表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サンガリオン  作者: 白野シャチ
二章 学園と勇者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/94

91話

 気付けばボス部屋にいた。

 青い松明が白い部屋を照らす。

 部屋の中央には、丸まって寝ている巨大な青いトカゲがいた。

 そのトカゲは、青白い炎を纏っている。


「ブルーサラマンダー? なんでここに? やばい。今のシリウスたちでは、負ける」


 立ち上がり武器を構えた瞬間、シリウスが俺の前に立つ。


「ルクス。俺たちがピンチになったら手を貸してくれ。」


 格上に挑戦したいという眼差しに俺は、負けた。


「わかりました。その時は、遠慮なく戦いますね。」

「ふん。皆。いくぞ」

「はい!」


 シリウスたちは、武器を構えブルーサラマンダーに挑む。

 シリウスたちの足音に気付き、ゆっくりと起き上がりシリウスたちを睨む。

 騎士たちは、睨まれた瞬間に足が竦ませる。

 ブルーサラマンダーは、武器を構えたシリウスたちをみて咆哮を上げる。

 強烈な咆哮に耳を塞ぎ動きが止まる。

 ブルーサラマンダーは、大きく口を開け青い炎の玉を作り出しシリウスたちに放つ。

 怯んでいた体を無理矢理に動かしてシャルル様は、シリウスたちの前にたちを盾で火の玉を上に受け流す。

 シャルル様の盾は、たった一撃で半分以上溶けて使い物にならなくなっていた。


「シャルル様。これを受け取ってください!」


 俺は、黒く丸い小盾をブーメランのようにシャルル様に向かって投げシャルルは、持っていた盾を投げ捨てて俺の盾を受け取った。

 羨ましかったのかモニカ様は、頬を膨らませた。


「シャルル。ずるいですよ。」

「え。モニカ、あとで頼みなさいよ。」

「わかりました。指輪を買ってもらいます?」


 モニカ様は、俺を見てそう言った。・・・あの目。怖い。指輪か。はぁ。買うしかなさそうな雰囲気だ。


「モニカ。シャルル。目の前の敵に集中しろ!」

「わ、わかりました。お、お兄様」

「すいません。」


 シリウスに怒られた二人は、シュンっと落ち込む。

 ロイドは、不意を突いて素早くブルーサラマンダーに近づいて剣で攻撃するも硬い鱗に弾かれる。


「硬い! やば」


 弾かれ態勢を崩したロイドは、ブルーサラマンダーの体当たりで吹き飛ばされる。

 すぐに立ち上がりロイドは、ブルーサラマンダーに立ち向かおうと走り出す。

 モニカ様は、杖を頭上に振り上げる。杖の上に魔法陣が描かれて氷の矢がゆっくりと成形し始める。

 ブルーサラマンダーは、ロイドにヘイトを向けロイドに火球を撃とうと口を大きく開けた。

 僅かなその隙にシリウスは、ブルーサラマンダーの顎を蹴り口を閉じさせ火球を噛み砕かせ口の中で破裂される。

 ブルーサラマンダーは、口から煙が上がりシリウスをギロっと睨み前足でシリウスを潰そうと振り上げた瞬間。振り上げた前足に氷の矢が命中し態勢を崩した


「今だ!」


 シリウスのその合図にモニカ様以外の3人で攻撃するがダメージが通らない。

 ブルーサラマンダーの尾の攻撃で3人は吹き飛ばされる。

 ブルーサラマンダーは、立ち上がり、前足を広げ威嚇する。哀れな弱者を見るように視線をシリウスたちに送る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ