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弾丸を放つ探偵  作者: 甘月党利
探偵社への入社編
1/1

プロローグ

 …は?


 目の前――そこには1人の男が倒れていて…俺はなぜ膝をついている…?と状況を整理しようとするが頭が考えるのを拒否する。

 目の前には銃…

 その銃を見た瞬間吐き気を催す。

 吐き気を抑えながらさっきまで起きたこと思い出そうとする

 記憶を振り絞って思い出した途端、さっきまで落ち着いてたのと真逆に焦りが出てきた。


「――なんだ…これ…!なんでこんな事件なんかに…!」


 身体を動かそうとするが自分の意思では動かず姿勢が崩れる。


 ――逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい。

 ――助けてくれ、助けてくれ、助けてくれ、助けてくれ。


  助けてくれ……


「また逃げるの…?」


 声も出そうにも出ない体も動かない中、子供の声が聞こえた。

 ――それだけじゃない周りには暗くて見えないが色んな声が聞こえる。


「1人だけ逃げてずるい」


「抵抗をしようともしないなんて…」


 その俺を脅かすような声の中に1つ…自分に勇気をくれるような言葉が聞こえる。


「――決して逃げないで立ち向かって……立ち向かった先に幸運は訪れる――」

 

 それに続くかのようにたくさんの「頑張れ」や「立ち向かえ」などの声が聞こえる


「…そうだ俺がやらなきゃ…みんなを守らないと…この世界を守るために――」


 そして俺は立ち上がり目の前の落ち着きながら、

 銃を構える――


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