#08『闇の力』
ゼツ「終わりだな…」
と言うと、ゼツは両手を拝む感じに組んだ。
ゼツ「闇の雲!!」
その言葉と同時に、両手を上に上げた。
すると、生徒達の上に大きな黒い渦が発生した。
ゼツ「闇の雨!!!!」
バチバチチ………
大きな雷鳴が鳴り響いた。
ゴォォオオ…
強風が巻き起こった。
そして黒い雨が、槍のように生徒達に向かって降り注いだ。
ドドド…
黒い雨が降り注いだ床は、大きな穴があいていた。
メツ「終わったな」
と言うと、メツは両手を胸の前で合わせた。
パンッ!!
すると、トランプの床や壁は元に戻っていた。
ピリリリリ………
ゼツは、ポケットから携帯を取り出した。
ゼツ「もしもし」
???「仕事は、終わったのか?」
ゼツ「はい、学校の生徒、教師……全て始末しました。教師の方は、クリアが行って、さっきダイナマイトで終わらせたようです。爆発音が聞こえたので」
???「そうか……実にお前達は、素晴らしい。ゼツの闇、メツのマジック、クリアの不死身の肉体…」
ゼツ「次は、どうすればいいんですか?」
???「そうだな……次は3人で行動してもらう。二酸化炭素の排出が多い国……アメリカだ」
ゼツ「了解……リーダー」