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献辞/本作品の趣旨

初めまして。この作品は最後まで書くと決めているので、時間がかかるかもしれませんが、物語の終幕まで読者の皆様とご一緒できますと嬉しい限りです。

 私をブルースという音楽へ迎え入れてくれたブラインド・ブレイクに捧ぐ。


 そして、ブルースを歌い継いできた全ての名もなき黒人奴隷たち、そしてブルースを大成させ、発展させてきた全てのブルースマン達に最大の敬意と感謝の念を込めて。



2025年10月




 この作品、「EAST SiDE SOUL」はアメリカの黒人音楽の源流の一つ、ブルースに着目した作品です。ジャンルとしては現代ファンタジー要素を散りばめたバンドものになる予定です。この作品では読者の皆様にブルースの中でも、日本では日陰者となりつつあるブルース・ハーモニカの魅力を知っていただきたいです。

 しかし、2025年現在、日本のブルース・ハーモニカは紛い物で溢れています。日本のブルース・ハーモニカの開祖的存在の方が、本来フォーク・ミュージックで主に使われるパッカーという吹き方でハーモニカを吹いていました。パッカーとは口をすぼめてハーモニカを吹く技術のことを指します。しかし、伝統的なブルース・ハーモニカはタング・ブロックといい、舌で隣の穴を塞いで吹く技術で吹かれます。一言で言うと、日本のブルース・ハーモニカは全くブルースではないのです。

 現在の日本のトップ・プレイヤーの方も多くがパッカーを基礎として、そこにタング・ブロックを加える程度に留まっています。これはアメリカの南部から始まり、シカゴで花開いたブルース・ハーモニカとは全くの別物です。吹き方一つで何が変わるのかと言うと、音の深みと技術の幅です。

 よって、私の作品からブルース・ハーモニカを知る読者の方には紛い物ではなく、リアルなブルース・ハーモニカを、もっと求めるならばリアルなブルースに親しんで頂きたいです。最初はその無骨さと親しみのないリズムに驚くかもしれませんが、ブルースの深みに一度ハマると抜け出せない、それ程に魅力的な世界が広がっています。そこで、ここでは主にハーモニカを中心に、幾つかのリアルなブルースをアルバム単位でご紹介させてください。

 ここでは大まかな区別として、第二次世界大戦以前の戦前ブルースと、戦後のエレキ中心の現代的なモダン・ブルースに分けて紹介させてください。各種ストリーミングサービスでも聴けるので是非、読書のBGMなどでもいいので、音楽の探究の為にも、本作品の理解を深かめる為にも、お聴きいただけると嬉しい限りです。



<戦前ブルース>:古い音源なので雑音もあり、玄人向けのブルースが多いが、弾き語りの音楽に馴染みがあるならおすすめ。


・ブラインド・ブレイク:「The Best of Blind Blake」Shanachie Entertainment


・ブラインド・ウィリー・マクテル:「The Best of Blind Willie Mctell」Shanachie Entertainment


・チャーリー・パットン:「The Best of Charley Patton」Shanachie Entertainment


・ロバート・ジョンソン:「King of The Delta Blues Singers」Sony Music Entertainment


・様々なアーティスト:「Harmonica Blues」Shanachie Entertainment




<モダン・ブルース>様々な音楽からの影響もあり、ロックやR&Bに馴染みのある人におすすめ。


・T・ボーン・ウォーカー:「SUPER BLACK BLUES」Ace Records


・ロニー・ジョンソン:「Blues & Ballads 」Craft Records


・エルモア・ジェイムズ:「Shake Your Money Maker : The Best of the Fire Sessions (1960〜1961)」Buddha Records


・マディー・ウォーターズ:「The Best of Must Waters」Geffen Records


・ジミー・ロジャーズ:「Chicago Bound」Geffen Records


・ハウリン・ウルフ:「Moanin' In The Moonlight」「Howlin' Wolf」Geffen Records


・サニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡ:「Keep It To Ourselves」Storyville Records


・ビッグ・ウォルター・ホートン:「Can't Keep Lovin' You」BLIND PIG RECORDS


・ジュニア・ウェルズ:「Hoodoo Man Blues」Delmark Records


・リトル・ウォルター:「The Best of Little Walter」Geffen Records


・マジック・サム:「West Side Soul」Delmark Records

読んでいただきありがとうございます。毎日最低で一話は投稿していますが、時間は不定期となります。


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