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檻の中の君  作者: 二井星子
第2章 檻の中
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45 巻き戻りの魔法②

 巻き戻りの魔法。


 聞いたことのない魔法だ。


 フィリベルトが魔法を使った時のことを思い返してみる。

 フィリベルトは、アリアの怪我を『治した』のではなく、怪我をする前の状態に『戻した』。

 だから、アリアがアラステアに腕を切られた時、腕が元に戻ると同時に衣服も元通りになった。新しく腕を生やす治癒の魔法ではなく、状態を巻き戻す魔法であるから、切り離された腕はその場から消えた。


「魔法の有効対象は?」

「全てだ」


 食い気味にシリルが答える。


「全て……人も物も対象?」

「なんでも対象だ。例えば、これ」


 シリルは首の囚人の紋を指差し、言葉を続ける。


「魔力が持続する限り、他人にかけられた魔法をかけられていない時の元の状態に戻すことができる。他人にかけられた魔法を元の状態に戻すのは、魔力が切れればそれまでだが」

「私の魔法のように、魔法の使用に制限をかけられても魔法が使えるのか?」

「使える。巻き戻りの魔法が発現するということは、膨大な魔力を持つということだ。巻き戻りの魔法の使い手は全て魔力染みを持つことになる。さらに魔力染みに対する魔力の保有量が図抜けて多い。お前の魔力染みは右腕全てだったか」


 シリルの視線が一瞬だけアリアの右腕に向けられ、アリアの返答や反応を待たずに言葉を続ける。


「巻き戻りの魔法の使い手がお前と同じ規模の魔力染みを持っていたら、お前の倍の魔力を保有しているだろうな。魔法の使用に制限をかけようが、そもそもの魔力量の多さで捩じ伏せられてしまう」


 シリルは首元を指差すのを止め、腕を組む。


「巻き戻りの魔法は他の魔法とは一線を画する。他の魔法は魔力の多さに応じて、『未発現』、『体表に魔力染み』、『体内に魔力染み』の順に変化するが、巻き戻りの魔法は『体表に魔力染み』のみ。どのくらいの魔力を持つのかは、他人には測れない」

「体内に魔力染み……?」


 アリアが聞くと、シリルは隠すことなく嘲笑を向ける。


「ああ、そうだった。この国の魔法についての知識はごみのようなものだったな。器に収まらないくらいに魔力が多いと、皮膚に魔力染みができる。ここまではわかっているか?」


 幼子に話して聞かせるような声音で問いかけられ、アリアは「ああ」と頷いた。


 馬鹿にされているのは明白だったが、魔法についての知識がないのは事実だ。露骨な挑発乗って腹を立て、馬鹿にするなと叫んだところで、魔法についての知識がない事実は変えられないし、このガルデモス帝国にいる限り正しい魔法の知識を得られる機会はない。シリルがどんな態度であろうと、魔法についての知識を教えてくれる気があるのなら、それで十分だ。


「その皮膚に魔力染みができることを、『体表に魔力染み』と呼んでいる。体表に魔力染みができる場合、魔力量は多い。対して、器に収まる程度の魔力で、体表に魔力染みが出ないことを『未発現』と呼ぶ。魔力量は少なめから通常。魔法が使える者の大半がこの『未発現』だ。さらに、『体表に魔力染み』より上の段階、皮膚ではなく血肉に魔力染みが出ることを『体内に魔力染み』と呼ぶ。魔力量は膨大」

「血肉に……肉や骨、流れる血が魔力染みで染まる?」

「そうだ」


 シリルはまるで幼子を褒めるような声音で肯定し、言葉を続ける。


「お前の言う通り、例えばお前が『体表に魔力染み』ではなく、『体内に魔力染み』があるとする。すると、右腕を切れば断面は黒い色をしていて、そこから流れる血は黒い色をしている。『体内に魔力染み』がある者の魔力の強さは『体表に魔力染み』がある者と同じで、範囲が広ければ広いほど強い」

「なるほど」

「『体表に魔力染み』と『体内に魔力染み』は同時には現れない。『体表に魔力染み』がある者の血肉は普通の色をしているし、『体内に魔力染み』がある者の皮膚は通常の色をしている」

「見た目では、魔法の使えない者や『未発現』の者と、『体内に魔力染み』がある者を見分けられないということだな? 区別する方法はあるのか?」

「ない。それこそ血を流させて色を確認するか、体を切り刻むかでしか見分けられない」


 だとすれば、諸々の話は変わってくる。


 フィリベルトの身体検査の絵では、囚人たちの中でフィリベルト以外に魔力染みがあるのは、ダグラスのみだった。


 より強い魔力を持つと体の内側——血肉に魔力染みが現れることを知らないアリアは、てっきり、魔法が使えないか、あるいは魔力染みが皮膚に出ないくらいの魔力しか持たないのだと思っていた。だが、実際には『体内に魔力染み』がある可能性がある。


 先程『ニ』の独房でアルコルを殺害したカストルが、アルコルの遺体は魔力爆発で消えたと言っていた。アリアはその証言に疑問を感じたが、実のところ、アルコルは『体内に魔力染み』があったのだろう。だから、魔力爆発が起きた。


 アリアはこれまでの説明を頭の中で整理しながら、魔法の知識が欠如していたせいで逸れた話を元に戻そうと開口した。


「通常は『未発現』、『体表に魔力染み』、『体内に魔力染み』の順で魔力の量が多いが、巻き戻りの魔法だけは他の魔法で言うところの『体内に魔力染み』相当の膨大な魔力を持っていたとしても『体表に魔力染み』が現れ、『体内に魔力染み』が現れることはない」

「ああ」


 シリルは満足げに頷いてみせる。


 これまでのシリルの話を総合して考えると、やはり、フィリベルトはアリアより強い支配の魔法を持つリンガイル国の王族の誰かと通じている可能性が高い。


 フィリベルトが治癒の魔法と偽って魔法を使った時、フィリベルトの首や手首にはアリアによる囚人の紋が浮かんだままだった。フィリベルトが巻き戻りの魔法を使って、自らの体をアリアに魔法をかけられる前の状態に戻していたのなら、囚人の紋が消えるはずだ。

 それが消えていなかったということは、アリアより強い支配の魔法を持つ者に魔法使用の許可を得ているからに違いない。


「魔力爆発が首を刈るか逆行、というのは?」

「魔力爆発によって引き起こされる事象は基本的に一つだけだが、巻き戻りの魔法にはそれが二つある。通常は有効範囲内にいる全ての生物の首が飛ぶ。そして……ある条件を満たした時のみ、それが逆行になる」

「逆行というと、時が戻る?」


 シリルは険しい表情で「そうだ」と頷いてみせる。


「逆行の有効範囲はこの世界全て。全ての時が、過去に戻る」

「馬鹿な」


 あまりにも荒唐無稽な話に、耳を疑う。


「そんな事象を引き起こす魔力爆発があるわけがない」

「あるんだよ」


 シリルは呆然とするアリアを鼻で笑い、言葉を続ける。


「ただし、いつでも逆行が起きるわけではない。ある条件を満たした時だけ、巻き戻りの魔法を持つ者の魔力爆発が逆行になる」

「ある条件というのは」

「わからない」


 シリルが苛立ちをあらわに、再び食い気味に答える。


「それがわかれば我々も苦労していない。調べようがない上に、首が飛ぶ通常の魔力爆発には回避方法が無い。失敗すれば確実に死ぬ」

「回避方法がない……通常の魔法には、魔力爆発の回避方法がある?」

「それも知らないのか。まあいい。魔力爆発には回避方法があるものが大半だ。水中や土中なら影響を受けないだとか、建物の中にいれば影響がないだとか、高い場所にいれば影響がないだとか、そんなものだ」


 魔力爆発が二つあること自体が異様だというのに、ある条件を満たした時だけ時が過去に戻るとは、にわかには信じられない。


 それに、通常の魔力爆発が有効範囲内にいる生き物全ての首を飛ばすというのが、妙に引っかかる。少し考えてみたが、なぜ妙に引っかかるのか明確な原因がわからない。アリアはひとまず話を進めることにした。


「魔力染みに触れると魔法の持ち主の選択制で記憶が消えるというのは?」

「記憶を消すか消さないか、消すとしたらどの程度の記憶を消すのか、巻き戻りの魔法を持つ者が自由に決められるということだ」

「つまり、巻き戻りの魔法を持つ者が記憶を消すつもりがなければ、魔力染みに触れても何も起きない?」

「そうだ」


 アリアは十歳以前の記憶が欠如しているが、それ以外はきちんと記憶がある。ということは、フィリベルトはアリアに触れる際、記憶を消さないようにしたということだろう。


「話を聞けば聞くほど異例の魔法に思える。珍しい魔法なら、どうやってここまで調べた」


 シリルはふん、と鼻で笑い、小馬鹿にしたような笑みを浮かべた。


「お前にそこまで答えてやる義理はない。お前が私の妻になるのなら答えてやってもいいがな」

「ならば願い下げだ。一生知らないままでいい」


 アリアが即答すると、シリルが腹を抱えて笑い出した。


「面白い! 私はお前が気に入った。いいだろう、アリア」


 許したわけではない相手に名前を呼ばれることが、これほどまでに嫌悪をもよおすものだとは思わなかった。フィリベルトに呼ばれた時はこんな風にはならなかったというのに。相手がシリルだからだろうか。


「今回は特別に研究の第一段階を教えてやろう。この監獄にはちょうどこれが置いてあったしな」


 言うやいなや、シリルはアリアの手から論文を強引に奪い取り、そのまま床に投げ捨てた。その代わり、手に持っていた二冊の本のうち一冊を、アリアに無理やり持たせる。


「三分で読め」


 思わず舌打ちしそうになるが、堪える。相手は王族だ。気安い態度を許されはしたが、面と向かって舌打ちするのは流石に駄目だろう。


 アリアは渡された本に目を落とした。題名は『ミリーのたからもの』。絵本だ。


(絵本……?)


 疑問に思いながら、表紙をめくる。

 表紙で絵本だと判断したが、中身はどうやら、児童向けの物語——小説だ。各ページに挿絵が付いている。


 主人公はミリーという名前の黒うさぎの女の子で、どうしてか右腕だけが青白い色をしている。街から遠く離れたところに住むミリーが、街に住むサムという白ウサギの男の子に出会い、惹かれていく。


 しかし、サムはある日、暴動に巻き込まれて瀕死の重傷を負ってしまう。


 その場に偶然居合わせたミリーは、死にゆくサムに、自分には『宝物』と呼ばれる秘された力があるのだと、『宝物』を使えば時を戻すことができるのだと打ち明ける。


 時が戻ったら、今日この日は家に鍵をかけて外出しないようにと言い聞きせ、ミリーは暴徒が落としていった短剣をサムに握らせる。そして、この短剣で自分を刺して殺すようにと懇願する。


 そうしなければ『宝物』は使えない。


 拒むサムに、ミリーは時さえ戻ればまた会えるからと無理やり言い聞かせ、自分の胸を貫かせる。


 そうして『宝物』が発動し、二人が出会う前に時が戻った。


 時が戻る前の記憶があったサムは、ミリーに会いに行こうとする。ところが、ミリーはどこにもいない。探しても探しても、見つからない。


 そうしてミリーを探す過程で、サムはミリーが街から遠く離れたところに一人住む理由を知ってしまう。


 はるか昔、ミリーの曽祖父が亡くなった時、不思議の力で街の皆の首を落として殺してしまったからだ。


 曽祖父もミリーと同じで、右腕が青白かった。だからミリーは住む場所を追われ、遠く離れた場所に住んでいたのだ。


 サムはあることを思い出す。時が戻る前、暴動が起きた時、恐慌状態だった街の人々は、皆何かを追っていた。口々に『化け物』がどうのと叫んでいた。『殺す方法を見つけた』、『殺せ』、『あれは子供じゃない、化け物だ』、思い返せば思い返すほど、あれは、ミリーの姿を目撃してしまった街の住人が恐慌状態に陥ったせいで引き起こされた暴動に思える。


 気付いたところで、サムにはどうにもできない。


 日々は過ぎていき、暴動は起きず、ミリーはサムの前に二度と現れなかった。しかし、毎年サムとミリーが出会った日だけは、サムの部屋の窓辺に、ミリーの好きな花が置かれていた。


 最後のページには、『我らの訓告を、この魂に永遠に刻む』と下側に小さく書いてある。


 奥付けに目を通した後、読み終えたアリアは、本を閉じて顔を上げた。


「これがなんだ?」


 読みはしたが、この物語が巻き戻りの魔法の研究とどう繋がっているのかがわからない。


「奥付に記載された著者のモイラ・クラックソンがこの本に出てくる」


 シリルが再びアリアの手から『ミリーのたからもの』を強引に取り上げ、床に放り投げると、今度はもう一冊の本をアリアに渡す。


「ここだ」


 アリアが装丁や題名を眺める間もなく、シリルが強引に本を開き、あるページを指差す。


 どうやらこの本は、随筆のようだ。シリルが示すページに素早く目を通す。


「この本の著者、マックス・ギャヴィストンは我が国の魔法研究の礎を築いた学者の一人だが、モイラ・クラックソンの友人でもあった。ここに、マックス・ギャヴィストンが魔法実験に失敗して自らの左手を切り落とし、強力な治癒の魔法が使える友人のモイラ・クラックソンに助けを求めたと記述がある。さらに次のページ」


 シリルが強引にページを捲り、該当箇所を指差す。


「モイラ・クラックソンに腕を直してもらったが、腕が元に戻っただけでなく一緒に切り落とした衣服まで元に戻ったと記載されている。さらに、切り落とされた腕が消失していたとも書かれている。ここから、モイラ・クラックソンの魔法が本当に治癒の魔法なのかと疑いを抱いたマックス・ギャヴィストンの検証が始まる」


 シリルは言いたいことを言い切ると、アリアが読み切ったかどうかの確認を取ることもせず本を取り上げ、床に放り投げた。


「これが、巻き戻りの魔法の……研究のとっかかり?」

「そうだ。これを元に、ある程度のことはわかってきた。ただ、魔力爆発で逆行を発動させる方法がわからない」


 二つの本から察するに、『ミリーのたからもの』著者のモイラは、巻き戻りの魔法を持っている。そして、何らかの理由から、後世に巻き戻りの魔法の存在をそうとははっきり記さずに残そうとした。


 『ミリーのたからもの』のミリーの持つ不思議の力は、巻き戻りの魔法だとみていいだろう。ミリーの言う『宝物』は、魔力爆発による逆行を示しているに違いない。


 この物語から伝わる逆行を起こす条件は、殺されなければならないということだけだ。自然死ではなく、第三者に殺害される必要がある。


「巻き戻りの魔法の持ち主を殺害するだけでは、逆行は発動しなかった。まだ、何か条件がある」


 アリアの思考を読んだかのように、シリルがぽつりと呟く。


 殺される以外の、何か。


 条件を満たした時、首を刈る魔力爆発ではなく、逆行を起こす魔力爆発に変わる。


 シリルはまるで、一度試したかのような口ぶりだった。実際に試して、逆行が発動せず失敗したとでも言いたげだ。


 逆行が発動しなかった場合、有効範囲内にいる者の首が飛ぶ。


(首……)


 フィリベルトは『エントウィッスル侯爵家のあれ』で二百二十人の人間を殺害し、首を落として火を放ったとされる大罪人。フィリベルトがなぜ二百二十人もの人間の首を落とす選択をしたのか初めから疑問には思っていた。


 フィリベルトが『エントウィッスル侯爵家のあれ』を引き起こした張本人ではないと気付いてからも、本当の犯人はなぜ首を落とすという選択をしたのかずっと疑問に思っていた。


 命を奪うのが目的なら、わざわざ首を落とさなくても致命傷を与える方法はあるし、一瞬で命を奪う方法だってある。命を奪った後にわざわざ首を落としたのだとしたら、ますます疑問だ。


 もしも、『エントウィッスル侯爵家のあれ』の犯人が首を落とすという選択をしたのではなく、何かが起きた結果、首が落ちてしまったのだとしたら。


 もしも、『エントウィッスル侯爵家のあれ』が、巻き戻りの魔法を持つ者が亡くなったことによる魔力爆発の結果、起きたのだとしたら。


 もしも、『エントウィッスル侯爵家のあれ』が、逆行の条件を探るための実験だったのだとしたら。何らかの理由でフィリベルトが罪を着ることになったのだとしたら。


「——試したのか? 逆行が発動するかどうか?」


 凄まじい嫌悪が湧き上がり、アリアは硬く拳を握りしめた。


 アリアの問いかけに、シリルは不敵に笑うだけで何も言わない。


 ——肯定。肯定だ。


 アリアは思わず目を見開いてしまいそうになる。


 何も言葉がなくとも、シリルがそうだと肯定しているのがわかった。


 そして、シリルが、そのことを何とも思っていないことも。


 亡くなった大勢の者たち、罪を被って大罪人として凄惨な四年の時を過ごした末にこの場にいるフィリベルト、多くの犠牲と代償を払った彼らを、道端のごみ程度にしか思っていない。


 頭に血が上り、目の前が真っ白になる。


「双子はやはり、感性が似るのか?」

「……は?」


 シリルを殴り飛ばそうと踏み出した足が、ぴたりと止まる。急速に意識が引き戻される。


(この男は、何の話をしている)


 唐突な問いかけの意味がわからない。


「お前はクラウス・ダールマイアーと同じ顔をしているな。あの女もそうだ」


 シリルが何を話し出したのか、全く理解できない。その言葉の全てが、確かに耳から入り込んでいるのに頭に入ってこない。


「あの女も、お前の夫——フィリベルト・ジンデルと同じ顔をしていた。クラウス・ダールマイアーとあの女も恋仲だったな。双子は双子同士、感性が似るから同じような相手を好きになるのか?」


(——フィリベルトと同じ顔をしていた、あの女? クラウスが、あの女と恋仲? この男は何を言っている)


「あっはっは! 傑作だ! アリア!」


 内心で混乱するアリアをよそに、シリルが腹を抱えて笑い始める。呆然とするアリアから目を離さず、涙を滲ませて声の限り笑い続ける。


「お前は何も知らないんだな!? お前の愛する夫フィリベルト・ジンデルが、お前の愛する兄クラウス・ダールマイアーに何をしたのかを!」

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