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心が触れ合う機会

 留置場というのは、犯罪を犯した人(正確には嫌疑がかけられている人)が拘束されている場所です。みんな悪人ばかりなはずなのですが、意外に心が触れ合う機会に恵まれました。




「師匠が行ってしまって、これで私の話相手になってくれる人は大将だけになってしまいましたね」


 私は少しでも大将との心の距離を縮めようと思って語りかけます。

そこへあの若者が帰ってきました。そして今度は大将が呼ばれます。私は話し相手が欲しかったのですが、若者は直ぐに寝てしまいました。


(あんなに熟睡していたのに、よくこんなに寝られるものだなぁ)


 昨夜ほどではなかったのですが、いびきがうるさかったです。


 20歳代前半のこの青年を見ていて、ある事に気付きました。


 彼がいびきをかくのは、顔の向いてる角度と関係がありました。寝返りをうって顔の角度が変わると、いびきが止むのです。


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