表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サンガリオン  作者: 白野シャチ
二章 学園と勇者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/94

86話

 慌ただしく学園生活は、過ぎていく。

 ヴァイアが魔人になってから一カ月が過ぎた。

 ちっともクラスメイトたちは強くなっていなかった。

 俺が提案した『育成プログラム』は、シリウスとバルトに却下され本来のプログラム通りに進んで行った。

 俺、物足りず一人で宝具神殿に通い詰めていた。

 そんなある日、いつものように宝具神殿で鍛錬しようと学園から抜け出して宝具神殿に向かっていると俺のあとを数名がついてきていた。


「この足音は、クラスの人たちですか。・・・ちょっとイジワルをしましょうか。」


 俺は、指を地面に付けた前傾姿勢する。


「よい――どん!」


 見事なクラウチングスタートをしてストーカーたちを引き離し宝具神殿に向かった。後ろから「あ! 逃げた! 追いかけろ!」とシリウスらしき声が聞こえた。

 学園都市から10キロ離れた森の奥にある宝具神殿に着いた。

 後ろを振り返ると誰も居なかった。

 クラスメイトは、誰一人として付いては来れなかったらしい。

 3日連続でクラスメイトたちは、俺のあとをつけていた。

 付いてきてることに気づいたら全力疾走をして逃げ切る。

 そうしてうちにクラスメイトたちは、二週間で森までついて来れるようになっていた。

 物陰に隠れてクラスメイトたちの様子を伺うとシリウスが指示を行なっていた。

 足の速いロイドが俺を尾行して俺が向かうであろう場所を予測して次に足の速いリグに予測ポイントを話して皆に伝え、俺のあとについて来ているらしい。

 なるほど。じゃあ。今度は魔力を纏ってもー少し早く走るか。

 彼らも魔力の使い方を理解したのか、徐々に俺について来れるようになって来たが宝具神殿までは、ついて来れなかった。

 しばらくしても誰も来なかったので俺は、宝具神殿で鍛錬をして1時間後。宝具神殿から出るとシリウスとロイド、リグが待っていた。


「やぁ。三人とも来ていたのですね? ――では、頑張ってください」


 帰ろうとするとシリウスに腕を掴まれた。

 

「ルクス。ちょっと待て。」

「なんですか? 夕飯に遅れますよ。」

「お前。宝具神殿で何をしていた」

「あー。普通に鍛錬してましたよ?」


 シリウスは、じっーと俺を睨まれ、ため息をつかれた。呆れられたのか俺の腕を離してくれた。


「お前に何を言っても無駄な気がして来た。」

「え。まぁ。なんでもいいですけど俺は帰りますね」

「待て。俺たちもついていく」

「まぁーいいですけど。シリウスたちは、宝具神殿に行かなくて良いんですか?」

「こんな軽装でいくわけないだろ」


 行かないならここまで来た意味ないだろに。てか。シリウスたちをよく見るとボロボロだ。何があったんだろうか。

 ここら辺の獣、弱いし木の根に足を取られて転んだのかなぁ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ