第60話
やっと60話まで行きました。ここまで長い目で見てくれてありがとうございます。これからも長い目で見てやってください。お願いします。
――――国防海軍・いずも艦橋
俺は、いずも艦橋にいた轟司令に詳しい話を聞いた。
「では、本国は貴官たちが降伏するのであれば一緒に転移してきた米第7艦隊で沈めると言ってるのですな?」
「そうなんです、こちらとしてもこれ以上負傷者や戦死者は出したくないものです」
俺は少し考えたが護衛として同行していた水兵に意見具申された。
「総司令」
「ん?なんかいい案でもあるのか?」
「敵が米国ならこちらも米国で行ってみてはどうですか?うまくいけば戦闘せずに味方に引き込めるかもしれませんよ?」
「その手があったな。成功したら何か褒美をやらないとな」
「ありがとうございます」
この作戦は後にこの水兵の人生を変えることになる。
――――多国籍艦隊・米艦隊
「わかりました、総司令」
「君にかかっているんだ、頼むぞ!艦隊の編成等は君に任せるからな」
「はっ!お任せください」
「期待している」
そこで通信は切れた。このときいずもにいた俺と通信したのは米艦隊司令のハルゼー海軍大将だった。ハルゼーが座乗する艦は戦艦アイオワだった。なぜ新鋭艦のモンタナ型じゃないのかと言うと出撃1週間前に「モンタナには火力と防御力、アイオワには速力がある。もし敵と砲撃戦になった場合、速力で優っているアイオワが生き残る確率は少し上がる・・・と思われる。だから我が国、艦隊の旗艦はアイオワで行く」と言っていたのだ。史実と違わないと思ったがどこか少し抜けていたのだ。
「総司令から説得するよう頼まれた敵艦隊に向かう艦艇はアイオワを含むアイオワ級6隻と護衛の駆逐艦10隻で行く。その他の艦はこの海域で待機だ」
ハルゼーの号令でアイオワ級と護衛の10隻の混合駆逐艦を除くモンタナ級やノースカロライナ級、空母やその他の巡洋艦・駆逐艦はその海域に残った。
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