第七話 魔法 そのさん
200PV達成してました。ありがとうございます。
予約時間ミスってました。。
彼は今世一番の大声をあげたことで、体のそこから湧き上がる上限の見えない興奮をある程度抑えることに成功していたが。
「はあ、はあ、」
興奮のあまり呼吸を荒くするアグは、傍からみれば変態である。
「そ、そんなに驚いたの?」
ドヤ顔だったマーガレットも若干、いやかなり引いている様子だ。
「ばおうー!おい!えで!」
なん語じゃ、
(今の俺が出せる全力で、なんとしてでも魔法を教えてもらいたいという意思を伝えるのだ!)
「え?なに?どゆこと?」
無理。
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「あ、あー!そういうことか!」
執念で、なんとか自分のおもいを伝えることができたアグ。
「はいこれ、『仁義なき子羊の戦い5』!」
出来ていない。
(五巻、あるのかよ…)
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「あーなるほどなるほど!」
「おんどうに?」
「うん本当本当、魔法を習いたいってことでしょ?」
「そー!」
ビシッ、と人差し指をマーガレットへとつき出すアグ。人に指を向けてはならない。
「ふっふっふ…なんてったって私はアグネウス様の乳母だからね!」
両手を腰に当て、豊満な脂肪を見せつけるように胸を張るマーガレットさん。
(うば…?)
その言葉に引っかかりを覚えたアグであったが、何かの比喩だろうと首を振った。そんなことよりも今は魔法である。
「でも、ダメよ。」
先程とは打って変わり、真面目な表情でアグに諭す彼女。
曰く、魔法とは体の魔力を使って起こす現象である。その魔力は体のある器官によって作られているが、体が未発達な幼児がその器官を使うと、障害が起きるという。これは過去の実験で実証されたそうだ。
(嘘は…マーガレットが俺に対してそんなのつかないだろうし、本当なんだろうなぁ…)
潔く諦めを選択するアグであった。




