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暴行と銃撃では、質が違います

 おそらく私の語気には負けん気がありありと浮かんでいたでしょうね。


 話が終わると検察官が調書を作成するために、私の話を口述し、それを検察庁書記官がタイピングしていきます。このとき、検察官が「銃撃」という事を避け「暴行」としか発言しなかったので、私は手を挙げて訂正を求めました。


「暴行と銃撃では、質が違います。暴行で人が死ぬことは滅多にありませんが、銃撃された場合は死亡する可能性が高いです。銃撃されたことは明記して下さい。銃撃された経験があったから私は防衛にために包丁を持ちだしたのです」


 検察官は反論することなく「分かりました」と言って、直ぐに訂正して下さいました。調書が出来上がると私が拇印を押して、検察官の取り調べが終わります。


 以外にあっけなかったですね。時間もそんなに掛かりませんでしたし。


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