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第71話

小説あるあるだな

寝るときと風呂入ってるときはいい話が浮かぶのにいざ書こうとなると全く忘れてしまう・・・

――――シリアナ帝国・帝都正門付近

正門付近には急遽帝国全土から集まってきた3万の兵が集まっていた。

「よお!ひさしぶりだな」

「おお、この前の祭り以来だな」

「ああ、そうだな。しっかしなんだって帝国は突然招集したんだ?」

「なんでも海の向こうからどこぞの国が攻めてきたらしいぞ?」

「この帝国にか?馬鹿じゃないのか?」

「ああ、ほんと馬鹿だよ」

とまぁこんな感じの会話が正門付近の兵の間で交わされていた。


1時間ほど経った頃正門前に1人の将が馬に乗って現れた。帝国軍、先発部隊の指揮官アルフレッドである。

「全将兵聞こえるか!?私がお前らの指揮をするアルフレッドである!これから戦う相手は全く分からない敵である!だが、よりにもよって我が帝国領土を何処ともわからぬ蛮族の国に土足で踏み入られ拠点を作られたあげく資源探索だと言い領土を穴だらけにした!我々はこの土地を取り戻すために出陣するのだ!」

『オオーーーーーーー!!!』アルフレッドの宣誓により8万の将兵が声を上げ、出陣して行った。

上空で見られているとも知らずに・・・


――――朝日基地

基地では偵察機からの報告を待っていた。

「黒川司令・・・、あっ失礼しました。総司令、偵察機からの報告が来ました」

俺は報告内容が書かれた紙を受け取った。

「ごくろう、偵察機には帰投するよう伝えてくれ」

「はっ!」

「さて敵の総数は物凄くいっぱいいるらしい、軍艦や戦車と違って小さい人だから数がわからないんだな。報告によると攻城兵器等大型の兵器は確認されてないな。とりあえずこんなにたくさんの兵士が来られても防衛が厳しいだろうから先制攻撃だな、黒川少将」

「はい!」

「確か格納庫にレシプロの隼があったよな?」

「ええ、格納庫に3機ほどありますよ?レシプロ機はジェット機に比べて壊れにくいので・・・それを使うのですか?」

「ああ、それにそっちの方が速度が遅くて機銃掃射もしやすいだろう?」

「そうですね。では攻撃隊にはジェットではなくレシプロに乗るよう伝えておきます」

「頼む」

黒川少将が部屋を出て行き、部屋に1人になった俺は窓の方を向き報告書に貼り付けてあった写真を見た。

(これは、2千や3千っていう軍勢じゃないぞ、1万近く・・・もっといるな。さすがにこの数が基地に来たら、って写真見た時は思ったが今考えると戦車とかで防衛すれば勝てるんじゃないのか?まぁいいけど)


――――朝日基地・格納庫

格納庫には陸軍戦闘機パイロットの寺本、長瀬、永井の三人がいた。そこに黒川が来た。

「おい、寺本、長瀬、永井!」

「黒川少将!?」

「お前たちが乗る機体はそれじゃない。奥にある1式戦闘機だ」

「しかし少将、あれはレシプロ機ですよ?武装も7.7mmだし爆弾も100Kgしか積めないんですよ?」

「今度の作戦は敵兵に対しての機銃掃射だ7.7でも十分行ける。爆弾なんて積んでいったらオーバーキルだぞ?」

「ですが・・・」

黒川と長瀬の会話に寺本が間に割って入ってきた。

「待て長瀬、少将。この作戦敵兵に対しての機銃掃射と言いましたよね?」

「ああ」

「わかりました」

「おい、どういうことだよ寺本?」

「ああ、俺もイマイチよくわからないんだけど?」

イマイチピンとこない長瀬と永井が寺本に聞いた。

「敵兵に機銃掃射ってことはジェット機だと足が速すぎる。ならば足が遅いレシプロ機でやった方が効率がいい、そういうことですよね?黒川少将」

「そういうことだ。任せたぞ。お前らが数を減らしてくれたら後々が楽になるんだからな」

『全力を尽くします』

三人は1式戦、隼に乗り込んでいった。

仕事が忙しすぎて、更新遅れます。

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