第4話 我が国の歴史①
執務室に入った俺は本棚にあった歴史書に目を通した。
しかし、全て手書きでしかも俺の字やし・・・
皇紀0年縄文時代に相当 神、山上弘一が降臨、武蔵国を作った(後の東京都)人口50人
皇紀3年飛鳥時代に相当 生成できる能力を生かして刀や弓の見本を作り大量生産を開始、全国統一を開始した。人口200人
皇紀5年〃に相当 本州、四国、九州統一。人口5000人
皇紀6年戦国時代に相当 鉄砲の生産を開始した。人口5100人
皇紀7年安土桃山時代に相当 人口を増やすために一夫多妻制にし、子供一人生まれるごとに10万円を進呈 お金は国を作ったときに能力を使って大量に生成。(三日寝込みました。)人口9000人に増加
皇紀10年安土桃山時代に相当 蝦夷(後の北海道)に侵攻、一ヶ月で統一。人口2万人
皇紀15年江戸初期に相当 琉球王国(後の沖縄)に侵攻、半月で統一。人口10万人。全国統一完了。国の名を日ノ本の国に改名
皇紀30年江戸後期に相当 蒸気式コルベット艦三隻を建造。廃藩置県を実施。蝦夷は北海道、琉球は沖縄に変更。首都武蔵国は東京府に変更
皇紀31年〃に相当 太平洋横断・日本海横断を開始 尚、中国大陸、朝鮮半島に国はあるものの明らかにまだ石器時代である。太平洋横断組はハワイ周辺で帆船の軍艦三隻と遭遇、国旗は独立前のアメリカの国旗、つまり英国領アメリカの船。このとき何を思ったのか、やつらは我が国の船に大砲を撃ってきたが向こうはただの帆船でもちろん機関などついていないからせいぜい2~3ノット、こちらは帆船だが蒸気機関が付いていて最高12ノット出るが非武装だ。反撃出来るものといえば手に持っている鉄砲だけだが、速力ではこっちのほうが勝っているので逃げ切った。
皇紀32年明治時代に相当 他国の進行に備えて戦艦三笠を生成、このころになると大量にとか大型のものを建造してもあまり疲れなくなってきた。
この年日本王国に改名、王立海軍、王立陸軍を発足
同年、三笠を元に軍艦の建造を開始、ただしこのころ造船所は横須賀造船所しかなく、ドックも二つしかないため1年間に戦艦二隻のペース・・・
皇紀35年〃に相当 函館・大湊・舞鶴・名古屋・呉・佐世保・那覇に造船所(ドック2つずつ)を追加、これにより年間、戦艦16隻建造のペースになった
皇紀40年明治後期に相当 この年、電話などの通信機器が普及、よって小笠原諸島に移住者増加
硫黄島に海軍基地を設営、配属艦は大和と武蔵。このときの戦艦は三笠が元になっているので主砲は30㎝連装2基である。
皇紀45年〃に相当 英国が蒸気式帆船10隻を引き連れて侵攻してきた、硫黄島の大和と武蔵が迎撃に向かい敵は9隻沈没1隻小破に対しこちらは二隻とも無傷である、なお、後にこの海戦の名を硫黄島沖海戦となる。
皇紀50年〃に相当 この時まだ現地住民がほとんどいない台湾を20万の戦力を使い2日で占領 総人口9500万人に増加
とりあえず50年分