表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

死神は普通の日常を過ごせるか

作者: kuk

妄想が爆発した。

反省も後悔もしていない。

ある男がいた。

その男と男の双子の弟は生まれながらに強大な力を持っていた。

男は死、弟は生の力を有していた。

身を滅ぼすほどの力を10年かけて制御した彼らは世界征服に乗り出ーーさなかった。その力で大体なんでも出来たからである。そうして彼らはのんびり暮らしていようと思っていた。

しかし彼らの存在を危険視した者達がいた。

その者達にこれといった名称は無かったがその者達を言葉で表すとしたら一番適しているのは『神』だろう。

『神』達は無数の世界を管理している高次元の存在だった、管理者たる彼らは突然現れた男と弟の力を脅威とみなし、世界から排除、消滅させようとした。

のんびり暮らそうとしていた男と弟は当然抵抗し、『神』達との戦争へ至った。

大体なんでも出来るほどの力を持ってしても『神』との戦争は長引いた、その最中でとある世界の英雄となったり、また別の世界で魔王となったり、弟が妹になったりしたが男と()は『神』達に勝利した。

そして現在その男はーー


「ちっ、鱗落ちねぇな……。」


とあるアパートの散らかった部屋のベッドの上で素材集め(ソシャゲ)をしていた。


「なんでだぁぁぁぁぁ‼︎」

「うるせぇな突然来て大声出すんじゃねーよ。」


突如現れたこの世の者とは思えない程美しい人物の叫びを男は軽く流す。


「ねぇ、君ボク達を倒してからどれぐらい経ってると思ってるの?10年だよ、10年!いつまで引きこもってゲームばかりしてるのさ!」


叫び続けているこの人物は最高神(自称)、『神』達の頂点に位置していた者だ。もっとも今その威厳は欠片もないが。

ちなみに両性具有である。


「別にいいだろ、どう生きてようが俺の勝手じゃねーか、食料とか全部創ってるから世間様に迷惑かけてないぜ?」


そう答える(青年)の名前は五矢 陰(いつや いん)、身長は平均よりも高く、「誇りあるニートであれ」と書かれたTシャツとステテコに覆われた身体は細身だが筋肉質だ。

神と目の色は黒で少し伸びた前髪で左目が隠れている。


「良くないよ!君ボクを倒した時にボクの権能を7割ほど奪ったじゃないか!おかげで世界の管理が崩れかけてるよ!」


そう、男こと陰は最高神を下した時にその力の多くを奪った、それにより最高神は大きく弱体化している。


「元からお前は仕事サボってただろ、世界の管理に影響あるはずがない、奪うのはそのぐらいでやめたからな。」


うぐっと最高神が息を詰まらせる。


「で、でもニートって人間では良くないものなんでしょ?」

「それがどうした。働かずに生きれるならそれでいいだろ。」

「え、えぇ……。」


陰の言い分に呆れる最高神。


(どうしよう、でも権能を返してもらえないままだと反乱とか起こっちゃいそうだし.....)


全く聞き入れる気がない陰に最高神が話を続けようとすると、


「そうだよ、ちょっとは外に出たらどうだ?」


と、部屋の扉を開ける音と共に助け舟を出す声がした。


「ノックしろよ光。」

「しても返事しないだろ。」


声の主は黒髪の少女だった、少し低めの身長だがスタイルは良く特に胸が大きい。

陰と同じく髪と目の色は黒だが陰とは逆で右目が隠れている。

名前は五矢 光(いつや ひかる)弟から妹になった(TSした)陰の家族である。


「10年は流石に長すぎるだろ。」

「充電期間だ。」

「長すぎだろ。」

「神殺しだぜ?そりゃ疲れるって。」

「3日後には元気にサタン(悪魔王)と酒呑んでただろ。」


サタン(悪魔王)は『神』と対極に位置する悪魔の王で、『神』との戦争でたまに協力していた。

今ではよく酒を酌み交わしている間柄だ。


「光もこう言ってるじゃないか、さぁ世界の管理のために権能を返してよ。」

「それはしなくていい、というか外に出るのと関係ないだろ。」

「なんで⁈結構重要なことだよ⁈」

「だって権能戻ったら調子乗りそうだし。」

「今度戦争になったら峰打ちとか面倒だから殺すからな。」


味方ができたと思ったら即否定された挙句殺害宣言までされて最高神は部屋の隅でいじけ始めた。


「あいつは放っておくとして、兄貴はいい加減外に出るべきだと思うぞ。」

「えー……世界管理なんてめんどいことやらないぞ。あいつら(『神』達)もいまのところ反乱とかしなさそうだぜ?」

「そういうのじゃなくてもっと日常的というか人間としてだな、例えば……買い物とか、バイトとか、あと学校とか。」


光の言葉に陰は少し考える。


「学校か……そういや見たことはあるが行ってないな、10歳の頃から戦い始めたんだっけ。」

「だろ?普通の学生生活を経験してみるのもいいんじゃないか?」

「そうだなぁ、一応戸籍はあるしそれもいいか……。」


そう言って陰はゲームを止めて着替え始めた。どうやら外に行く気になったようだ。


「ボクの話は全然聞き入れなかったのに……。」


最高神の文句は誰にも届かなかった。





(割と簡単だったな。)


これから通うこととなった高校ーー賢剛高校の校門に立ち、これまでの手続きや試験を思い出して陰はそう思った。


(偏差値高いほうだったんだが……そもそも神殺せるぐらいのスペックなのに俺普通(・・)の学生生活なんて送れっかな……?)


光に乗せられてみたはいいがすでに不安要素が出てきて考える陰。

ちなみに光は外に出せればなんでもよかったのでそこらへんは考えていない。


(まぁ、普通の学生諸君の生活を見るだけでも案外楽しいかもだしいいか。)


そう結論付けて陰は担任の先生に会うため職員室に向かっていった。





「失礼しまーす、瀬戸先生はいらっしゃいますかー。」


陰は職員室に入りそう声をかけた。


「はーい、今行きます、ちょっと待ってくださいね。」


女性特有の高い声でそう返事が来て奥から1人の女性が来た。

身長が低めでやや童顔、美人と言うより可愛いと言う方が似合いそうな人だ。


「あなたが今日から編入する五矢 陰君ですね?私はあなたの担任となる2年4組担任の瀬戸 綾(せと あや)です。よろしくお願いしますね。」


瀬戸先生はそう言ってぺこりと頭を下げた。


(ふむ、胸はCといったところか……。)

「よろしくお願いします。」


ゲスいことを考えながら陰も挨拶して頭を下げた。


「ちょうど朝のHR(ホームルーム)が始まるところなので一緒に行きましょう、自己紹介してもらいますが緊張しなくて大丈夫ですよ、みんないい子なので。」


そういって瀬戸先生は微笑む、童顔とあいまって庇護欲を誘う笑顔だ。


(自己紹介……あ、設定どうしよ。)

「はい。」


顔には全く出さずに神を超えた頭脳を無駄に使い、設定を瞬時に構築して陰は瀬戸先生に着いて行った。





「みなさん、今日から新しくクラスの仲間になる五矢 陰君です、それじゃあ陰君自己紹介をお願いします。」


瀬戸先生に紹介され陰は教壇の真ん中に進み、2年4組の生徒達を見た。


(大体普通か……?でも面白そうなのもいるな。)


生徒達を見た陰の感想がそれだった。

多くの生徒がどこにでもいそうな高校生だが1人キラキラしたオーラを振りまく男子生徒(イケメン)がいた。

そしてその少年をクラスの女子生徒がチラチラ見ている、中でも顔面偏差値の高い4人がお互いを牽制しているようだ。


(修羅場ってるなー、しかもイケメンは周りの状況に気づいてないし。)

「五矢 陰です、趣味はゲームで、特技はちょっと格闘技かじってます。よろしくお願いします。」


そういって陰は頭を下げた。まばらな拍手が起こる。

だがイケメンが拍手した途端大喝采となった。


(すげぇクラスだな、傍観してる分には面白そうだ。)


こうして陰の学園生活が始まった。





それから2週間が経った。

毎日外に出る兄を見て光は満足そうであった。

そんな日のお昼休み。


(予想通りだなー、毎日飽きないのかね?)


最近陰が思うことはそれであった。

面白そうだと思ったイケメンとそのハーレム?メンバーは陰の予想通りの毎日を送っていた。

例えば朝一緒に登校してきたポニテの女子ととそれを途中で発見した高飛車な女子が火花を散らしていたり。

昼、誰が一緒に弁当を一緒に食べるかで朝の2人に胸のでかいおっとりした女子と委員長をしている女子が加わり火花を散らし。

その後イケメンの一言で全員一緒に睨み合いながら弁当を食べていた。


(逆に予想通りすぎてつまんねーな、せっかく荒事起きてもいいように格闘技かじってますなんて言ったのに。今からでも起きねぇかな。)


物騒なことを考えながら、はぁ、と頬杖をつきな、陰はため息を漏らす。


(まぁ法もあって警察がしっかりしてる現代社会じゃこんなもんかね。)


と陰が考えていたその時。

陰の感覚が明らかな異常を察知した。


(?……これは………別世界からの召喚、いや出現か。)


校庭から微妙に漏れ出る力ーー陰は科学では説明できない現象を起こせる力をまとめて魔力と呼んでいるーーを感知して陰は校庭に顔を向けた。

校庭では用務員のおじさんが掃除をしている、出現の予兆が出てるのはおじさんのすぐ後ろだ。

予兆の場所から錆びた厚い刀身の剣を持った、緑色のゴツゴツした筋肉をまとった腕が現れる。

腕が振られ剣がおじさんの首へーー


(ほいっと。)


吸い込まれる前に陰はおじさんの足元の土を操作し転ばせた。

剣はおじさんの頭の真上を通り過ぎる。


「?……ひいぃぃぃぃ‼︎」


おじさんは頭を撫でながら振り返り宙から生える緑の腕を見て悲鳴をあげ、腰を抜かす。

おじさんの悲鳴で教室の生徒達が訝しげに窓から身を乗り出す。

その間に空間からどんどん緑色の肉体は現れていく。

ギョロっとした目、長い耳、醜悪な鼻、長めの腕に短い足、腰布一枚の胴体、そして緑色の肌。


「ゴブリン……?」


誰がそう呟いた、そう、それはゲームでよく見かけるゴブリンのイメージにぴったりだった。


(ふーむ……?)


陰はどこからそれが来たのかを自身の魔力を飛ばし、調べる。


(誰が召喚したわけでもない自然の魔力がたまって空間をつなげたってところか……召喚陣みたいなのもないし事故ってところか……?)


しかし陰はあることに気づく。


(いや、これは神の気配がするな……となると人為的、いや神為的なものか、にしてもこの気配、隠蔽されてるけど最近どっかでみたような……。)


そこまで陰が思考したところでゴブリン(仮)がおじさんに視線を向けた。


「ひっ!」


おじさんは腰が抜けたままあとずさる。


「逃げろ!」


声の主を見るとイケメンだった。みんながゴブリン(仮)を見て絶句している中おじさんの心配をできるとは流石イケメンといったところか。

イケメンの声を聞きおじさんは四つん這いで校舎内に逃げた。

ゴブリン(仮)はおじさんの逃げる先を見、そこにいる生徒達を見てニヤリと笑った。


(俺が編入してから2週間でこれが起こるとは狙ってるよなぁ、どうすっかなー。)


陰がこの先の事を考えている中、ゴブリン(仮)は校舎に向けて走り出した、しかし視線はおじさんではなく窓から見える生徒達である。


「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」


誰が悲鳴を上げたのかは分からない、しかしその悲鳴を皮切りに生徒達は教室の扉へと殺到した。

2年4組は3階にある、ゴブリン(仮)からの距離はあるが校舎の構造上、ゴブリン(仮)が入ってきた昇降口と窓以外には出口はなかった。

窓から飛び降りる勇気があるものはおらず生徒達は階段を目指した。


(さて、ここで俺はどう動くべきかな……。)


我先に逃げる生徒の流れに乗って走りながら陰は考える。


(あれを気づかれないように始末してもいいんだけどなー、それじゃあ俺がつまんないし、事態が不完全燃焼みたいで。それにどの神が関わってるのか特定してねぇし。)


神が関わっているのなら迂闊に動いてしまうのはまずい気がすると陰は考えていた。


(もしこれが神の策略で俺を嵌めようとしてるならそれに乗るのはちょっとな、うっかりまた戦争とかになったらダルすぎる。今のところゴブリン1匹だし、無いとは思うけどなー。)


神々との戦争は無数にいる『神』を1柱のこらず倒さないと終わらなかった、しかも世界の管理のためにと蘇生までやることになった。

そのことを思い出して陰は顔をしかめた。


(消極的だが、死人だけは出ないようにしとくか。)


生徒の波は2階に着いた、この時、とりあえず逃げようとしていたため、誰もゴブリン(仮)の位置を把握していなかった、そうして逃げていれば当然ーー


「ひっ!で、出た!」


最前列とゴブリン(仮)が鉢合わせる。

生徒達は廊下の端の階段、ゴブリン(仮)は廊下の真ん中あたりにいた。

生徒達は急いで階段を下るが生徒達の波の半分も下りないうちにゴブリン(仮)に追いつかれてしまうだろう。

生徒達がパニックになりかけたその時、


「石田君より後ろの人達は3階に戻って!あとの人達はそのまま1階に逃げるんだ!」


イケメンが指示を出す。

生徒達は一瞬固まったあと、指示に従って一斉に動いた。

3階に戻る組になった陰がちらりと階下を見てみるとゴブリン(仮)は別れた生徒のどちらを追うか迷っているようだった。


(すげぇな、このイケメン、この状況で冷静を保って指示まで出すか。)


陰は内心驚嘆していた、いくらイケメンでもただの男子高校生なのには変わりない。この状況で冷静でいられるのは賞賛すべきことだろう。


(これは俺が何かしなくてもイケメンがどうにかするかな?)


と陰は期待していた。

が、階段を上りきり、廊下に出たその時、


「痛っ!」


後ろで小さな悲鳴が起こった。

見ると1人の女子生徒が転んでいた、しかし逃げることに必死な生徒達と先頭にいたイケメンは気づいていない。

女子生徒は起き上がろうとして自身に(かげ)がかかっていることに気づく。

恐る恐る背後に顔を向けると……


「ゲヒャァ……。」


醜悪な顔をさらに歪ませて嗤うゴブリン(仮)の姿があった。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ‼︎」


女子生徒の悲鳴に生徒達が振り返り顔をこわばらせる。


「いやぁぁぁぁぁぁ‼︎」


這って逃げる女子生徒の足をゴブリン(仮)はガシリと掴む。

そして引き寄せ、馬乗りになった。


「いやぁ!やめて!やめてぇ‼︎」


女子生徒の懇願を聞きゴブリン(仮)は笑みを深する。

そして泣きわめく女子生徒を嘲笑いながら手の剣を振り上げた。


(これはやばいか、しゃあない、殺すか。)


陰は妨害は限界と考え多少強引にでもゴブリン(仮)を始末することにした。


(心臓麻痺が一番自然か、ノーモーションで発動するし分かりゃしな…ッ‼︎)


ゴブリン(仮)を始末しようとしたその瞬間、陰は強い気配ーーゴブリン(仮)が出現した時と同様の神の気配を感じて目を向ける。

そこにはーー


「やめろぉぉぉぉぉお‼︎」


光を纏い宙を駆けるイケメンがいた。


(は?)


陰が一瞬固まっていると、イケメンは矢のような速度でゴブリン(仮)に肉薄し、その顔に右ストレートを叩き込んだ。


「ギャブッッッ」


ゴブリン(仮)の顔が爆散し、頭を失った胴体から赤い鮮血が吹き出た。


「ひっ!」


女子生徒は小さく悲鳴を上げて体の上にあるゴブリン(仮)の胴体をどける。

ドサリと床に落ちた胴体に力は無くピクリとも動かなかった。


「ハァ、ハァ、うっ、ハァ……怪我は……ないかい?」


イケメンは荒い息を整えながら女子生徒に尋ねた。

女子生徒はこくこくと頷く。


「よかった……。」


そういうとイケメンはフッと脱力し、倒れこんだ。


「「「「「剣!」」」」」


ハーレム?メンバーやクラスメイト達が駆け寄る中、陰は、


(名前知らなかった……。)


今更なことを考えていた。





「さて、どういうことだ?」

「なんでボクなの⁈」


その日の夜、陰は最高神(容疑者)質問(尋問)していた。


「仮にも神々の頂点だろ、さぁキリキリ吐け、今回の騒動は誰がやった。」

「『神』なんてたくさんいるんだから分かるわけないでしょ!ずっと監視なんてしてないよ!」

「いーや、あのイケメンから力の元を探ったが追いきれなかった。俺相手にそんな芸当出来るのは限られてくるはずだが?」

「そこまで分かってるなら本気で探せばいいじゃないか、君が本気を出したら簡単に見つけられるだろう?」

「いいのか?俺が本気で探す時は基本サーチ&デストロイだぜ?」

「なんでさ⁈」

「俺が本気を出すのは事態が重いと判断した時だけなんでな、俺に本気を出させるやつは俺にとってそれほど危険ってわけだ、早めに消すのに越したことはない。」


それを聞くと最高神は少し下を向いてうー、と唸り始めた。

そして30秒ほど唸った後、


「素直に話したら怒らない?」

「まぁ。」

「……えっとね、今回のは準備段階というか実験だったんだ。」

「……なんの?」

「その、2つの世界を融合出来ないかなーと、君のせいで管理に余裕がなくなったし、数を減らしたくて……。」

「つまりは俺のせいだと?」

「えっと、まぁ……。」

「イケメンが突然魔力を行使出来るようになったのは?」

「流石に死人が出るのは可哀想かなって……ちょいちょいっと加護を。」

「わざわざ俺がいる世界で実験をしたのは?」

「君ならどんなアクシデントが起ころうと対処できるかなって!」


最後は開き直ってビッと親指を立てる最高神。

陰は、はぁぁぁぁ、とため息をつくと、


「なるほど……で、首謀者は?」

「………………。」


最高神は目を逸らして口笛を吹く。


「お前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ‼︎」

「怒らないって言ったのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃい‼︎」


最高神をしばきながら陰は思う。


(俺、普通の日常送れんのかな……。)

やっぱり後悔はしてる。



完全に死んでる設定

五矢 陰

細身の筋肉質

死を操る

左目が前髪で隠れている

年齢は不明

武器はなんでもだが本気の時はナイフ

シスコン

いつもニヤニヤしてる。

神々から死神と呼ばれる、本人は神から神って呼ばれるって変じゃね?とどうでもいいことを考えている。

本気の度合いによって目の色が変わる

黒→赤(20%)→黄金(80%)→白(100%)→緑(120%)→全身エネルギー体化+黒(もうよくわからない)


五矢 光

TS娘

胸がでかい Eカップ

莫大な生命エネルギーを持ち、それを操る

年齢は不明

弱体化目的で不意を突かれて女体化させられ、現在に至る

陰の呼び名は「兄貴」

でも気が緩んだり無意識だと「兄ちゃん」

武器はなんでもだが本気の時は刀

隠れブラコン

兄同様本気の度合いによって目の色が変わる

黒→赤(20%)→黄金(80%)→白(100%)→緑(120%)→全身エネルギー体化+白(もうよくわからない)


最高神

最高神(笑)

陰に権能の7割持って行かれた。

両性具有だが性別を変更出来るという意味、ちなみに男の時でも見た目が男の娘


瀬戸 綾

陰が通う学校の担任の先生

2-4担任

21歳

教師歴3ヶ月の新人教師

童顔で身長は平均よりもやや低め

Cカップ


御堂 剣

イケメン

高スペック

剣道部

イケメン


橋本 美香

御堂の幼馴染

ポニテ

勝ち気な性格

惚れた理由?幼馴染、説明不要

バレー部

Bカップ


絢辻 月子

高飛車

お嬢様

金髪ロング

家を抜け出して不良に絡まれていたところを御堂に助けられて惚れる

帰宅部(習い事でピアノ、スイミング)

Cカップ


森谷 加賀子

おっとり

黒髪ロング

怪我をした時に御堂に助けられてその後も話しているうちに惚れる

茶道部

Dカップ


刀坂 和子

武士系女子

御堂に負けて惚れる

剣道部

Aカップ


痛々しい妄想にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ