第68話
――――東の大陸(新大陸)
ここに来てすでに1ヶ月が経った。俺たちはここに朝日基地というものを新たに作った。もちろん基地というから帝国本土や秋津島から陸軍や一部海軍も派遣されている。基地内には滑走路が1本あり航空機の離着陸も可能になっている。この大陸に来て1ヶ月しか経ってないがすでに地下資源はいくつか発見されている。そのうちの一つが鉄鋼石、つまり鉄である。他にもレアメタルや金なども見つかっている。
地下資源もそうだが現地人との意外な形での接触もあったのだ。それは2日前である。朝日基地から数キロ離れたところで金の採掘場が包囲されたのだ。
「貴様らは誰の許可をもらってここで金を採掘している!?」
この時すでに自動翻訳機は出来ていたからお互いの言葉は理解できていた。試しに日独ソのお互いの言葉が全く話せない者同士で使って見たら話せたからだ。ちなみにそれが未知の言葉でも同様である。さすがにコンニャクにはできなかったけど首に装着するかたちになったのだ。ちなみに仕組みは国家機密。
包囲した集団の問いに誰も答えずにいると、
「ここは我がシリアナ帝国の領土である。勝手な採掘は認められん!」
すると現場監督が答えた。
「それはすみませんでした。我々はここより海を越えて西にある島日本から来た者です。今日はここで引き上げて帰りますのでよろしいでしょうか?」
「ならん!貴様らは我が神聖なる帝国領土に穴をあけた。全員をここでひっ捕らえ、捕虜とする!歯向かう物は容赦なく殺す!良いな!」
作業員たちは言われるがまま捕虜になりシリアナ帝国の帝都ペンダに連れてかれた。
その後シリアナ帝国の使節団が訪れたのは捕虜が連行されて1週間後である。




