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日が暮れて

 カエルの兄弟が森の奥深くに住んでおりました。

 ある日。

 二匹は森を出て、ふもとの沼まで魚釣りに出かけました。

 この沼には魚がたくさんいます。

 二匹が釣りに夢中になっているうち、やがて日は暮れ、あたりはすっかり暗くなってきました。

「ねえー、にいちゃん」

 弟が兄の背をつつきます。

「なんだよ!」

 兄はじゃまくさそうに振り向きました。

「ほら、お空が暗くなってきたよ」

「だからどうしたっていうんだ?」

 弟は兄の腕を強く引きました。

「ケェロ」

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― 新着の感想 ―
[一言] ♪カエルが鳴くから、か~えろ とか、小学生の時、よく使ってました。 絵をつけて、童話にしたら子供にうけそう(#^.^#)
[一言] なんて上手い!なんてかわいい!ほっこりいたしました。 今は外に出ても落ち着かないので、私もよく夫に言います。 「早くけーろ」
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