♥ 領主邸 40 / 階段の先 2 / 覗きも立派な犯罪です 12
ヌメヌメした棒の先が領主の穴の中へ投入される瞬間をオレは見ていない。
領主の口から喘ぎ声が発せられているみたいだけど、野太い男の……オッサンの喘ぎ声なんて聞きたくない。
だから、オレはセロに耳を塞いでもらっている。
セロはガッツリと見てるのかな??
セロフィートが見ている光景は、侍女が長い棒を出したり引いたりを繰り返している様子だ。
気持ちが良いのか辛いのか、領主は口から涎を垂らしている。
野太い喘ぎ声も止まらない。
其の間も別の侍女は領主の背中に鞭を打ち付けているし、また別の侍女達は領主の身体を素足で踏み踏みしている。
領主は侍女達の素足の臭いを嗅いだり、舐めたりするどころではないらしい。
マオ
「 ──セロぉ〜〜、もう出ようよ! 」
セロに耳を塞いでもらってるから、仮にセロが返事をしてくれてもオレにはセロの声は聞こえない。
オレの切実な思いをセロは汲んでくれるのかな?
オレがセロに思いを伝えてから暫くして、オレの耳を塞いでくれていたセロの手がオレの耳から離れた。
オレの耳に領主の野太い喘ぎ声が強制的に入って来る!!
マオ
「 ──セロ、何で手を離しちゃうんだよ! 」
セロフィート
「 部屋から出たいのでしょう?
マオの耳を塞いでいては動けません 」
マオ
「 あっ…そっか……。
気付かなくて御免な… 」
セロフィート
「 出ましょう 」
セロはオレの右手を握ると出口に向かって引っ張ってくれる。
領主の野太い喘ぎ声が遠退いて行く。
領主の怪しいお楽しみは何時迄続くんだろう…。
オレは明日、どんな顔をして領主に接したらいいんだよぉ〜〜〜。
セロが開けてくれたドアを出た。




