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第43話

世間はバレンタインデーとか言っているが核爆発で消えてほしいわ

――――朝鮮王国・王宮

この日俺は真一に紹介されてこの国、朝鮮王国に同盟の話を持ってやってきた。ちなみに国のトップが誰なのかは会ってからのお楽しみって言われており誰なのかわかっていない。王の間と呼ばれるところに通されてかれこれ30分経つんだが誰も来ない・・・

「疲れたな・・・。床に座ってもいいかなぁ・・・」

「総統、服が汚れますから立っててください」

「そうだな、未来。」

俺は宮代に言われてもう少し立って待つことにした。さらに5分ほど経った頃、

「ごめーん!!遅れたぁ!!!!」

「その声は・・・」バタンとドアが開いてバタバタと小走りでその人は入ってきた。

「すまんな、弘一。ちょっと会議が立て込んでてな」

「やっぱり、新八だったか・・・」

新八。本名、山本新八やまもとしんぱち。俺や真一とよく遊んだグループの一人だ。

「ちょうどいいわ弘一。実はお前に会わせたい人がいるんだ」

「会わせたい人?誰だろう・・・」

「おーい、入って来ーい!!」

ガチャッ!

ドアが開いて入ってきた人物を見て俺は声を上げた

「サブロウ?三郎か?」

「久しぶりだな、弘一。会えてうれしいぞ」

三郎。本名、斎藤三郎さいとうさぶろう。新八と共通の友である。

「なんで三郎が?どういうことだよ。新八!?」

「三郎、自己紹介してやりな」

「OK。改めて弘一。オーシャン連邦大統領の斎藤三郎だ。よろしく」

「・・・・・は?」

「真一から聞いてないのか?朝鮮とオーシャンはお前の知ってる奴だって」

「聞いてはいたけど、俺たちのグループって5人いたよな?俺と真一、新八、三郎。あいつは?ツッチーちゃんは?」

5人目の名前を出したとき二人は黙り込んでしまった。

「おい、どうしたんだよ・・・」

「そっかぁ真一から俺や三郎の事を秘密にされてたくらいだからなぁ、知らないよな。ツッチーちゃんは敵だ・・・」

「は?どういうことだよ!!?ツッチーが敵って!?」

「新八、俺が代わりに話す。落ち着いてよく聞けよ。実はな・・・・・・・・」


内容はこういうことだった。

真一、新八、三郎、そしてツッチーちゃんは元々別の世界で4国同盟を組んで何とかやっていたんだが、この世界に同時転移したとき、ツッチーちゃんの国だけ離れて転移してしまった。それから間もなく、縦に並んだ独・朝・オーの三国の左側にソビエト連邦が転移してきた。そしてその向こう側にツッチーちゃんの国、旧ベルカ共和国があった。しかし、ソ連転移3日後、ソ連の侵略がベルカに向けて始まった。これが第1次ベルカ戦争である。宣戦布告無しの攻撃により国境付近にいた2個師団が全滅。その際部隊の隊員の中にツッチーちゃんの子供がいたらしく、死亡が確認された。それに一番激怒したのはツッチーちゃんではなく彼の奥さんであり、現在の女王陛下である。彼女はツッチーちゃんを幽閉し、物量や奇襲攻撃により1年ほどで全面占領、スターリンは重傷を負ったらしい。

その後、周りにある小国も全て占領し、ベルカ帝国に名称変更。ツッチーちゃんはいまだ幽閉中らしい。そして1年ほど前、帝国はドイツなど3国に宣戦布告無しの戦争を挑んできた。これが第2次ベルカ戦争である。尚、ツッチーちゃんが幽閉されたのを知ったのベルカの兵を捕虜にした時に知った。今は完全に女王に完全独裁状態らしい。そして今に至るということだ・・・・・

ちなみにツッチーちゃんとは本名、辻内大和という名前できわめておとなしい性格の男である。


「とまぁ、こんな感じだ」

「ツッチーちゃんも大変だなぁ・・・」

「大変だなぁってお前・・・」

「今は三郎や真一と同盟を組んで何とか保っているけどそれも時間の問題だよ。特に俺の国(朝鮮)は歩兵しかいないんだから厳しいよ。まぁ今は真一らからの軍事技術の提供によって戦車とかの開発を進めているけど果たして間に合うのか、って状況だ」

「それに関しては真一からある程度の事を聞いている。だから、今は別室に待機しているが陸軍の技術士官を何人か連れてきた。そいつらを使ってくれ。それから、こいつはうちの陸軍大臣の宮代大将だ。未来、1ヶ月でこの国の兵を精鋭にしろ!!」

「かしこまりました。総統」

「というわけで技術士官と未来を頼むぞ、新八」

「ありがとう、弘一。助かるよ」

「弘一」

「どした?三郎」

「実は、ツッチーちゃんからどうやって調教したのかわからんが伝書鳩で通信が来たんだ」

「それを早く言わんか!!内容は?」

「今の最高指導者である女王の暗殺依頼だ」

「暗殺かぁ・・・・」

「俺たちの国にはそんな依頼来ても暗殺が出来る精鋭はいないから何もできな―――」

「出来るよ?」

「えっ?」

「出来るよ?日本には超が付くほどの精鋭暗殺部隊が陸軍にも海軍にもいるからねぇ、その依頼日本が引き受けるよ」

「じゃ、弘一。頼んだ」

「任せておけ。必ずツッチーちゃんを救い出してやる」


こうして日・独・朝・オーの4国軍事同盟が締結された。

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