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少女とロンくん。1
世界は滅んだ。
私が知っていることはそれだけだ。
西暦XXXX年。七月。
かの有名なノストラダムスは一九九九年七月に「恐怖の大王」が来ると予言した。しかしそれは当たらなかった。
それからXX年後。
謎の『塔』が宇宙から飛来した。
それは、黄金色の鉛筆のようなものだった。円柱状の先に尖ったドリルのようなものがあり、地球に深く刺さった。
それぞれ、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸に落下。大陸から離れた離島にも落下したらしい。
そして、それは日本にも。
どうも、引っ越しました。酔浦幼科です。
今回は短編みたいな感じの短いやつを書こうかと思っています。
タイトルの「ロンリネス・サブストーリー」は「枠組み」と捉えてください。
この「ロンリネス・サブストーリー」のなかにたくさん短いお話を書こうと思います。
それではっ。
(レインボーシックスシージの難しさに苦しんでいる)酔浦幼科