は正真正銘のロリよ、神基準だけど⭐️もちろん今回も暗記しないといけないわよ⭐️だっていつもその石持ってまわるわけにもいかないでしょ⭐️それ単体じゃ使えないわけだし⭐️」
なら紙とかにしろよと言いたいがあいにく俺は持っていないし好意(誰のせいだ?)で教えてもらっているのにそこまで図々しいことを言うのははばかられる。
「じゃ私は帰るわ⭐️この後他の神々が集まってパーティーを開くらしくてそれに出席しないといけないのよ⭐️」
「わざわざ来てくれてありがとな。」
来てくれた事に対して礼を述べたのだがロリ神は苦笑いをした。
「そんなこと気にしなくて良いわ⭐️だって正直言って私、そのパーティー行きたくないのよ、一部のロリコン男神達からはセクハラされるし、女神からは子供扱いで今回ドタキャンして龍之介の家で隠れていようかなーって考えてたんだけどまぁ流石にそれはね……だから諦めて無我の境地でなんとかやり過ごすわ⭐️」
「これだけ子供っぽいロリ神も色々苦労してるのか……まぁわかったから、さっさとその神のパーティーに行け」
その気持ちが分からないわけではないのだがここは心を鬼にして送り出さないとなんかどんどんロリ神が神じゃなくなってしまうような気がする。
「む、そこは『匿ってやるから安心してろ』とか『そこまで行きたくないならここにいろ』とか女子がキュンとしそうな言葉をかけてあげるべきでしょう」
「ぐっ」
ロリ神の不満げな顔の可愛さに決定したことを覆しそうになったが溶けかけた鋼鉄の意思を建て直し耐える。
「そんな言葉は持ち合わせていない。持っていたとしても言わない。それにパーティーの参加をドタキャンしたら他の神から見たロリ神のイメージが悪くなるだろ。ほら分かったならさっさと行け」
「確かに龍之介の言う通りね⭐️帰ることにするわ⭐️」
「頑張ってこいよ」
そう言い俺はロリ神を見送る。




