ガンガン行こうぜ!
◆◆◆ガンガン行こうぜ!◆◆◆
「ふう。最後のは危なかったな。」
「油断大敵ですね。主力となるMP拡散を優先的に上げてなかったのがいけないんですよ。」
「と言ってももう伝説級なんだよなぁ。」
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中川 将太 Lv1204 EXP0 下級仙人 男性 クラス:観光客 HP63813+999999999 MP64224+999999999 攻7924+1041891 守7704+99999999 魔9708+99999999 護10135+99999999 速244
状態:効果時間延長[初級]+999999 アーマーSP+9999999 自然治癒強化[上級] 攻低下の呪い[無効] 守低下の呪い[無効] 跳躍[達人級] 泳ぐ[達人級] 薄める[達人級] 拝む[達人級] 押さえる[達人級] 健脚発動[初級] 水中呼吸発動[達人級] サバイバル術[達人級] 帰る[達人級] 身代わり発動[達人級] 女体化発動[達人級] 保温発動[達人級] 香る[達人級] 浮遊[入門]+9999
耐性 炎300%水300%風300%土300%冷300%雷300%闇300%光300%毒300%斬5%打0%突0%衝300%命0%霊0%時0%無0%死20%魔0%気5%波50%重20%滅0%血0%空0%聖0%
暗闇300% 沈黙300% 毒300% 麻痺300% 炎上300% 混乱300% 睡眠300% 出血300% 忘却300% 魅了5% 支配0% 酔い300% 気絶0% 石化300% 無音0% 無臭0% 無味0% 無痛300% 鎮静0% 激怒0% 悲哀0% 歓喜0% 有頂天0% 即死300% 滅び0%
スキル 霧+毒付与[入門] +識別付与[達人級] +麻痺付与[入門] +睡眠付与[入門] +身体強化付与[達人級] +効果時間延長[初級] +MP拡散付与[伝説級] +毒耐性減退付与[入門] +麻痺耐性減退付与[入門] +睡眠耐性減退付与[入門] +暗闇付与[入門] +沈黙付与[入門] +炎上付与[入門] +混乱付与[入門] +滅び付与[入門] +出血付与[入門] +忘却付与[入門] +魅了付与[入門] +支配付与[入門] +酔い付与[入門] +気絶付与[入門] +石化付与[入門] +無音付与[入門] +無臭付与[入門] +無味付与[入門] +無痛付与[入門] +鎮静付与[入門] +激怒付与[入門] +悲哀付与[入門] +歓喜付与[入門] +有頂天付与[入門] +リカバリー付与[入門] +浮遊付与[入門] ログ[入門] 魔物調教[達人級] 硬化攻撃[入門] 耐性マスタリー[初級] SP262 進化可能
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「階層が201階もあったおかげでLvがうなぎのぼりだ。」
「階層ボーナスが6もあったので良いカモでした。」
「伝説級がすごいのはわかるけど、必要SPが1000っていうのがなぁ。そこまで行くのに伝説級が必要な気がするのは俺だけか?」
「英雄級が200なので、それを足掛かりに上げるのが主流ですが、普通に考えて無理ですね。」
「やっぱりそうなのか。異世界なら普通とか言われると思ったよ。」
「進化を使っても、いつかはLv200を超える敵を倒せないと進化できなくなりますから。」
「200を超えるとまずいのか?」
「要するに、英雄級のスキルを持った雑魚敵を倒さないといけなくなるんです。相当差がない限りいつかは負けますよ。同じ英雄級なんですから。」
「うへぇ。確か、勝率50%の敵と戦って10連勝する確率って0.1%くらいしかないんだぞ。」
「それを乗り越えることができたものだけが伝説へと至れるのです。」
「そして神話級を取ろうとしてみたら1万SP要求されたんだよね。まずそのLvの敵がいないと思うんだ。」
「取らせる気がないか、他の方法があるのでしょう。」
「偉業達成とか?あ、DPで買えそう。」
「DPで買うと買うごとに値段が高くなるので無理がありますよ。」
「Lvを上げた方がマシみたいだなぁ。」
【偉業達成:迷宮討伐者 1億DPが贈られます。】
【条件達成:異世界人を討伐 1億DPが贈られます。さらに所持DPが2倍になります。】
「あえてダンジョンを育てでもしないと届かなさそうですね。」
「コアは全部壊したみたいだ。そして寿命的な理由で時間的猶予がなくなるわけか。あ、そうだ、若返りがあったな。100億くらい溜まっているし、18歳くらいまで若返ってもいいよね?」
「みんなと合流してからのほうがいいかと。」
「それもそうか。」
(人間は寿命が短いからそういうの重要だよね。長生きしてね?)
「ああ、もちろんだ。」
「やっと出てきたわね!大変なのよ!スタンピードよ!」
「迷宮からモンスターがたくさん出てきて町を襲うやつ?」
「そう、それよ!ここにいた兵士が言ってたわ!ここは放棄して先に町に戻るって。」
「アタシらも行こうぜッ!」
「我が逗留する町に攻め込むとは愚かなり。魔王ユレイラ・F・キャンサーの前には塵芥に過ぎぬと知るがいい…!!」
「魔王様、新たに暗黒龍を眷属に迎え、旅程に役立てようかと思います。どれにいたしましょう?」
ダークドラゴンと漆黒竜ロプスと暗黒龍ヴリトラを呼び出した。
「い、一番強いやつで!」
「暗黒龍ヴリトラを選ぶか。いいだろう!ヴリトラよ、我らを乗せてデストリンドへと運ぶのだ!」
魔王様先頭で俺を二番目にしてください。ぐふふ。ヴリトラは細長いタイプだから、一列になって乗ることになる。危ないから前の人に捕まって乗るのだ。ぐへへ。
「若返るの忘れていますよ。」
「あ、そうだった。とりあえずDPがたくさんあるし、18歳くらいに若返っておこうと思う。いいよね?それじゃ。」
【1年若返りますか?1億DP】Yes No
Yesで!7回繰り返して18歳になった。
「実は若返りには副作用があるのじゃ。」
「ええ!マジで!!」
「嘘じゃ。」
「び、びっくりさせないでくださいよ…。」
期待通り先頭が魔王様で次が俺になった。後ろはネネリムちゃんだ。暗黒龍ともなれば大きさをある程度は自由に変えられるし、風の抵抗は無効かできて当たり前とか言っていて、実際危ない雰囲気が全くなかったので時々大丈夫な範囲で揺らしてもらっている。
「それにしても、なんで急にスタンピードなんか始まったんだ?」
「森のダンジョンを討伐したでしょう?こちら側の進行が始まったと思ったのでしょう。実際に虫の洞窟も討伐しましたからね。」
「そういえば、虫の洞窟からモンスター沸いてたな。もう始まってたのか。」
「ククク…。」
「ん?」
「フフフフ…。」
「あれ、もしかして。」
「ハーハッハッハッハッハーーー!」
「魔王様!さすがに立ち上がるのは危ないって!」
魔王様のお尻かわいい…。じゃなくて、しっかり支えておかないと。
「ふわっ!ゆ、揺れた…。」
―バランスを崩した魔王様がこっちに倒れてきた。
ナイス!
「やっぱりやめよう…。」
「やっと座ってくれた。それにしても、急がなくて本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫です。今は戦争に出ていた兵士が戻っていますし、クレニキさんが多少は応戦しているはずです。」
「え、誰?」
「クレニキ・デストリンド・オーステンさん。戦車乗ってる人ですよ。」
「ああ、戦車野郎か。なら大丈夫か。今回のスタンピードってどれくらいの規模なんだ?」
「周辺のダンジョンが徒党を組んで襲ってきたらしいわ。悪魔の塔はボコボコにしたから入ってないんでしょうけど。」
「あれ、その魔物を捕まえたらかなりコンプリートできるんじゃ?」
「ダメですよ。スタンピードを起こした犯人と間違われます。」
「そっか、地道にやるしかないか。」
「ええ、これが終わったらダンジョン巡りの続きをやりましょう。」
「ああ、そうだな。」
~速報~
地下魔王城が何者かによって討伐された。
このダンジョンは46年にわたり討伐されておらず我々を悩ませていたが、それも今日までの事となった。討伐者については現在調査中である。
ミルノスクープ ランデ・ルムノリオ