美都、自分の失敗を知る
美都です。なんかタイトルが妙に気になるんですけど。
「ほら。見てみ。」
ポプルが指差したのは、電話の近くのメモ。小林さんの住所とか書いたやつだね。
「まぁ、その紙は、今ここにありますけど?」
そういい、あたしはポプルに紙を差し出した。
「うん…ミント、あんた、そのメモ、めちゃめちゃ濃く書いただろ~」
あ、そ、そうかも…急いでたから……。
「あと、急いでたから、戸締り忘れてただろ~。 今鍵使わなかったよぉ〜。それから窓も開けっ放し。」
!!!!!!!!なんと!!!!!!!!
「分かってるなら早く行ってよぉ〜!」
「言いたかったけど、『うわっ』
とか『ぎゃ』とか言われるもんだから~」
ゔ……。
「ご、ごめん。で?あんたは、真相が分かってるんでしょ?教えて!」
今はとにかく、真相が知りたい!ポプルは、『家に来て。』だの『メモがー』だのいってるから知ってるんでしょー。
「……じゃあ、今言うものを持って来て。…電話の横のメモ。あんたのいらないメモ。小林さんの住所とか書いたメモ。鉛筆。ok?」
「ok!」
「じゃあ、もいちど、小林さんの家へーー!」
ポプルだよーん。みんなは、あたしみたいに、推理でけたー?
次回は、いよいよ真相だよー!必見!ですわーおっほっほっほ……(?)