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サンガリオン  作者: 白野シャチ
一章 疫病と強欲の王

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20/48

20話

 攻防戦は、続きが勝ち筋が見えない。

 アデルは、息を切らしている様子もない。至って余裕そうだ。対して俺は、肩で息をしていた。さてどうするか。一撃を当てれば勝てるというのに。


「どうした?。もー限界か」

「まだまだですよ!!」


 こっちは余裕だぞという顔をする。ムカつく。魔力を拳に集めアデルとの距離を詰めアデルの顔面を殴るが余裕そうに俺の拳を掴む。


「ほぅ。これは痛いな。」

「・・・このやろう。」


 掴まれた拳を軸にして脇腹を狙って回り蹴りをするがこれも止められ掴まれた足を利用して投げ飛ばされる。

 着地に失敗しアデルがゆっくりと歩いてくる。急いで立ち上がるも目の前には、アデルの拳が鼻先で寸止めされていた。

 ・・・負けか。


「降参します。負けました!」


 俺は両手を上げる。アデルとリアは、ムッとした表情をする。


「降参によりギルマス、アデルの勝利となります。」


 おーっと歓声が上がる。「惜しかったぞ」、「次は勝てるぞ!」など励ます声の中に「ギルマスが負けるはずねえだよ」、「調子乗ってんじゃねえよガキがよ!」と罵声も飛び交っていた。


「いい勝負だったよ、ボウズ」


 アデルは倒れている俺に手を伸ばす。負けて悔しかったが楽しかった。


「ありがとうございます」


 俺はアデルの手を取りアデルに立たせてもらった。


「期待していてくれ。ボウズは、Cランクに飛び級、間違いないだろ。」


 え?。Cランク?。早くない?。ランク上げる楽しみはどこに行ったの?と思いながら苦笑いをする。


「あ、ありがとうございます?」

「あんまり嬉しそうじゃないな」

「嬉しいですよ」


 俺は、そっぽを向いてそう答えた。アデルは終始、嬉しそうだった。

 ギルド職員が近づき銀色のカードをアデルに渡す。そのカード確認してギルド職員に返す。あのカードは、なんだろか。

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