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第52話

――――日本帝国・硫黄島

「くそっ、まさかここまでの被害になるとは。民主の野郎も中々やるな」

俺は硫黄島に何とか着陸し、直前まで意識のあった乗員に簡単な話を聞いた。

「どうしますか、総統――――。いや、総司令・・・」

俺は少し悩んだ。

「多国籍艦隊の出港を2日延長する、特攻空母の千歳と千代田を呼べ!」

「あれをですか!?しかし、あれはまだ試験が・・・」

「そんなもの、敵に会うまでにやればいいだろ!」

「了解しました」

特攻空母とは正式名称、特別攻撃航空母艦。艦載機は全て無人機、ただし敵に無人機と悟られぬよう操縦席にはマネキンを乗せてある。何故、全て無人機なのかというと、空母の名前にもなっているように艦載機は全て胴体の下に爆弾を抱えている。つまり敵艦に体当たりする特攻機なのだ。だが空母に艦載機が無くなったら意味がない、しかしこの空母には資財されあれば艦の中で機体と弾薬を生成出来る能力を持っているのだ。言うなれば、無限空母とも言えるのだ。


――――日本国・総理官邸

「そうか、あいつら攻めてきたか。海軍に伝えろ、舞鶴・佐世保・呉に集結しいつでも出撃できるよう。もうすぐ来るぞ」

「かしこまりました」

これで民主側も戦時体制に入った。

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