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檻の中の君  作者: 二井星子
第2章 檻の中
46/47

46 示唆①

「フィリベルトが、クラウスに何をしたのか……?」


 フィリベルトがクラウスと親友であったことは、フィリベルト本人から聞いたが、それ以上のことは何もわからない。エントウィッスル侯爵家で保護されていたクラウスの暮らしぶりだとか、フィリベルトとはどのように関わり、関係性を深めていったのかだとか、些細な話は聞いていない。


 知りたい。クラウスのことも、フィリベルトのことも、アリアには知らないことが多すぎる。だが——シリルのこの口ぶりと、今わざわざこの話題を出してきたことからして、確実に良いことではない。


「条件次第ではお前に教えてやってもいい」


 楽しそうに笑い続けるシリルに嫌悪を覚えながらも、アリアは開口する。


「その条件とやらは?」


 アリアが食いついたからか、シリルがしたり顔で笑う。勿体ぶるように黙り込み、それから答える。


「何も難しいことではない。私にあることを教えてくれるだけでいい」

「何が知りたい」


 シリルは途端に薄笑いを浮かべ、ぐっとアリアに顔を寄せた。


「地下にはどうやって行く?」


(……地下?)


 確かに、地階へと続く階段があるはずであるのに、南棟にはどこにもそんなものはなかった。北棟も同じ状況だということだろうか。


 それにしても、なぜ地下一階に行きたいのだろう。地下一階には、懲罰房がいくつかと拷問用の部屋、処刑用の部屋、遺体を安置するための部屋しかないと聞き及んでいる。地下一階に赴いて、シリルは何をするつもりなのか。


「地下一階に行く方法を知りたいのか?」


 アリアが聞くと、シリルは微妙な表情をした。何か言いたげで、不満と疑念に加え、わずかな苛立ち、さらには失望が入り混じったような表情だ。そのままの表情でアリアを食い入るように見つめ、ほとんど独り言のように言う。


「とぼけているわけではないな。お前は……ここが何なのか、何も知らないのか。愚かな」


 ここは監獄だ。そんなことはアリアにもわかっている。シリルが何を言いたいのかがわからない。


「お前は、どうしてここに監獄があるのか考えたことはないのか?」


(どうしてここに監獄があるのか……?)


 先程から、シリルの問いかけの意図が全くわからない。それとなくわかったのは、シリルが地下に行きたい理由と、ここにグリニオン監獄がある理由が関係しているということだ。


 アリアは長々と黙り込み、それから開口する。


「あいにく、そんなことを考えるほどの暇はなかった。そんなことを考えるより、どう生き延びるのかを考えるのに必死だった」


 ふん、と鼻を鳴らして嘲笑を浮かべるシリルは、それ以上の何かを言うつもりはないらしい。図るような目で、アリアをじっと見つめる。


 アリアはシリルの視線を真正面から受け止める。


「君が地下に行きたい理由は?」

「セオドアと関わるのを止めるとお前が制約するのなら、話してやってもいい」

「セオドア? 誰だ」


 聞き覚えのない名前に、アリアは内心で首を傾げた。


 アリアの問いに、シリルが顔をしかめる。


「とぼけるな。セオドア・ヤン・リンガイル。リンガイル国の開錠者。お前の兄のことだ」

「……セオドア・ヤン・リンガイル」


 初めて聞く異父兄の名を、口の中で転がしてみる。全く馴染まず、他人だとしか思えない。


「セオドアと関わるな」


 シリルは睨むようにアリアを見据えて、鋭く言い放った。まるで、現在進行形でアリアが異父兄のセオドアと関わっているとでも言いたげな口ぶりだが、全く身に覚えがない。


「関わった覚えがない」

「とぼけるなと先程言ったはずだ。私が知らないとでも? カペラがお前の兄、セオドアであることは調べが付いている。変装してここにいることもだ。今はテディ・バルバーニーと名乗っているそうだな。バルバーニー商会に紛れるのは他国の情報を集めるのにも都合が良いのだろう」


 その瞬間、大きく息を吸いそうになる。どうにか耐え、無表情を保った。


「お前はセオドアのことを兄だと思っているのか? あの男はお前に兄妹の情など全く抱いていないというのに」


 言葉を返さなければとは思うが、頭が回らない。


 テディが、アリアの異父兄。リンガイル国の王族であり、開錠者。セオドアの愛称がテディであることに気付き、そういうことかと腑に落ちる。


 アリアが何かを言う前に、シリルが口早に言葉を続ける。


「あの男に共に祖国へ戻ろうとでも言われているのか? あの小賢しい男がそれだけで済ますとでも? あの男は我が国の侵略の気配を嗅ぎつけ、お前を第二の施錠者にしようとしているのだぞ」

「なんだと……?」


 小馬鹿にしたような笑みを浮かべ、シリルが言う。


「施錠者の条件は、魔力染みが『片手の二の腕以上、肩まで』の範囲で体表に現れること。それ以下でもそれ以上でも不可だ。片手の二の腕以下だと、魔力爆発でリンガイル全土を覆えず、肩を超えると他国に影響を及ぼす。お前とセオドアの母、前施錠者のクレア・ラシェル・リンガイルが逃亡してから、現施錠者のミラベル・ロラ・リンガイルが施錠者になるまで二十年を要した。支配の魔法の発現率はさして高くない上に条件に見合う者はなかなかいない。有事が迫る中、条件に見合う都合の良い生贄が見つかったら、誰でも利用しようとするだろうよ」

「生贄」

「そうだ。生かしたところで、お前は混ざりすぎている。支配の魔法の血を重んじるあの国が、お前と誰かを交わらせるわけがない。お前は生贄だ。魔力爆発で防壁を作るためだけに殺されることになる」


 有事の際に命を絶つことで魔力爆発を起こし、敵を足止めするための防壁を作る役割を担う施錠者の条件がシリルの言う通りなら、アリアは確実に第二の施錠者となるだろう。


 ダールマイアーの血筋には何の魔法の血が混じっているのかわからない。血筋を重んじるリンガイル国がアリアを受け入れるわけがない。かといって、支配の魔法の詳細を秘匿する目的で今すぐに殺されるかというと、それもないと断言できる。アリアに利用価値が生まれたからだ。アリアの魔力染みは片腕の肩まであり、施錠者の条件を満たしている。国防に活用できて、なおかつ殺すことができる施錠者は、支配の魔法を持つアリアの処分方法としては最適だろう。


「私の妻になるのなら、お前の身の安全は保証しよう。お前を正妃にすることはできないが、決して蔑ろにはしない。欲しいものがあれば好きに購入して構わない。我が国から出なければどこでどう過ごしてもいいし、何をしてもいい。どうだ? 悪い条件ではないだろう」

「私の夫はフィリベルトだけだ」


 すんなりと口をついて出た言葉に、自分自身の発言だというのに驚く。頭で考えるよりも先に勝手に言葉が口についていた。動揺を心の奥底に押し込め、続けて言う。


「君は、フィリベルトをどうするつもりなんだ?」


 アリアを妻にするというのなら、フィリベルトの存在はシリルにとって邪魔な存在となる。シリルがどのようにしてフィリベルトを排除しようとしているのか、確認しなければならない。


 シリルは憐れむような面持ちになり、静かに首を横に振った。


「ここから出たいのなら、フィリベルト・ジンデルのことは諦めろ」


(何だ……?)


 憐れみに満ちたシリルの表情と、仕方のないことだと言い聞かせて慰めるかのようなその声音に違和感を覚える。


 シリルの反応は、シリル自身がフィリベルトに何かをしようとしている反応には見えない。まるで、シリルが手を下すまでもなく、何らかの要因でフィリベルトがアリアの夫ではなくなるとでも言いたげな反応だった。


「なぜだ」


 シリルは一度気だるげに息を吐くと、顔面に困ったような笑みを貼り付けた。そのまま、何も言わない。いくら待ってみても、アリアの問いに答える気配はない。


 そうして互いに黙り込んだまま、どのくらい経っただろう。シリルは緩慢な歩みで寝台のところまで行くと、どっかりと腰を下ろした。アリアに向き直り、足を組む。


「君はすでにリンガイル国と開戦の準備を進めているな。そもそも君が攻め込むのをやめればいいのでは?」

「それはできない」


 即答だ。ふと、ある疑問が頭をよぎる。アリアは迷わずその疑問を口にした。


「王位継承権争いが決していないのに、君は開戦の準備を進めているのか? まるで自分が王になるとあらかじめわかっているかのようだな」


 いいところに気が付いたと言わんばかりに、シリルはにんまりと笑った。


 それだけで、アリアは全てを察した。察してしまった。


「仕組んだのか。君が」


 シリルは答えない。歪んだ笑みをアリアに向けるだけだ。


「王位継承権争いの候補が君とランドル殿下の二択なのも君の仕業か。ノイラート王が危篤なのも? ノイラート王が提示した王位の条件も?」


 やはり、シリルは何も言わない。ただただ笑みを深め、物言いたげにアリアを見つめるだけだった。


——肯定だ。


(なんという……)


 隣国で起きている恐ろしい事態に、現在進行形で巻き込まれている。思わず絶句して、呆然とシリルを見つめる。


 隣国も、この国も、まもなくこの男の手に落ちるのだと思うと、怖気を震う。何が起きるかわかったものではない。


「候補が二人なのはなぜだ?」

「前例なく、ただ一人を次代の王だと指名したら不審だろうが。不審に思われないぎりぎりの線が、候補者を二名立てることだった。王位継承権争いさえ起こせば、珍しいこともあるで済まされる」


 くつくつと笑うシリルを、アリアは信じられない思いで凝視する。


「ランドル殿下を候補にした理由は?」

「やつは王位に興味がない。王位どころか、おのれの身分にも興味がないような男だ」

「だから候補にしたのか」

「理由はまだある」


 シリルはそこで言葉を切り、黙り込む。勿体ぶるようにゆっくりと足を組み替えた。アリアから目を逸らし、ここではないどこか遠くを見るような目で虚空を見る。それから、言う。


「確実にやつの息の根を止めるためだ。ランドルを殺すには、こうするしか手がない」


 どこか切羽詰まったような、緊張感のある声音に、シリルがランドルを相当警戒していることが知れた。


「候補にすることが、ランドル殿下を殺す手段になる?」

「やつは常に魔法で姿を変えている。ランドルの本来の姿を知る者はいない。平時ではやつを特定できず、始末できない。だが、候補に挙げることであいつは必ずここに来る。そこを殺す」

「なぜ、候補に挙げるとランドル殿下がグリニオン監獄に来ることになる?」


 シリルは断定の口調だ。ランドルがグリニオン監獄に現れることを確信している。なぜなのか、皆目見当がつかない。


 アリアが問うと、シリルは鼻で笑い飛ばした。アリアをちらりと見て、それからまた目を逸らす。あごに手をやり、何かを考え込むそぶりを見せた。


「お前はもう少し、なぜ私が王位の候補者以外に補佐などというわけのわからない立場として二名の名前を挙げたのか、その理由を考えるべきだな」


 つまり、王位の候補者の補佐として名前を挙げられたノエルとアラステアのうちのどちらか、あるいは両人の『何か』がランドルがグリニオン監獄に来る理由だということだ。


「君は王位継承権争いで確実に勝てる相手としてランドル殿下を選んだが、同時にひどく恐れているように見える。なぜだ?」


 ランドルを始末すると言うシリルからは、憎しみの類いは感じられない。あるのは強い恐れだけだ。


「なぜだと? 愚問だな。恐ろしいに決まっているだろうが」


 予想に反してあっさりと認めたシリルに、拍子抜けしそうになる。


「やつを恐れずにいられるわけがないだろう。ランドルは脅威そのもの。やつが国にも身分にも興味がないから、我が国もその他の各国も国として機能している」


 シリルは険しい表情で続けて言う。


「やつの魔法は『成り代りの魔法』。言葉通り、完全に他人に成り代わる。姿形を変える変身の魔法などという生ぬるいものではない。完全に他人に取って代わる。写しではない。その者になるのだ。この意味がわかるか?」


 その瞬間、ふっとあることを思い付き、アリアはそのまま口にした。


「まさか、魔法も?」


 シリルの口角が吊り上がる。


「そのまさかだ。ランドルは成り代わった者の魔法をそのまま使うことができる。魔力はランドルの魔力に関係なく、成り代わった者の魔力と同等になる」

「馬鹿な」


 成り代りの魔法がどういったものなのかは聞いていたが、そこまでは聞いていない。


 アリアが思わず言葉をこぼすと、シリルが満足げに笑う。


「それだけではない。通常、成り代りの魔法は自分自身の姿を他人に成り代わらせることしかできない。だが、ランドルは違う。やつは、第三者に成り代りの魔法をかけられる」

「かけられた者はどうなる」

「並の者では自我を保てない。魔法を解除されても失った自我は戻らず、生きる屍のようになる」

「第三者に成り代りの魔法をかけた場合、魔法はどうなるんだ?」

「ランドル自身が成り代りの魔法を使った場合と同じで、成り代わった者の魔法をそのまま使うことができる。とはいえ第三者は自我を保てないから、成り代わった者は自分が自分の魔法を使ったとしか思わないだろうな」


 恐ろしい魔法だ。もし、相対して魔法を使われた場合、死の自覚も何もなしに死ぬことになる。正確には肉体が死ぬわけではないが、精神が死に、抜け殻のような状態になる。自我もなく、ただ呼吸をするだけの、生きた屍だ。


「それだけではない。成り代りの魔法は、成り代わることを許した相手にしか成り代わることができないが、万が一その相手が亡くなったとしても成り代われる」


 生前に許可を得ていれば、死人にすら成り代わることができる。これは数日前にオーレリアからすでに聞いて知っていることだ。


「ランドルは人たらしだからな。一体、どれほどの者がやつに成り代りを許可したのか……」


 シリルがランドルを人たらしだと言うからには、大多数の人間が好感を抱くような人物なのだろう。より多くの者が成り代りを許可した可能性がある。


「君がランドル殿下を恐れる理由がわかった」


 ランドルがその気になれば、国家を転覆させることも、魔法を用いてあたりを焦土にすることも、容易にできる。第三者に成り代りの魔法を用いて、自分の都合の良いように操ることだってできる。


 シリルはランドルを『人たらし』だと言ったが、恐らくランドルの『人たらし』を元来の性格からくるものではなく、意図的に作られたものだと考えているのだろう。そのように考える根拠があるのかもしれない。いずれにせよ、アリアには判別できないことだ。ランドルに直接会ってみないことには、何とも言えない。


「お前もせいぜい気を付けるんだな。ランドルは恐らく囚人たちのうちの誰かに成り代わってすでにここにいる」

「見分ける方法はあるのか?」

「成り代りの魔法は完全に他人に成り代わる魔法だぞ。見分ける方法などあるわけがない」


 ランドルが味方なのか敵なのか、全く想像がつかない。判断するにも情報が少なすぎる。


 シリルは、ランドルを『王位にも身分にも興味がない男』だと評していたが、はたして本当にそうなのだろうか。ランドルの目的も不明だ。王位の候補者の補佐として名前を挙げられたノエルとアラステアの『何か』がランドルをグリニオン監獄に誘き寄せる理由になっているとすれば、その理由は一体何なのだろう。


 シリルが同じ王位の候補者であるランドルをどう思っているのかはわかった。では、ランドルの補佐にと名前を挙げたアラステアに対してはどうだろう。ランドルとアラステアは叔父と甥の族柄にあるが、仲が良いのか悪いのか、そういった関係性は不明だ。


 しばしの沈黙の後、アリアは開口した。


「アルコルがアラステア殿下であることは本人から聞いた」

「何……?」


 シリルは怪訝そうに首を傾げる。突然の話題の転換と、アラステアが正体を明かしたことに疑問を感じているようだ。


「君は先程、アラステア殿下が扮するアルコルを殺めたカストルに、『自分が何をしたのかわかっているのか』と詰め寄っていたな」

「ああ。それがどうした」

「あの発言は、単に殺害を咎める言葉ではない。私は囚人同士の殺傷を禁じていないし、知らぬ者同士の囚人であったなら、誰が誰を殺そうと関係がないはず。看守に罰を受けるかもしれないと、その身を案じるような間柄でもないだろう。だとすれば、君がカストルと親しいか、アラステア殿下を殺めることで起きる『何か』を危惧するあまり飛び出した言葉だということになる」


 シリルは面白そうに笑い、膝の上に頬杖をつく。


「それは後者だ」


 答える気があるのか、とアリアは小さく息を呑む。


「アラステアは『誕生の儀』を執行することのできる唯一の存在。我が国でも特殊な立ち位置にある」


 一度聞いたことのある話だが、『誕生の儀』というのが何かまではわかっていない。わかっているのは、ある条件を満たしたノイラート国の王族間で行われる特殊な儀式だということだけだ。その実態について、フィリベルトもダグラスも知っているようだったが、アリアには明かさなかった。何か理由があってのことだろう。


 そして、恐らく、今ここでシリルに聞けば答えが返ってくる可能性が高い。


「『誕生の儀』というのはなんだ?」


 聞くか聞かないか悩んだのは一瞬だった。アリアは問いを口にする。


「簡単に言うと、双子の片方を間引く儀式だ」


 シリルは悩むそぶりすら見せず、あっさりと答える。


(双子の片方を……間引く……?)


 間引く——つまり、命を奪うということだ。


「我が国では双子は不吉なものとして扱われる。ゆえに間引かなければならない。王族間で行われる間引きを『誕生の儀』と呼ぶ」

「『間引く』のに『誕生』の儀?」

「王族で双子が生まれると、名前が一つだけ与えられる。双子は十五歳で『誕生の儀』が行われるまで平等に教育を受け、『誕生の儀』で執行官が双子のどちらか一方を間引く。双子の生き残った方は晴れて二人に与えられていた名前を個人名として正式に得る。だから、『誕生の儀』だ」

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