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プロローグ
…は?
目の前――そこには1人の男が倒れていて…俺はなぜ膝をついている…?と状況を整理しようとするが頭が考えるのを拒否する。
目の前には銃…
その銃を見た瞬間吐き気を催す。
吐き気を抑えながらさっきまで起きたこと思い出そうとする
記憶を振り絞って思い出した途端、さっきまで落ち着いてたのと真逆に焦りが出てきた。
「――なんだ…これ…!なんでこんな事件なんかに…!」
身体を動かそうとするが自分の意思では動かず姿勢が崩れる。
――逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい。
――助けてくれ、助けてくれ、助けてくれ、助けてくれ。
助けてくれ……
「また逃げるの…?」
声も出そうにも出ない体も動かない中、子供の声が聞こえた。
――それだけじゃない周りには暗くて見えないが色んな声が聞こえる。
「1人だけ逃げてずるい」
「抵抗をしようともしないなんて…」
その俺を脅かすような声の中に1つ…自分に勇気をくれるような言葉が聞こえる。
「――決して逃げないで立ち向かって……立ち向かった先に幸運は訪れる――」
それに続くかのようにたくさんの「頑張れ」や「立ち向かえ」などの声が聞こえる
「…そうだ俺がやらなきゃ…みんなを守らないと…この世界を守るために――」
そして俺は立ち上がり目の前の落ち着きながら、
銃を構える――




