第3話
俺はこれから仕事・・・というよりは公務をするため執務室と呼ばれる俺の部屋に入った。ここに来るまで俺はちょっと驚くことが沢山ありすぎた。車の中で俺はとある箱を渡された、それには「超極秘」の文字が書かれている。しかも鍵付きだからどうやって開けるのか聞くと、「指紋認証です」って言われて、開けてみると中からは「記憶喪失の本」と書かれた訳のわからない本が出てきた。開いてみると間違いなく俺の字で書かれた項目三つが目についた。そこには驚きがあった。
1、山上弘一は日本王国の国王陛下である。
2、山上弘一は日本王国の神である。
ここまででもびっくりするが最も驚愕したのはあ三つ目の項目だった。
3、山上弘一は念じたものを生成することができる。(尚、生成するものが大きければ大きいほどものすごく疲れる)
???どういうことだ?念じたものが生成できる?試しに、身近なものを念じてみた。
「ボールペン、ボールペン・・・」
何か手に落ちてきた、ボールペンだ・・・
(やばい、ほんとに出来てしまった)俺は心の中でそう叫んだ。
そして俺は、ノートを箱にしまって彼に渡した。
ちなみに彼の名前は小林昌弘というらしい俺の秘書なんだが何故陸軍の制服を着ているのかと聞いたところ、彼は陸軍直轄の親衛隊だったらしいのだが秘書が欲しいなぁと思いながら親衛隊の隊員を物色してたら彼に目が止まって彼を引き抜いてしまったようだ・・・。制服は軍服が気に入っているからそれを着ているのだとか・・。