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封印されていた最古の魔王。しかし、復活したら美少女になっていた。さらに、その体は呪われています!  作者: 斉藤一


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次の目的地はダンジョン

我達が宿屋を後にすると、宿屋の前にエリザが居た


「何をしておるのだ?」


「え?あなた達についていくと面白そうだから。あれ?あなた、弱くなった?」


「分かるのか?昨日よりこいつは50倍弱い」


「え、ノロイってば犬がしゃべっても驚かないの?」


ミレはそう言うが、モンスターにもしゃべるやつは居るからな


「エリザ! こんなところに居たのか! また連れ去られたのかと思ったぞ」


「暇つぶしに、この人達についていくわ」


「冒険者と一緒だなんて危険だ! せめて、護衛を付けて馬車の中に居てくれ!」


「それじゃつまらないじゃない。じゃあ、変身」


エリザはそう言うと、18歳くらいの美少女に変身した


「これならいいかしら?」


「あ、犬じゃないならもういいです」


モヒカンはそう言うと、帰っていった


「私が言うのもなんだけど、絶対今の方がいいわよね?」


「我もそう思う」


今のエリザの姿は、10人いれば男女問わず振り返るほどの美少女だ


「目立ちすぎかしら、変身」


ライカに合わせたのか、8歳くらいの犬耳少女になった


「結婚してくれ!」


モヒカンがいつの間にか戻ってきていた。こいつ、犬耳が好きなだけか


「私が帰ってきてからね」


「分かった! 待ってる!」


モヒカンは嬉しそうに手を振っている


「それじゃあ、行きましょう」


「その前に、ギルドで飯を食って行こうか」


ノロイがそう言うので、皆でギルドへ向かった


「出身地:ウラル、職業:巫女、名前:エリザ、これでいいの?」


何故かエリザが冒険者登録している


「身分証代わりに作った方が良いって、彼氏が言ってたから」


「まあ、俺達も身分証変わりだからな。門で引っかかるよりいだろ」


「犬に戻ればいいのではないか?」


「確かにそうだな」


「私は犬神であって、犬じゃありません」


「大所帯になってきたな。誰かここに残りたい奴はいるか?」


「居ないわよ!」


ライカがそう言う。ライカが一番置いて行かれそうだからな。存在感薄いし


「じゃあ、じゃあ、私が知っているダンジョンへ行きましょ!」


「俺達の目的地は魔王城だぞ?」


「いいから! 急がないんでしょ?」


「まあ、いつでも魔王は倒せるしな」


「ならいいじゃない!」


「あ、それ面白そうね」


エリザも賛成したので、ダンジョンへ行くことになった

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