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第三話:ホームルーム

 龍二の爆弾発言によりバスタークラスの反応は様々だったが、そこを締め直すのが担任の大原である。


「瀬野、お前から自己紹介しろ」

「うっす。瀬野龍二だ。TEAMでお世話になっている。特技は剣道。当然、打倒・色鳥白真!

 そして、咲とは親同士が決めた許婚だ。何があっても手を出すな」


 もはや白真以上の独占欲の塊だと認識された。しかし、TEAMの面々は龍二の方が独占欲を押さえてると思ってはいるわけだが……


「次、和泉」

「はい、和泉咲です。私もTEAMでお世話になっております。部活は弓道部に所属しようと考えております。よろしくお願いします」


 ようやくまともな空気になってきた。拍手が起こったのもこのクラスの自己紹介では珍しいことだ。


「よし、それじゃあ相川」

「はい、相川陽子です。私は中学三年間、アメリカに留学していました。なので日本語の文法がおかしくなってたらごめんなさい」


 そして陽子が礼をするとまた質問が飛び交う。


「陽子ちゃんって彼氏持ち?」

「どんな子がタイプ?」

「やっぱり快君が好きなの?」

「それよりどうして昨日快君と歩いてたの?」


 それは誰もが思っていたこと。そして視線は快に注がれる。


「今日から家に下宿するからその買い出しに付き合わされてたんだよ」

「な〜る」


 担任の大原までが頷く。説明さえ出来ればこのクラスは落ち着くのだ。


「とりあえず三人とも空いてる席につけ。それと期末まであと二週間だ、全員赤点にならないように!」


 そしてホームルームは終わったのである。



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