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3-3.場所

 木子は爆音を尋ねて歩いた。爆音の元は別の廃墟だ。これはさっきの爆発で出てきた廃墟だ。しかし、自分の廃墟よりそこまで徹底ではない。ただ二三穴の様子で、まだ徹底的な廃墟ではない。


 木子は木の後に隠し、現場を観察する。想像中の戦争部隊がなかった。まさか自分が来るのが遅かったのか?そう考えの時、基地の穴から人が出てきた。あの人の服は昨夜倒れた人と同じ、傭兵の服のようだ。知らない人の出現は立ち上るとする木子を再び隠した。


 あの人は焦っているような廃墟の上に登ている。二三回失敗して、やっと穴から出てきた。穴から出たあと、一刻も止まらなく、森の中に逃げた。その人は森に入って間もなく、穴の中から巨大な爆音がだした。


 「ワ…」


 突然の爆発で木子が声を出た。声を出した瞬間、彼はすぐに自分の口を覆った。この森の近くには穴から出ていた人がいる。幸い、爆発音が巨大で、その人は木子を気づかなかった。


 爆発のあとは基地全体の陥没だ。現在廃墟の様子は昨日の夜、自分が出た廃墟とほぼ同じだ。これは内部からの爆発か?


 爆発と陥没の原因で、空気の中はほこりだらけだ。木子は喉に力を入れ、できるだけ咳の声を抑える。


 この時、穴から出た人が森から出てきた。その人はほこりの影響を受けていないように、咳や苦しい症状は何もない。木子はほこりの影響で、その人まっすぐに立っている様子しか見えない。



TBC

挿絵(By みてみん)

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