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差し入れの方法

 毎晩、優しい番長は、寝る前に沢山の飲み薬をもらいます。


 その時、私は、優しい番長に順番を譲って、いつも自分が後から睡眠導入薬をもらうようにしていました。


 そして、第2班が勤務についていたとき、優しい番長が沢山の飲み薬をもらって飲んでいて、私が順番を待っていたとき、第2班の「ハンチョウ」が、人が出入りするための大きな扉を、ワザワザ開けて、私に睡眠導入薬を差し入れて下さったことが、たった1度だけですが、あったのです。


 人が出入りすることが出来る大きな扉を開けてしまえば、場合によっては留置人が、そこから逃げ出そうとするかもしれません。


 その扉をワザワザ開けてくれたということは、第2班の「ハンチョウ」が、私のことを信頼してくれていたからではないでしょうか?


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