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サンガリオン  作者: 白野シャチ
一章 疫病と強欲の王

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25話

 アデルの案内のもと新人冒険者たちは、教習室へと向かっていた。

 その道中。背後から視線を感じチラッと振り向くと全く持ってみをおぼえな俺より2歳ほど上そうな茶髪短髪のヤンチャそうな男子が俺を睨んでいた。

 その隣に同い年そうな茶髪のボブカットの大人そうな女子は、ヤンチャそうな男子に「やめなよ」と小声で言っているが聞く耳を持たないヤンチャそうな男子。

 その男子が気になった俺は、アデルに小声でその男子に事を聞いた。

 アデルは後ろをチラッと見て微笑む。


「アイツは、レオ。アイツの隣にいるのがアリス。アイツの妹だ。」

「いや、なんで僕睨みつけられてるですか」

「それなら簡単だな。アイツは俺の弟子になりたがっていたのに俺がルクスに弟子にならないかと誘ったからだな。それで敵対しているのだろうな」


 元凶。アデルかよ。


「僕を弟子にしようとしないで彼を弟子にしてくださいよ」

「それは無理だな。俺の弟子になるということは、将来的には、ギルドマスターになるかもしれないからな」


 ん?。まさか。こいつ。俺をギルドマスターにさせようとしてた。まさかね。アルスの跡も継がないといけないわけだし。流石にね。

 あり得ない事を考えているとアデルが止まる。


「ついたぞ!」


 教習室へと、俺たちは入り講習が始まった。2時間ぐらいの講習で内容は一般教養と冒険者の責務、法律についてだった。

 講習を受けてる最中もレオは、絶妙にイラつく殺気混じりの視線を俺に送っていた。正直。鬱陶しかった。

 講習が終わり席を立とうとした時。嫌な気配を背後から感じる。


「おい。仮面野郎!」


 男子の声がした方へ顔を向けるとそこには、怒っているレオと呆れた顔をしているアリス、何故か偉そうにしている3名の取り巻きたちがいた。関わりたくなかったので無視して席を立ち帰ろうと腕を掴まれた。


「何か用ですか?。僕は忙しいので早く帰らせてもらってもいいですか?」


 振り払い教習室の出口に向かおうとする。

 

「おい。逃げるのか?。弱虫め!」


 レオは挑発してくる。面倒だな。その挑発に乗らなければあとで悪い噂が立つか。乗ったら乗ったで時間に遅れるし。よし。無視しよう。


「おい!待てよ!テメェら!アイツの進路を塞げ!」


 レオの命令に従う新人冒険者のせいで出口が塞がれた。


「はぁ。何ですか?」

「オレと決闘しやがれ!」


 こいつ。何言ってんだ?。はぁ。面倒くさいな。やらないと解放してくれなさそうだなぁ。


「ハァ、やりますよ。アデルさん。訓練所借りてもよろしいですか?」

 

 決闘を面白がって笑っているアデルは、グッジョブとリアクションする。

 

「いいぜ。オレが立ち会ってやるよ」


 レオたちは目を輝かせていた。

 俺たちは訓練所へと向かった。

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