第19話
――――ロンドン沖
戦艦大和及び武蔵から続けざまに3斉射され、艦橋からロンドンが火の海と化し始めているのが見えた。そして、直ちに大和より空母信濃・葛城に向けて第一次攻撃隊・第二次攻撃隊の発艦が始まった。
――――航空母艦信濃飛行甲板
『総飛行機発動~!総飛行機発動~!』
『第一次攻撃隊、発艦始め~!発艦始め~!』
信濃から第一次攻撃隊の艦載機が発艦していく・・・
信濃の艦載機は一次攻撃、葛城の艦載機は二次攻撃隊という風に分けられた。
~10分後~ 航空母艦葛城飛行甲板
『総飛行機発動~!総飛行機発動~!』
『第二次攻撃隊、発艦始め~!発艦始め~!』
葛城からも次々と航空機が発艦していく・・・
今回の航空攻撃では敵の航空攻撃は無いとわかっているので全機、艦上爆撃機彗星(史実より高性能)である。
彗星の搭載爆弾は1tまで可能。最高速度は800キロ、巡航速度は600キロである。
一次・二次合わせて、120機近くの彗星が飛んで行った。観測用の艦偵も10機ほど飛んで行った。
――――ロンドン市内
ロンドン市内は地獄と化していた・・・
突然どこからともなく飛んできた砲弾によって何千人もの死傷者が出ていた。
「ど、どこからの攻撃だ?」
「わかりません!!」
「わからんで済む問題じゃないだろうが!!!」
「ですが・・・・・・・・・」
その先の会話は永遠に続くことはなかった。艦砲射撃2斉射目によって・・・
その後、合計3斉射による艦砲射撃は終わった。
英国軍20万の兵士はたった数分で8万人の死者を出した。そのうちのほとんどがもはや原型を残していない・・・。手だけになった者、上半身が無い者、さまざまである。腰から下を無くしてかろうじて生きている者もいるが絶望的だろう・・・。
英国軍総大将はこの光景を見て降伏したいと思っていたが出来なかった。アン女王に絶対降伏するなという無茶苦茶な命令が下っているからである。
「大将!降伏しましょう!」
一人の兵が言った。
「無理だ・・・、降伏はするなと言われている。あの女王陛下のことだ、降伏したらなにされるのかわからん・・・」
アン女王は前にポーツマス防衛線で撤退して逃げてきた兵を死刑にしている。
「ですが、このままでは!?」
「無理なものは無理なんだ・・・わかってくれ・・・」
総大将の軍の兵たちは目の前の光景を目を閉じて見ないことにしていたのがほとんどだった・・・
「手が~手が~・・・」「足が~」
悲痛な叫び声が沢山聞こえてくるが皆無視していたが突然周りから奇妙な音、それから「ヒューーーー」と音が聞こえたとたん状況を理解できずに100人が死んだ。
航空攻撃の開始である。英国兵は隙間なくおしくらまんじゅう状態で待機していたので爆弾一つでも大量の死者が出るのであった。
「なんだ!?何が起こった!? ん?何だあれは!!!」
総大将が空を見上げた時、沢山の物体が飛んでいたのに気づいたが考える暇もなく降ってきた1t爆弾で総大将は乗っていた馬ごと跡形もなく消し飛んだ・・・
ちょっと仕事が忙しくなりました。
そのため2~3日、更新になりそうです。
すいません。




