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前編 ヴィオ・ドッペェル

この作品はアニメCharlotteを見てないとさっぱりわからない

二次創作です。

元のアニメにフライドポテトを添えた程度の出来となっています

それでもokな方はどうぞ。

乙坂 有宇は帰ってきた。

 世界から全ての能力を奪い、

 後は歳の経過と共に全ての能力が消える筈だった

 約束した人と再開し、多くの仲間と新たな人生を歩む筈だった

 しかし、なにかを忘れている。

 あの膨大な数の能力には類似、酷似、同類、相似、同位

 するような能力もあっただろう。

 ・・・・そう

 乙坂 有宇が感知できない

 史上最悪の同位体

 もう一人の『略奪』が

 乙坂 有宇とその仲間達から『平和』を奪い去る。


 乙坂 有宇は悪夢を見た。

 身長は同じ位で

 夜の闇に血まみれた

 髪は銀色・紫・金

 顔は褐色

 そいつがビルの上から笑っている夢を

 有宇「お前は誰だ!?」

 そいつは答えた

 笑いながら

 残酷な空気を漂わせてその名を言う

 「俺の名はヴィオ・ドッヴェルだ」


 乙坂 有宇は目を覚ました。

 朝だった。

 朝日を見ながら呟いた。

 有宇「僕は・・・役目を果たした筈だ・・・能力者は

 一人も居ないはずなのに・・・なんで・・・!?」

 

 友利 奈緒「ヴィオ?なんですかそれは?」

 有宇「夢に出てきた男だ、髪色が紫

 風貌は黄色人種、異様なまでの残忍なオーラ・・・

 おかしい・・・日本の学生達以外の能力は全て奪った

 ・・・筈なのに・・・。」

 友利「探知でわからないんですか?」

 『探知』してみる。

 しかし映らない。

 世界中の能力は確かに奪った。

 間違いない。

 探知能力には全く映らない。

 しかし、ノイズがザザッとなる。

 違和感は感じるが、結論

 有宇「・・・映らない。」

 疲れて軽くノイズ感覚になってんのかなと思う。

 友利「気のせいでしょ、じゃあ卒業式のスタッフやるんで

 あなたはベットで休んでおいて下さい。

 まだ回復しきれていないんですから・・・。」

 その時

 友利が薄くなって・・・消える・・・。

 有宇「あっ・・・とも・・り・・!!」

 友利「どうしたんですか?」

 普通にいた。

 有宇「あ・・・いや・・・なんでも無い・・・。」

 能力は出発時に奪った

 発動するわけが無い

 なんだろう・・・この妙な幻覚は・・・。

 どうして胸の奥がこんなにも不安なんだ?


 学校で卒業式が催されていた。

 有宇は体力回復のために病院で休み

 友利奈緒は申し訳程度で出席していた。

 乙坂隼翼が祝辞を述べている。

 隼翼「これから能力が使えない大人の世界に

 私達は旅立つ事になるでしょう。

 能力は成長すれば消える。

 皆さんにはその絶望に立ち向かう勇気と気概をもって

 この先人生を歩んでいただきたい。」

 ?「じゃぁ、今すぐその絶望にみんなで立ち向かって

 もらおうか?」

 隼翼「誰だ!?」

 体育館の天井が突如崩壊する。

 友利「歩未ちゃん!!」

 友利奈緒は乙坂歩未を庇って瓦礫を回避する。

 「うわぁあああああああ!!!」

 生徒たちに鉄骨の凶器が降り注ぐ。

 ?「いっやぁ、最高だよこの血の飛び散る光景は!!

 ネットにアップしたくなるねぇ!!」

 そいつの目が光ると秒速で生徒たちの体に次々と

 意識が乗り移り、

 ?「略奪完了!!がっはっははは!!がっはっはっは!!」

 倒れた隼翼がうめき声を出す。

 隼翼「貴様・・・!!」

 友利奈緒「歩美ちゃん・・・逃げて・・・。」

 歩美「奈緒さん・・奈緒さん・・!!」

 友利「いいから・・・歩美ちゃんは逃げて下さい・・・!!」

 歩美を抱きしめてこっそり裏から逃がした友利に

 そいつの魔の手が迫る。

 振り返った所に首を捕まれ持ち上げられる。

 ?「いい顔してんじゃねーか、能力は無いみてえだが

 味わってやろうか?生命力吸い上げてよぉ・・・?」

 ぶちゅ。

 友利「うぐっ!!」

 友利の唇を奪い、そこから生命力を『略奪』する。

 ゴブッゴブッゴブッゴブッゴブッゴブッゴブッゴブッ

 友利「うっ!!!うっ!!うっ・・・う・・・ぅ・・。」

 友利の抵抗力が消えていく。

 友利(身体の・・・感覚が・・・視界が・・・うす・・。)

 友利の身体が生命力を失って冷たくなっていく。

 友利の目が閉じていき、身体から生気が消える。

 友利の身体が手を離されてドサリと落ちる。

 ?「うめえ・・・いい命だったぜ。」

 高城丈士郎「ぬおおおおおお!!!」

 勇敢に悪魔に向かっていく高城。

 ?「消えうせろ!!邪魔だ!!」

 高城「ぐうああああああああああああ!!!」

 炎と雷に身体を受けながら男の前にゆっくり進んでいく高城

 高城「ぬおおおおおおおおおおお!!!!」

 服が全焼しても筋肉で耐えながらそいつをぶん殴りにいく。

 ?「失せろ筋肉バァカ!!」

 キィーーーーーン!!!

 高城「ぬああああああ!!!」

 『サイコキネシス』で高城は吹き飛んで体育館の壁に

 全身を打ち付ける。

 ?「無駄死にだったな。」

 『破壊』の能力を使って高城を体育館の跡を崩して

 瓦礫の下敷きにする。

 高城「無駄じゃないさ・・・ゆさり・・・君だけでも・・

 しあわ・・・。」

 高城は満足そうな顔をして瓦礫の下で押し潰され

 息を引き取り、

 西森柚咲は本校舎の影に逃げ込み歩美と隠れて泣いていた。

 西森「丈士郎くん・・・ごめんなさい・・・。」

 歩美「奈緒さん・・・ゆさりん・・・。」

 名前で呼んであげることがせめてもの想いだった。

 ?「ぶあっはっはっはっはっは!!!ぶあっはっはっはっはっは!!!!」

 校舎の至るところ、街が片っ端から炎と雷、冷気で目茶苦茶に

 され、ボロボロになっていく。


        平和だった世界が........壊れた


 有宇「はっ!!」

 夕方、 有宇は起きた。

 あまりに酷すぎる悪夢を見た。

 いや。

 絶対悪夢だけであってほしいが現実を思わせる

 絶望感を持った夢。

 その時テレビが伝えたものは

 『絶望』だった。

 ニュースキャスター「世界各地を破壊したと思われる

 謎の能力者が日本に上陸し大きな爪痕を残して行きました

 これはかの大震災規模の破壊活動であり・・・。」

 各地が震災が起きたような悲惨な惨状が横たわっていた。

 そこに友利とかつて一緒に過ごした学園もあった。

 記憶が薄れていてわからなかった。

 しかし、一つだけわかったのはあの夢は夢では無いことだった

 病室に乙坂歩美と西森柚咲、そして乙坂隼翼が来た。

 西森「友利さんが・・・丈士郎さんが・・・。」

 歩美「私を庇って・・・奈緒さんが・・・高城さんが・・・

 死んじゃった・・・ごめんなさぁい!!・・・

 歩美にはなんにもできなくて・・・ごめんなさい!!ぁぁぁぁ!!」

 泣いて二人は崩れ落ちた。

 有宇「そんな・・・あの子が・・・!?嘘だ・・・う・・・

 嘘だっ!!!」

 記憶が薄れていても友利の死はあまりに衝撃的だった。

 有宇の目から思いもよらずに涙が出てくる。

 乙坂隼翼が有宇の元に来る。

 そして叫ぶ。

 隼翼「お願いだ・・・有宇・・・もう一度だけタイムリープ

 できないか・・・こんな終わり方なんてあまりに残酷過ぎる!!!

 お願いだ有宇!!!みんなを・・・助けてくれ・・・俺には何も

 できないんだ・・・ちくしょう・・・俺の目さえ

 見えていれば・・・見えていれば・・・!!」

 有宇「目さえ・・・。」

 微かな記憶に褐色肌の女性が映る。

 傷つけられた右目に右手を無意識に触る。

 その時右目に『治癒』が発動し両目が開く。

 有宇「え?」

 右目を隠していた髪の毛を退ける。

 西森「目が・・・治っ・・・右目が開きました!!これで

 隼翼さんの目が治せれば・・・!!」

 やってみた。

 ダメだった。

 だが希望は繋いだ。

 小さな希望を。

 隼翼「やっぱり能力の代償の失明は治せないか・・・

 だが有宇・・・今のお前ならもう一度タイムリープできる。

 今回の事件を起こした奴を、猛威を振るう前に倒してきて

 くれないか?」

 有宇「ヴィオ・・・ドッヴェル・・・。夢の中で

 そいつはそう名乗っていた。でも・・・探知には

 引っ掛からなかったんだ。」

 隼翼「ヴィオ・ドッヴェル・・・確定はしてないが

 奴のことは次からそう呼ぼう。有宇、監視カメラと

 生き残った元能力者の情報を照合するとそいつはお前と

 同じ『略奪』の能力者だ。」

 有宇「僕と同じ・・・。」

 隼翼「そうだ、奴が能力を集める前に『略奪』するか

 倒してきて欲し・・・。」

 突如病院の片隅から爆発音がする。

 ?「ぎぃやぁへっへっへっへっへっへっへ!!!」

 西森がその声を聞いて恐怖で腰を落とす。

 『奴』が来たのだ。

 隼翼「どうやら・・・奴は待ってはくれないみたいだな。

 有宇!!早くタイムリープしろ!!今すぐだ!!」

 病院の窓ガラスを割ってそいつは目の前に現れる。

 その時。

 歩美「有宇お兄ちゃん!!あぁああああああ!!!」

 有宇の顔をを庇った歩美の背中にガラスの破片がびっしり

 刺さった。

 有宇「歩美っ・・・どうして・・・!?」

 歩美「お兄ちゃん・・・奈緒さんを・・・みんなを・・・

 助けて・・・あげて・・・。」

 有宇「・・・・・!!」

 隼翼「歩美!!くっ・・・。」

 隼翼は有宇の首根っこを掴んで、どうしてわかったのか

 最後の力を振り絞って病室の廊下へと有宇をぶん投げる。

 隼翼「俺達に構うな!!俺達を救えるのはお前だけだ!!

 振り返るな有宇!!もう迷うな・・・とっとと行きやがれ

 ええええ!!!!未来を変えろ!!有宇!!」

 ヴィオの視界を身を呈して塞ぐ隼翼。

 ヴィオ「はっはっはっは!!みんな壊れて泣き叫べぇえええ!!!」

 有宇「ぬああああああああああああああ!!!!」

 両目の中の光がもう一度回り出す。

 病院が・・・やつの『能力』で爆発し壊れていく。

 有宇はもう一度・・・過去へ飛ぶ。

 

 そこにあったものは。

 廃倉庫の内部だった。

 有宇「・・・え?」

 ???「おとなしく捕まりなさい。貴方はいい商品です。」

 有宇「は・・・?」

 高平から中華系のオッサンとマッチョがこっちになんか

 言ってる。

 後ろを見るとそこには黒髪ショートの黒マントロリ。

 ・・・・思い出した。

 こいつに目と耳をやられた事を。

 ここは友利と熊耳がここの何処かで監禁されてる

 よりによってそこにタイムリープしてしまったのである。

 有宇(どうするどうするどうするどうする!?このままじゃ

 確実に切り付けられる・・・痛い!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌・・・。)

 何を血迷ったのか。

 有宇「くるなぁああああああ!!!!」

 まだ相手が何もやってないのにも関わらず

 真っ先に『崩壊』を使い出す。

 中華系ブローカー達「ファッ!?」

 有宇「うわああああああああ!!!!」

 廃倉庫が崩壊しだす。

 地面のアスファルトがボロボロ壊れて宙を舞う。

 有宇(あれ?俺は何やってるんだっけ?)

 そうやって少し冷静になると、壊れた建物の中に白い髪が

 チラッと見えた。

 有宇は自分のやった事の重大さに気がついた。

 このままじゃ友利奈緒が死ぬ。

 タイムリープ前に失ってしまった大切な人が

 よりによってタイムリープした自分のせいで死ぬ。

 有宇(嫌だ・・・嫌だ嫌だ・・・そんなの・・・友利・・・

 死んじゃだめだ・・・。)

 有宇「友利いいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

 必死に手を伸ばし、意識が消えた。

 

 意識がブラックアウトした後

 病院で目を覚ました。

 有宇「・・・・・・!!友・・・いったっ・・・。」

 全身が痛い。

 いろいろ刺さっていたようだ。

 まるで準ミイラだ。

 有宇は横を見ると友利奈緒が生きていた。

 有宇「良かった・・・!!あれ・・・どうしたんだ・・・僕は

 あのあと・・・?」

 崩壊する廃倉庫の中でさらに『崩壊』を使って倉庫の

 破片や鉄骨を細かく砕き、その中を『飛行』で無理矢理

 移動しながら二人(?)突き飛ばし、そこから『念力』

 でさらに二人(?)を建物の残骸崩壊の中から必死に吹き飛ばし

 自分は残骸の下敷きになったが辛うじて生きていた。

 有宇「よかっ・・・くてっ。」

 また意識が落っこちて安眠に着いた。

 全身の痛みを忘れながら。

 

 その後しばらく時が経って

 意識を覚ました後に目時にこっぴどく怒られた。

 目時「どーして真っ先に『崩壊』なんて使ったの!?

 危うく三人とも死ぬところだったのよ!?」

 有宇「ご・・・ごめんなさい。」

 隼翼「いいじゃないか・・・みんな生きて帰ってきただけ

 もうけものだ。あのあとお前の傷が一番酷くて

 緊急治療で生死をさ迷ってたんだ。何がともあれ

 生きてて良かった。」

 奈緒「しばらくは全身の痛みを堪えながらリハビリですね。

 しかたありませんがしばらくは付き合ってあげましょう。」

 そこには五体満足で立っている友利奈緒の姿があった。

 有宇「すごくうれしいよ・・・ありがとう。」

 屈託の無い万遍の笑みで喜ぶ有宇。

 その反応に違和感を感じる友利。

 奈緒「貴方は本当に乙坂有宇ですか?」

 有宇「そうだけど・・・?」

 奈緒「・・・人格違いませんか?」

 有宇「そう・・・だっけ?」

 歩美「紛れも無くお兄ちゃんですけど、なんか雰囲気

 変わった気がします。」

 有宇「そうだ!!思い出した・・・みんなに伝えたい事がある。」

 

 隼翼「ヴィオ・ドッペェル?」

 奈緒「つまり貴方はヴィオ・ドッペェルっていうもう一人の

 略奪の能力者を・・・。」

 高城「手のつけられなくなる前に始末するために来たという

 訳ですね?」

 隼翼「『もう一人の略奪』か・・・にわかには信じがたいが

 おかしな話ではない。熊耳、探知できるか?」

 熊耳「人使い荒いな、歯を全部刺し歯にしなくちゃいけないわ

 爪の再生に手間取るわの人間に・・・だが話が本当ならば

 由々しき事態だ、見てやろう。特定能力人物の察知が

 できるのが俺だけだからな。」

 熊耳は『乙坂有宇』以外の『略奪』の能力者の探知を行う

 熊耳「・・・見えない・・・反応が・・・。」

 パァン!! 周り「うわぁ!!」

 何故か世界地図がはじけ飛ぶ。

 熊耳「・・・そういうことか。」

 隼翼「どういうことだ?」

 熊耳「奴は確かにいる・・・だが『ジャミング』って能力で

 位置がわからない。そいつは既に能力探知を弾き飛ばす

 『ジャミング』って能力を『略奪』している。」

 隼翼「確かに・・・そのもう一人の『略奪』はいるんだな?」

 熊耳「ああ、間違いなく・・・いる。場所がわからないだけで

 明確に彼は生きている。」

 隼翼「わかった、そいつを探知するために世界のSNSの

 監視部隊を今から編成してそいつの動向を探る。

 そいつが話道理凶悪な奴ならば間違いなく不振な被害の

 しっぽを見せるからな。」

 奈緒「それが一番最速で危機がわかりますもんね。」

 有宇「じゃあ、早速能力集めに・・・(ズキズキズキ)

 痛っ!!!!!」

 隼翼「無理すんな、怪我の回復もリハビリも終わってないんだ

 友利、しばらく面倒を頼む。」

 奈緒「仕方ないっすね。」

 有宇「あ・・・ありがとう。」

 頬を紅く染めて無垢に反応する有宇に違和感を隠せない

 友利奈緒。

 奈緒「・・・本当に貴方は乙坂有宇ですか?変なものでも

 食べたのか・・・頭でも撃ったのか・・・人格でも

 乗っ取られたのか・・・?」

 有宇「僕は・・・そんなにおかしい?」

 奈緒「いや、もういいです。仕方がないから面倒でも

 見てあげましょう。」

 テレビ「盲目のバンド、ジ・エンドが公開演奏の

 自粛を発表しました。」

 奈緒「ええええええええええええ!!!!!!そんなぁあ!?」

 テレビ「サラ・シェーンさんはインタビューに対して

 公開演奏は自粛し作曲とレコード制作は続ける模様。」


 兄の様子を久々に特設病院へ見に行く友利奈緒

 奈緒「ショックだなぁ・・・ファンだったのに・・・

 ライブ自粛は悲しいなあ・・・まあ潰れた

 わけじゃないから対して心配は・・・。」

 「二人で~生きよう~♪一緒に~生きよう~♪

 たとえ何度でも~いがみ合うけど~♪

 離れず~に~ひとつ~でいようよ~♪」

 奈緒「この声は・・・!?」

 大好きな人の声。

 何度も心踊らされて来た人の声。

 また兄のカウンセリングを・・・・。

 開けると、布団の中で友利兄ともそもそ何かをやっていた

 友利兄「サラさん・・・それは・・・だめですって・・・。」

 奈緒「?」

 サラ・シェーン「遠慮するなよ、正気が戻った祝いだ。

 新しい愛の世界を私に教えてくれ・・・。」

 友利兄「他にいい人はたくさん・・・居たでしょう・・・?」

 サラ・シェーン「理由はいいから、君だけさ・・・。」

 友利兄「サラさん、僕には・・・あまりに重過ぎます・・・

 確かに・・・誰よりもサラさんのことを愛しています・・・

 でももっといい人なら居たはずです・・・。」

 サラ・シェーン「そんなことは無い・・・

 君をどうしてかほおって置けないんだ。」

 奈緒「・・・・・・・・・・・・・・え?」

 思考回路が追いついていない友利奈緒はようやく理解した。

 自分の大好きな歌手が毛布の中で自分の兄と

 スキャンダル不可避な事態になっていることを。

 顔を真っ赤にして思わず叫んでしまった。

 奈緒「ふぁあああああああああああああああ!!!!!」


 奈緒「どうして・・・うちの兄と?」

 冷静さを取り戻して外で座って二人で話すサラと友利

 サラ・シェーン「重たいものを失いあった仲だからさ。

 それに正気を取り戻したら凄くかわいい奴でな、

 互いに・・・補い合えるって感じたから・・・結婚した。」

 奈緒「そんなにサラっと・・・。」

 サラ・シェーン「駄洒落か?」

 奈緒「洒落抜きです!!あんな・・・うちの兄と・・・結婚

 だなんて・・・貴方には釣り合わないんじゃ無いでしょうか?」

 サラ・シェーンは友利奈緒のほっぺにキスをする。

 奈緒「うわぁわぁ!!」

 サラ・シェーン「男女夫婦っていうのはな、最初から完璧を

 求め合う関係じゃない・・・補い合い、

 完成させていくんだ。私は、盲目の時点で不足な人間だ。

 釣り合う釣り合わないの問題じゃない。

 どうして互いを選んだのか私にも彼にもわからない。

 わかるのはただひとつ・・・『運命』を感じたって事だ。」

 

 奈緒は部屋で考えた。

 兄にはサラがいる。

 隼翼には目時がいる。

 奈緒「私には・・・。」

 わからない。

 ただひとつ心に残ったのは

 奈緒「補い合い、完成って・・・何だろう?」




暇潰しに書いた奴です。

展開と筆力不足をお詫びします

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