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はぁ〜。お兄様が喋る姿はかっこいいですね。流石お兄様ですわ!アヤも彼女として鼻が高いでしょうね。ってぼーっとしてたら全て聞き流してしまいましたわ。後でお兄様に何を仰ったのか聞いておきましょう。

「… 在校生代表 生徒会会長 西野涼」

「… 在校生代表 生徒会副会長 南沢癒衣」

「続きまして新入生代表挨拶です。西野鈴さん、北野聖さん。」

私の出番ですね。後で聞いたのですがヒロインさんがどうして悪役令嬢が、私のはずなのにとかきっとコネねなどと仰ってたみたいですわ。

「「はい。」」

「… 新入生代表 西野鈴」

「… 新入生代表 水野聖」

出番が終わったので気が抜けますわね。


次は教室に行くみたいですね。

教室に着いたら私はすぐファンクラブの方が近づいていらしましたがココやココが仲良くなられたサナさんと喋っておきました。すると

「ちょっとそこの方。スズ様のそばにいないでちょうだい。」

「スズ様、そんな庶民より私達といませんか?」

って仰られたのでちょこっとやり返してしまいましたわ。まぁ、彼女達に悪気は無いですし私を慕ってのことですので今回は目をつぶりましたが。

「レイさん、ノノさん。一緒にいて何かいけないことでも?彼女は私の大切な友人でしてよ。これからはそのようなことをおっしゃらないでくださる?それに彼女が庶民だからって私のそばにいてはいけないのかしら?」

「そうだったのですか?申し訳ありません。てっきりスズ様に迷惑をかけていると思いましたので」

「私もお詫び申し上げますわ。そういえばスズ様はあまり身分を気になさらずに色んな方との交流を持っていらっしゃいましたわね。」

「えぇ、そうなんですの。立場や身分が違うと色々なことが違うので沢山の事を知れて楽しいですわよ。」

「もしかして、スズ様が変わられたのって高橋さんの影響なのですか?」

「えぇ、そうなんですの。たまたま彼女と仲良くなる機会がありましてそれで色んな立場の方と仲良くなろうと思いましたの。」

「まぁ、そうなんですの。私共もぜひ仲良くさせていただけませんか?」

「もちろんよ。ココロって呼んでくれる?」

「私はサナって呼んでね。」

「はい!」「ありがとうございます!」

皆さん、仲良くなれそうで良かったです。


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