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こんなにも。  作者: あき
出会い
8/16

何分…いや、何秒と見つめていたのだろうか。

その間、周りの音や物が入ってこず、その男だけに僕は釘付けになっていた。

___な、何を僕は見つめていた…

一瞬にして、現実に戻った僕は足早にその場から遠ざかった。

その姿を見ている者がいたなんて知らずに…。



______

_________

_______________

「ただいまー」

誰も居ない家に挨拶をしながら入った僕は、リビングに鞄をその辺りに投げ捨てソファーに身を投げた。

僕は一人暮らしだ。

いや、本当の事を言うと両親は今海外に行っている。

自由人の2人は色んな世界を飛び立っていた。

別に嫌われているとかはなく、週に何回か連絡は来るし、たまに家にだって帰ってくる。

両親は僕に一緒に着いてくるかなんて、言っていたがそれを断ったのは僕。

流石に海外の高校を転々としたくないし、1人でも平気だった。

それを伝えると両親はすぐに納得もしてくれた。

まぁ…たまに母さんのご飯は食べたくなるけどね。

_____あれ?

ふと胸ポケットに手を当てると、あるはずの今日もらった生徒手帳が無かった。

ソファーから飛び起きて、あらゆるポケットや鞄の中を探すも一向に出てこない。


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