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暗く絶望的な現実

 元自衛官の言葉です。


「僕は検察庁に来るの今日が2回目なんですが、前に来たとき検察官から言われたんですよ。執行猶予はつかない。実刑だと」


 元自衛官は、これから自分を待ち受けているのは、暗く絶望的な現実かもしれないと怯えているようです。


「ええ! 検察官がそんな事言うの!」


 私はフォローしたつもりだったのですが、彼の眼はうつろでした。




 私の隣に座っているアジア系外国人は


「とってもお酒に酔っていて何をやったのか全く覚えていない。気がついたら逮捕されていた」


 遠い異国で捕らわれの身になってしまって孤立無援。彼は酒を飲み過ぎたことをしきりに後悔していました。すっかり肩を落としてしまって、この外国人の目の前からは、太陽の光が消えてしまっているようです。


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