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第54話

――――帝国側・多国籍聯合艦隊

「総司令、あと1時間ほどで霧に入ります」

「わかった」

俺は座席から立ち上がり各国空母に伝えた。

「確実に敵は向こう側で待っている。よって我々が先に先制攻撃をしようではないか!航空隊発艦用意!」


――――30分後

各空母の発艦準備が完了したとの報告が来た。

「総司令、赤城・加賀を含む8空母及び各国空母、伊勢・日向の航空戦艦からの発艦準備完了しました」

「よし、全機発艦!」

『総飛行機、発艦!!』

日本空母、米空母や英空母からたくさんの航空機が発艦していく。その数およそ2000機以上・・・

『航空隊は全機発進、各国航空隊と共同作戦に当たれ!繰り返す、航空隊は・・・』

5つの国の航空隊が艦隊上空に沢山飛んでいる。そして俺は、命令を下す。

『合同航空隊はホワイトエリアを抜け、敵艦隊を見つけ次第攻撃せよ!ホワイトエリアを抜けてくる艦隊の援護もあるが千歳・千代田から発艦した特別攻撃機を最優先に援護せよ!』

「おい!赤城航空隊の笹井と岩本、それから坂井に繋げろ!」

「は、はい」

通信士は何故か慌てていた。その理由は後でわかった。

「つながりました。」

「笹井中尉、岩本中尉、坂井中尉、聞こえるか?総司令の山上だ」

「「「総司令!?」」」

三人は驚いた。というか驚くのも無理は無い。なんせ祖国の総統であり、所属艦隊の総司令でもある人から直接無線が繋がったからだ。

「君たち三人は日本が誇る大事な撃墜王三人組だ。くれぐれも生きて帰ってきてくれよ、以上だ」

「「「了解」」」

そして3機をを含む大編隊は霧の中に消えていった

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