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罰ゲーム  作者:
4/8

第4話 優衣のキモチ


   《藍沢 優衣》



私と悠斗は教室に向かっていた。



悠斗は美咲が好き。


そんなのは見ていればわかる。


でも、美咲は気づいていない。




教室に着くと一斉に皆がこっちを向いた。


「あれ?美咲さんは?」

「姫百合さんの姿がない…」

「優衣~美咲さんは?」

「おぃ、真神。姫百合さんはどこに…」



私が答えようとすると


「謎の少年Sに連れていかれました。」


と、悠斗が答えた。



美咲の言ったとおりに言ってるし…



「マジで?!何そいつ!ムカつくー」

「美咲さ~ん。無事ですかぁ」



皆の反応が…


面白すぎ。



美咲は人気者。


悠斗が好きになる気持ちもわかる。




私たちは適当に話を流しながら席を確認しに行った。



「俺、窓際後ろから二番目。優衣は?」


「えぇ…ッと……あ、悠斗の前だよ」


「マジで!ラッキー」



本当は美咲の近くが良かったんだろうな…



そんなことを考えながら美咲の席を確認した。


えっと…美咲は、


窓際一番後ろ。


「悠斗~。美咲、悠斗の後ろだよ~」


「マジで?!やった…じゃなくて、アイツ五月蠅い(うるさい)からイヤだな…」



照れてる…


かぁわいぃぃ


「ほんとは嬉しいくせにぃ」


「な…!べ…別に嬉しくなんか…」



喜んでることだし内緒にしておこう。


爽浪潤くん、彼も同じクラス。


そして、美咲の隣の席だったことは…。








優衣ちゃんいい子。

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