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サンガリオン  作者: 白野シャチ
一章 疫病と強欲の王

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22話

 家に帰ると妹のリリィが出迎えてくれた、


「お兄様。おかえりなさい!!」


 子犬のように駆け寄ってくるリリィは、今日もテンション高めだ。後ろに控えているリアを睨みつけるリリィに対抗してリアも睨み返す。

 2人の間には、火花が走っているように見えるのは気のせいだと思いたい。


「ただいま」

「お兄様?今日こそは魔力操作を教えてください!」

「んー。まだダメかなぁ。」


 そう言うと風船のように頬を膨らませ不満を訴えてくる。リアが俺の前に出てくる。

 

「リリィ様。それよりもお勉強は、終わったのですか」


 リアにそう言わせたリリィは、目を逸らす。終わっていないようだ。確かに俺も勉強は、嫌いだな。よくサボっていたっけなぁ。やはり兄妹は、似るモノだな。


「お、終わりましたよ?」


 リリィは、嘘をつく。1人のメイドがこっちに走ってくる。その事に気づいたリリィは俺の後ろに隠れそのメイドをやり過ごそうとしていた。


「ハァハァ。おかえりなさいませ。ルクス様。リリィ様をこちらに渡していただけませんでしょか?」

「良いですよ。ほら、リリィ。勉強してきなさい」


 俺にしがみつくリリィは、瞳を潤ませて上目遣いで行きたくありませんと目で訴えてくるが俺は容赦なくメイドに突き出す。


「お兄様!後生ですから!勉強したくないのです!」

「ダメだぞ。ちゃんと勉強しなさい」


 泣いているリリィをメイド連れていく。リアは、勉強していなかった俺を貴方が言いますかっと見つめてくる。


「なんですか。リアさん」

「いえ、なんでもありません。早く旦那様の元へ行かれたら如何ですか?」


 あ、そうだった。アデルと約束があったんだ。早く行かないとな。それにしても提案した計画が順調に行くとはなぁ。

 

「そうですね。お父様の所へ行きますか。」

「はい。」

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