第47話
――――首脳会談から1週間後、日本帝国・硫黄島5000km沖
俺はこの日空母信濃の甲板である一団を待っていた。
「総統!あと10分ほどで着くそうです」
「そうか、今のうちにトイレにでも行ってくるかな・・・」
「すぐに戻られますか?」
「すぐ戻る」
その場を離れて、5分ほどたった頃に戻ると一団の機体が見えていた。
「ヘリか・・・この信濃から見たら豆粒だな・・・」
飛んできたヘリは日本国の使節団を乗せていた。
――――少し前、海上自衛隊・SH-60J機内
「轟海将!見えてきました。目的地の空母です!」
「どれどれ・・・デカいなぁ。米国の空母並みだなぁ・・・」
ヘリには案内人として護衛艦隊司令の轟海将と外交官2人そして謎の人物が1人乗っていた。
「轟海将!間もなく着艦します!おつかまりください!」
ヘリは信濃に着艦した。そしてヘリのエンジンが止まって、扉が開かれた。
「お待ちしておりました。日本の皆さん」
「やぁ、山上君。久しぶりだね」
降りてきた轟に挨拶しようとしたら横やりが入れられた。
「貴様!我が日本帝国の総統閣下に対して君付けとは何事か!!」
「落ち着け山口!一応他国の外交官の前だぞ!!」
「申し訳ありません、ですが・・・・」
「いや、いいんだ」
俺は多聞に一喝して深呼吸してから改めてあいさつした。
「改めまして轟海将、お久しぶりです」
「山上君、紹介するよ。こちら日本国外交官の野田君と高松君だ」
「野田です」「高松です」
「初めまして、日本帝国総統の山上です」
俺は、2人と握手をした。
「ここでは、あれなんで艦内へご案内します」
「「ありがとうございます」」
そして俺たちは、艦内に入っていった。




