48話
俺も出撃しようとテントを出ると尋常ならない空気を纏った衛兵が駆け込んでくる。
「ルクス様!ゴブリンジェネラルが3体!出現しました!!、ご指示を!!」
「今すぐ案内しろ!!俺も出る!!」
最悪の状況だ。
城壁の外は、地獄だった。
ゴブリン死体で堀を乗り越えゴブリンたちは、衛兵、冒険者と戦っていた。
トラップは、ほとんどが壊されていた。
ゴブリンたちは、同胞を盾にしてトラップを潜り抜け城壁へと攻めてようとしていた。
「このままじゃ・・・リアさんは、ここで防衛を。俺はアイツらを倒してくる。」
「了解しました?」
抜刀し最前戦へと駆け抜ける。
共にいた衛兵は、一瞬で最前戦へと駆け抜けた俺に驚いていた。
「速いですね。・・・さてここの防衛をしますか。・・・そこの衛兵さん。控えの冒険者チームも出撃させてください。」
「りょ、了解しました。」
衛兵は、急いで冒険者たちを呼びに城壁内へと戻っていた。
リアは、瞼をゆっくりと閉じてまた開く。短剣を逆手に持つ。
俺が最前戦に出たことにびっくりしたのか「ルクス様!」と周囲の冒険者たちは、思わず言ってしまったのだろう。
冒険者たちに襲い掛かろうとするゴブリンたちを目指し駆け抜けると同時に薙ぎ払う。
堀を飛び越えゴブリンたちを睨みつけゴブリンジェネラルを探す。10メートル先に「ギィギィ」と鳴きながら俺を指差す指揮官らしいゴブリンを見つけ奴の首を落とす。
一瞬してゴブリンたちは、俺を脅威と感じ俺に一斉に襲い掛かろうとする。刀を亜空間収納に仕舞い、2メートルぐらいの巨大な大剣、グレートソードを取り出し、その場で回転斬りをしてゴブリンたちを蹴散らす。
その瞬間、「わぁー!」っと歓声が上がる。「ルクス様に俺たちも負けてられねぇぞ。いくぞ、お前ら!」と冒険者たちを束ねる熱血そうな冒険者は、喝を入れ堀を飛び越えゴブリンたちを倒していく。
俺は。大剣を担ぎ標的のゴブリンたちの位置を把握する。
「ゴブリンジェネラルは、どこ行った。」
黒いフルプレートアーマーに身を包んだゴブリンジェネラルが俺の前に立ち塞がる。
ゴブリンジェネラルは、ハルバードを構え「ギィギィ」と鳴くとゴブリンたちは俺を囲む。




