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チート魔女の僕は世界を改変しました  作者: 五月メイ
第二の学園生活!と思っていたのですが…編
16/16

第拾伍話 ダンジョン探索

僕はなんやかんやの後家に帰った。

荒らされた寝室は魔法で整理しておいた。

あと、家までナリトンの部下とかいうのが来たので取りあえずついていった。

やろうと思えば多分全員消し炭にできると思うがこれ以上厄介ごとを引き起こしたくないというのが内心。

よって、付いてかざるを得なかった。

で、案内されたのはご立派な城。

「では、こちらへ」門が開くと同時に黒服の男たちが案内し始めた。

案内されたのは勿論玉座の間。

「失礼します。ミコト=イグナスを連行して参りました」

「入れ」

「失礼します」

僕的に言うと連行という言葉に腹が立った。犯罪者じゃないんだっての。

黒服の男は僕をナリトンの前に置くとそのまま出ていった。

「さて、イグナスといったか。何故、跪かない?」

「貴方を跪くほどの者ではないと思っているから」

「貴様、ふざけているのか?」

「なぜ?」

「なぜ?だと。ふざけるでない、我は魔王だぞ」

「あっそ、()()()さん」

「もう、我慢ならぬ。そのものを牢へ!」

敵意むき出しの偽魔王(・・・)に対して僕も本気で殺しにかかることにした。

ということで、精霊賢王さんカモ~ン。

[はい、お呼びでしょうか?]

「ちょっと頼み事」

[と申しますと?]

「目の前のナリトンとかいうの殺しといて」

[承知いたしました。我が主を不快にした罪を彼の命で償ってもらいましょう]

「頑張れ~、ということで操作権を付与しますね~」

はい、これで何もせずともナリトンは殺されます。いや~楽だな~。

というかどんどん思考が過激になっているような…。

まっいっか。理性が保てればそれでよし。

[終了致しました]

「ナイス」

[ではまた]

さて、このモザイクかけても意味が無さそうなはじけ方をしている死体をどう処理するか。

一、そのまま

二、ヘルフレアで焼く

三、城ごと消す

自分で出した案だが一は無しかな。だって、復元されても困るし。まあ、そんな高度なことをするやつがいるかは知らんけど。

ついでに言うと城ごと消すのも却下。色んな意味で大変なことになりそう。

結論、ヘルフレアで焼こう。

レッツ、【ヘルフレア】。

僕は目の前で燃える死体を見ながら。称号の鑑定を続けていた。

今のところ、スキルが付属しているのはこの前見た〔ドラゴンを倒す者〕と〔神〕だけ。

というか、全称号解析してるのだがこの二つにしか付属していない。

要は付属スキルはレアである。ということだ。いや、知ってたけど。

知ってるたら知ってんの!

「もしも~し、聞こえてるミコト?」

おー、ンダボレアか~。そういや、自称魔王とかいうナリトン?だっけかを殺したけど良い?

「おい~!ちょっと~!なーにやらかしてんですかねー」

許してねテヘッ

「テヘッ、じゃないから!」

んで、そっち行かないとダメ?

「ダメに決まってんだろ!」

デスヨネー

「まあ、魔王城で待ってるから」

今、魔王城だけど?

「ちがーう、こっちの!」

あー、オケオケ

あらまー、やっちゃいましたね~。

取りあえず、空間転移発動。魔王城へ。


発動を確認。魔王城に転移します。


さー、半日ぶりの魔王城。変わりございません!では、突撃~。

「ミコト、ちょっとやらかしたね~」

現在、絶賛魔王様激昂中。

ヤベー、どうしましょー。

例えるなら、そう、門限破ってかつ友達のことを殴った時の親のよう。

「ミコトといえど、ねぇ。」横の側近に向かって溜め息をつく。

「まあ、ミコトを牢屋に突っ込んだところですぐ出れるからねー。うーん、そういや未開拓ダンジョンが一個無かった?」

「ございます。まさかとは思いますが…」

「そうだ、学生ミコト=イグナスに難度3Sクラスのダンジョンの完全攻略を命ず」

まじかよ、こいつやりやがった。別に死なんとは思うけどただ、無事で帰れる自信はない。

「なお、ダンジョンの攻略には自身の力のみで行うこと!」

うわっ、最悪。どうしようもないけど。まっ、罰か。元はと言えばあの貴族が悪いんだよなー。言い訳だけど。

「では、ミコト=イグナス。また、数年後会えることを期待している」

それと同時に脳内で一言[緊急事態でございます。例の魔法師教会は貴方を殺す魔法を完成させました]

僕を殺す魔法。確か、ンダボレアがこの前言ってたやつか。取りあえず、今はパスだな。居場所が見つかる可能性は低い。

で、現在進行形で難度3Sのダンジョンの完全攻略をしている。

だがしかし、大きな問題が一つあった。それは、モンスターの強さだ。

このダンジョンに出現するモンスターもとい魔物はレベル百程度対して自分のレベルは九十五。五レベルの間に、もの凄い溝がある。

「ハロハロー、どうだいダンジョンは?」

最悪、臭いし魔物は多いし汚れるし狭いし。

「うっわ、それは最悪だわ~。でも、もとはといえばミコトが悪いんだからな」

そうなんだけどさー、もっと最悪な事態発生。

「どうかしたのか?」

何でここに地龍がいるんですかね?

「あー、そんなことを部下が言ってたような言ってなかったような」

殺す気か!

「私は知らない!だって、ミコトが勝手に殺したんじゃんか~」

だとしてもな。地龍は死ぬからやめてくれ。

「頑張れ~」

おい、ちょっと。逃げた。

で、この地龍さん覗き見で見ても文字化けしてるんですが?

やっぱ、死にますよね~。そりゃ、地龍は龍族の末裔。勝っても龍族を敵に回すことになりかねないし。

取りあえず、【位相空間(住居用)】。取りあえず、あいつがどっか行くまでここでじっとしとこ。

位相空間だから見つかることはないけど。疲れたし。でも、いつかはあいつと戦わないといけないんだよな~。あー眠い。寝よ。


うーん、良く寝た~。

「ハロー、攻略二日目の定時連絡でーす」

ンダボレア?いや、定時連絡!?めっちゃ寝てたじゃん。

「ほうほう、寝てたんですかそうですか~」

ギクッ

「罰をふやそっかなー」

やめてくれ

「分かっているのだ」

じゃあ、また明日

「じゃあなのだ」

あの魔王ホント容赦ねえな。恐ろしや。

まあ、攻略始めますか。

僕は位相空間から出てダンジョン探索に移った。

えーと、地図も書かないとだし。普通十五歳にやらせるか?

魔物ちゃん発見。取りあえず、【イフリートフレア】。

あれ?死なない?ちょっと覗き見使いましょうか。

覗き見発動


覗き見の効果によりグランデフォーのステータスを視覚化できます。視覚化しますか?


イエス!


============

名前 無し

年齢 ???

種族 グランデフォー

邱丞粋繧ケ繝??繧ソ繧ケ縲?逋セ蝙謎コ泌鴻莠ャ蜊?屁逋セ蜈?ク牙鴻荳?コ皮卆荳牙香莠

?ィ?ー縲?荳?莠ャ蜊?屁逋セ莠泌香

?ュ?ー縲?蜊?屁逋セ莠泌椏荳?蜆?コ泌鴻荳

鬲泌鴨縲?險域クャ荳崎?

菴灘鴨縲?險域クャ荳崎?


螯冶。薙??縲千?轤弱?謾ッ驟崎???


繧ケ繧ュ繝ォ縲?繧ケ繧ュ繝ォ髦サ螳ウ縺ォ繧医j險域クャ荳崎?


遘ー蜿キ縲?繧ケ繧ュ繝ォ髦サ螳ウ縺ォ繧医j陦ィ遉コ荳崎?


鄙貞セ鈴ュ疲ウ

豁、縺ョ荳悶↓縺ゅk縺サ縺シ縺吶∋縺ヲ縺ョ鬲疲ウ

============


半分くらい文字化けしてるせいで読めないんだけど。

まあ、読めても読めなくても逃げないとやばい相手だな。確かここは中層。…中層でこれって最下層とか死ぬ未来しか見えない。

取りあえず、精霊賢王。あいつのステータス分かりますか?

[無理です]

即答かよ!

[そんなこと言われましてもこの世の者ではないのは間違いないと思いますけど]

この世の者じゃないって

[冥界の支配者当たりの化け物ってとこです。少なくとも精霊界にいるどんな化け物よりも強いでしょうし]

そんな化け物が何故人界に降りてきているのか

[さしずめ、貴方への嫌がらせってとこでしょうね]

なんで、僕を狙うんでしょうか

[貴方、自覚無いようですが神がレッドリストにのせたそうですよ。ついでにいうと支配者の方々や管理者も危機感も感じています]

レッドリスト?

[そんなことはあとにしましょう。まずは逃げましょう]

なら、空間転移発動、賢者の部屋へ。

「ん?なんじゃ、騒がしい」

[なるほど、考えましたね]

「でしょう」

「で、何か?」

今回も読んでくださりありがとうございます。

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