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1-2.世界

ここはどこですか?


頭に付いていたものを抜いても、まだ真っ暗です。木子は周りを見ても、一筋の光もなく、何も見えません。自分がどこに落ちたのかもわかりません。学校の地下?廃墟?木子が立ち上がろうとしたら、両足も最初の両手のように、ねばねばした泥の塊に込んでいます。木子は力を入れて足を抜こうとしましたが、全然抜けません。仕方ないので、木子は両手で太ももを掴んで、両足を抜きました。


足を抜いた後、木子は手探りで端のものを支えて立ち上がりました。次はどうするべきでしょうか?そう考えていると、大きな音が強い振動を引き起こしました。その振動のために、木子の体はもう一度ねばねばの泥に落ちました。


大きな爆発音が天を衝く火の光を帯びて、木子のそばから昇りました。爆発の熱風が破片を混ぜて、木子の体に打ち付け、皮膚も切り裂かれました。


木子は頭を抱え、熱波が来る方向を背にして、丸く縮んでいます。何分経ったのかわかりませんが、破片が壊れてから長い時間感じられなくなるまで、木子は少し体を動かしました。この動作は切り裂かれた傷口をさらに刺すことになり、木子は痛くて全身震えています。


幸い、近くに林があります。爆発後、ほとんどの林はコークスになりましたが、何本かの木はまだ火についています。

そのかすかな火の光を借りて、木子は目の前の状況を見ることができました。


挿絵(By みてみん)

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