1-3.世界
体の下は、睡眠機だ。そう、そのSF映画中の冷凍睡眠機である。前に爆発或は地震の原因で、睡眠機のふたが開いた。そして、睡眠機の周辺は廃墟だらけだ。
木子は火の光を借りて,自分が服を着ていないことに気づいた。パンツまでもない。気づいた彼はすぐ下半身を押さえてした。周りに服とかを探したが、廃墟しかない。しかたない、木子は睡眠機中に先手足を禁固した泥の塊を少し出し、下半身にくっつく。
仮の泥パンツがくっついた後、木子は慎重に睡眠機から出てきた。廃墟になったビルはどんな材質は知らないが、少なくともコントロールではない。木子がビルの破片を裸足で踏んでいるが、コントロールような痛みがない。
木子は彼は何か使えるものを探しているとき、足が湿ったものを踏んだ。木子は頭を下げて見ると,ビルの廃墟から蛇行した水の跡が流れ出ている。
水だ。
これは木が最初に思いついた言葉だ。水の跡に沿って二三歩歩いて,木子は止まった。彼は見た。水の跡の果ての廃墟の中に、ある手が挟まっている。その手の指は異常な姿勢で曲がって、折れた指の骨が出している。木子は腰に力が入らない感じがあった。更に、遠くの廃墟の多くの隙間から折れた体が露出している部分のもたくさん見えた。木子は吐き気と恐怖を感じ、動けなかった。
TBC